2023年9月に休暇をとってAさんと二人でエジプト旅行に行ってきたんですが、私たちはこの旅行で二人揃ってビフォーエジプト(B.E.)からアフターエジプト(A.E.)へと歴史的バージョンアップをしてしまいました。というのはちょっと大袈裟ですけれども、それくらい衝撃的な旅行になったということです。上の写真はギザのピラミッドが綺麗に見える丘から撮ったものです。パノラミックポイント、といえばほとんどのガイドさんがここに連れて行ってくれると思います。ここの近くにはNine Pyramids Loungeというレストラン・バーラウンジがあって予約をとっていけばこの景色を見ながら食事や飲み物を楽しめるということでした。私たちは行きませんでしたが、エジプトのお食事はどこに行っても全体的に普通に楽しめたし、特にAさんは好みのタイプの食べ物がたくさんあったしということで今度行くことがあれば行ってみたいと思いました。
Continue reading “「エジプト前」から「エジプト後」へ”私の平日のローマ
日本は連休中ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。私は5月半ばまで出張がないので久しぶりにゆっくりとローマを堪能しています。以前にも書きましたが、イタリアといえばピッツァ、時々平日の夜に同僚や友人と一緒に食べに行くことがあります。先週の木曜日は職場の近くのNuma al Circoというところでプロヴァンスに住むフランス人の友人、カメルーン人の同僚、インド人のコンサルタント、ベニン人のインターンの人と5人でハッピーアワーでピッツァをいただきました。そしてその前の週には日本人の友人のOさんとEmmaというピッツェリアに行きました。実はOさんと私はここには二人で結構通ってしまっているんですね。先週はアンチョビがのったブッファラ(水牛モッツァレラ)マルゲリータをいただきましたが、写真は結構前の写真で冷製ブッファラのマルゲリータを頼んだ時のものですね。シンプルにマルゲリータ&ブッファラピッツァも美味しいです。写真の時にOさんが頼んだのはホワイトピッツァ(ピッツァビアンカ)にプロシュート(生ハム)のようですね。ちなみに前も書いたかもしれませんが、イタリア人にとってピッツァのお供の飲み物は基本的にはビールかコカコーラです。ワインを飲んでもいいんでしょうけれど、そんな人がグループにいると私のイタリア人の友人はほぼ全員「え、ワイン?」と怪訝な顔をします。イタリア人はこういった細かい食のルールにまあまあうるさくて時々笑えます。
Continue reading “私の平日のローマ”富士山の火口を覗く
私と夫のAさんは割と長いこと富士山に登りたいと思っていたんですが、中長期的な体力作りや、私の一時帰国とAさんの休暇の擦り合わせや、山小屋の予約状況や、天候などの色々な要素がピッタリくることが必要で、2019年にも登ろうとしたんですが雷雨に見舞われてしまって、その後コロナがきて、やっと機会が巡ってきたのが昨年2023年の7月でした。上の写真は富士山の火口です。すでに登頂の喜びは噛み締めた後ではあったんですが、これが見えた時は「富士山の火口!」と興奮したのを覚えています。富士山の頂上のこのお鉢巡りの景色って、ほぼSFの世界です。火星とかそういうところに到着した気分。「火星っぽいよね!」と大騒ぎしたものの、もちろんそんなところには行ったことがないです。
Continue reading “富士山の火口を覗く”イパネマのおばさん
割と前のことになりますが、2023年の6月にブラジルに出張に行ってきた時のことを書き留めたくて書いています。この時はまずはサンパウロの近くのカンピナスとという街で会議に参加したあと、私が今の職場に勤めてすぐくらいの時からもう18年以上も一緒に仕事をしているブラジル人のMがリオデジャネイロでの仕事に招待してくれて、一度の出張でサンパウロにもリオにも行けてしまうという2度美味しいみたいな経験をさせてもらえました。仕事をするには明らかにサンパウロの方がやりやすいし、治安も格段にマシなんですけど、リオはやっぱりブラジルらしくていいなとすごく思いました。上の写真はイパネマビーチなんですけど朝陽が出たらみんなこの辺りをランニングしたりしていて安全と聞いたので毎朝のように散歩に行きました。イパネマビーチといえばボサノバの名曲「イパネマの娘」ですけど、困ったことに私がビーチに出るたびに私の脳がノンストップリピートで頭の中で♪Tall and tan, and young and lovely, the girl from Ipanema♪と曲を勝手に流すのでこの後これを脳内から打ち消すのに3週間以上かかりました。
Continue reading “イパネマのおばさん”15年目のイタリアンクッキング
私は2006年の1月31日からイタリアに住み始め、途中2017年から2020年まで丸4年のバンコク生活を除くと、今年の2月1日でそんなイタリア生活も15年目を迎えたことになるんですね。そんなイタリアで私もいろいろなところへ行き、興味深い人々に出会い、別れ、といろいろな経験をしてきたわけですけれど、なんとイタリア料理教室には行ったことが無かったのです(大袈裟)。バンコクではかなり熱心に通ったというのに。それで今年の3月、職場の同僚の皆さんと仕事上のチームワークを良くするための活動の一環としてクッキングクラスに参加することにしました。ピザを作るコースとパスタを作るコースとあったのですが、私はパスタコースに参加してみました。一緒に参加したのはアメリカ人3名、ポルトガル人1名、インド人1名、私(日本人)1名の6人のグループ。
Continue reading “15年目のイタリアンクッキング”