ローマ郊外・車に関する覚え書き

[mixiより一部転載] 写真は本文にはそこまで関係ないのですが、ローマ郊外の小さな町です。ひとけがないのは日曜日の午前中だったからで、特に人が少ない町という感じではなかったですね。この日はたしか、古い城跡を見たりピアッツァにあるバールでグラニータ・ディ・カフェ・コン・パンナをいただいたりしてずっとぼーっとしていた気がします。

ところで、私もイタリアで車を買って乗っているわけですが、自分でも様々な手続きは、わりとあっさり出来たなと思ったのですが、それは実は友達や職場の人が助けてくれたからであって、実は結構面倒だったなと思います。アメリカでもいろいろと日本と違うことが多くて大変だったけれどイタリアもなかなかでした。

まずは免許。これは私は実は外交官でもないくせにインチキ外交感特権的なものが使えるので(治外法権で働いているから?)職場から署名付き裏書きをもらえば自前の免許(私は日本のとアメリカのと2つ持ってる)と一緒に携帯することによってイタリアの免許を取得する必要はとくにありませんでした。

そして保険。車を買ってすぐは、ちょっと一時的な保険に入っていたのですが、この際、と思って私の保険利用状況(10年間一度もクレームしてない)をアメリカの前の保険会社からファックスしてもらって、それでディスカウントをもらって1年分の保険料を払っちゃうことに。これからはとくに私が申請しない限り自動更新してくれて、請求書を送ってもらう、という手続きにしておきました。いつExpireするかなど、とてもとても私は管理できる自信がないので。


そしてエミッションテスト。イタリアでは毎年、どれだけ「エコロジカル」な車にのっているかという検査をされて、それによって税金が変わったりするらしいのでこのテストは必ず受けなければいけないみたいです。私のはエウロ3というカテゴリーであることが判明。 そこまで環境を汚していないけれど、そんなに優等生というわけでもないカテゴリー。

そしてリビジョンと呼ばれる車検のようなシステムはは2007年にするように、となっています。 そしてプロパティ(とアメリカでは言ってましたが、ここではなぜかみんな英語ではブックといいます。イタリア語でLibroというのかもしれません、このあたり調べてません)もFAOのマルチサービスのオフィスでちゃんとやってもらって(でも2ヶ月かかった)今はしっかり手にできたし、これに関してはしばらく安心です。

それから職場のパーキングパーミット。これはあっさり、ビルディングパスのオフィスにいって申請したらその日のうちにできました。青い四角いそのパーミットがあれが朝の6時半くらいから夜は11時まで職場に駐車できるらしいです。職場は中心地のちかく(メトロにもちかい)にあるからなにかと便利かもしれません。それから職場のコミッサリーで買うペトロールクーポンを得るための手続き。これは私のIDカードに情報が盛り込まれるらしいので時間がかかるということで、これには確か1週間くらいかかったかも。そして3ヶ月毎にクーポンが買えます。税金抜きの価格なのでほぼ半額です。会社はエッソとアジップで、ローマではいたるところにどちらもあるので便利です。職場に近いのはエッソ。私のアパートの近くはアジップ。そしてエッソのオイルクーポンも月々少し買えて、安いのでうれしいです。

そしてこれは本当にどうでもいいことだけどウィンドウ用のウォッシャーフルイドの出が悪かったのでその修理っていうか詰まったもの(多分カルシウム)をとってもらって(無料)ついでに洗車しました。緑色の車なので水垢が目立つので洗車はマメにしないといけないかもしれません。

そして大事なのが 盗難防止のブロックの設定です。番号を覚えたり設定したりして結構面倒だったのですが、家ではガレージだし職場ではちゃんとした駐車場なので安心とはいえ、食事に行くときなどはどうしても路上駐車しなければいけないので、やっぱり不安なのでちゃんとしておきたかったのです。

そしてそのガレージ。アパートのあるブロックの隣にあるガレージで借りました。これは友達に口をきいてもらわないと借りれなかったかもしれません。しかも職場の人に聞いていた相場の3分の1の値段で、フレンドリーな人々が管理しています。てくてく歩いていくと、顔をみただけで私の車をさーっと車を出してくれるのも嬉しいです。10ユーロ出すと車の中も外もすごくキレイに掃除してくれます。

まあこんなところですね。あと1回ずつくらいはこの作業をイタリアでやらなければいけないかもしれないので書き留めておきました。

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