しばらくは日本から

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私のソーシャルメディアをフォローしてくださっている方はなんとなくご存知かと思いますが、4年間のバンコク駐在を終えて、次の異動まで日本でちょっとだけ過ごすことになって、先日晴れて日本に帰国いたしました。タイの感染症対策が良いおかげで、成田では検査もなければ検疫の厳しいものもなく、基本的には2週間の自主隔離で良い、ということになっています。今のところ体調に変化もなく、迎えにきてくれた夫のAさんも元気です。写真はお別れの時にたくさんたくさんいただいた花束のうちの一つです。タイで出会った皆様本当によくしていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。しばらく会えない人もいっぱいいると思うと寂しいのですが、ちょっと大袈裟ですがこれからまた私の人生のページをめくって、新しいチャプターが始まると思うとワクワクする気持ちもあります。

成田空港での状況としては、上記のようにタイから到着の便の乗客のチェックは厳しくないはずなのに、着陸してから出口まで、大体1時間40分くらいかかりました。検疫、健康センターでほかの便との兼ね合いから結構待たされるわけです。バンコクで出発の時に厚労省のオンラインアンケートを記入し、滞在国や健康状態、乗り継ぎの有無、自主隔離の場所や空港からの移動手段などを書き込んだ後、QRコードをスクリーンショットしてから飛行機に乗り込む形になるので、わりときちんとしているな、という印象だったんですね。でも到着してみると、これに加えて、健康カードという一枚の紙にまた同じような情報を書き込むことになり、ちょっとその2度手間な意味にキョトンとなりました。まぁ外国の方もいるのでいろんな形で情報を集めているということなのでしょう。こういうことはカスタマーサービスではないので仕方がないし、誰も別にイライラしたりしていないのでゆったりと待つことは可能なのですが、1時間ほど特に何の説明もなく放置され(ているように感じ)るのは結構厳しいなと思いました。でも荷物のターンテーブルの階に到着してみると、全ての荷物が整然と並べてあって、そういうところは特に日本らしく、丁寧で素敵だと思いました。私の荷物には全てビニールカバーがつけてあって、傷も汚れも全然なく、とても嬉しかったです。日本航空の皆様、ありがとうございました。最後に税関検査を終えて、出口を出ると急に自由なので、これはうっかりする人は普通に電車とかバスとか乗っちゃうんじゃないかと思ってしまいます。私はそこから迎えにきてくれたAさんの運転で家に帰り、そのまま自主隔離に突入しています。

日本は到着した時に小雨が降っていた上に、7度という低い気温だったので、バンコクから来た身としては寒さをかなり厳しく感じたのですが、これにもきっとすぐ慣れるでしょう。バンコクでは実はかなり冬が恋しい気持ちになっていました。毎日暑いのも結構大変なのです。洋服があまりいらないという気楽さはありますが、暑すぎるのにこれ以上脱げない、という限界感が冬と違うなと思います。あと私だけかもしれませんが、暑いと、なんとなく気が緩んでだらっとしてしまいがちになります。

ところでせっかくタイでの暮らしにも区切りをつけたことだし、これから短い時間ですがしばらくは日本からの発信ということで、ブログのトップページの写真も日本ぽいものに総替えしてみました。もしよかったらリロードしてみて色々みてみてください。全部で20枚くらいあると思います。昔の写真なんかもあったりして私自身も懐かしい気持ちで選びました。日本の冬を十分楽しみたいと思います。

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