富士山の火口を覗く

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私と夫のAさんは割と長いこと富士山に登りたいと思っていたんですが、中長期的な体力作りや、私の一時帰国とAさんの休暇の擦り合わせや、山小屋の予約状況や、天候などの色々な要素がピッタリくることが必要で、2019年にも登ろうとしたんですが雷雨に見舞われてしまって、その後コロナがきて、やっと機会が巡ってきたのが昨年2023年の7月でした。上の写真は富士山の火口です。すでに登頂の喜びは噛み締めた後ではあったんですが、これが見えた時は「富士山の火口!」と興奮したのを覚えています。富士山の頂上のこのお鉢巡りの景色って、ほぼSFの世界です。火星とかそういうところに到着した気分。「火星っぽいよね!」と大騒ぎしたものの、もちろんそんなところには行ったことがないです。

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5年ぶりの雪と裏磐梯

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バンコク駐在の間(4年以上)、雪を見ることが一度もなく、急にどうしても雪が見たくなってしまって、年末に日本に帰国する予定を立てるときに、Aさんに近場で確実に雪を見るとしたらどこ?と聞いたら、豪雪地域で立ち往生の可能性をなるべく防ぐとしたら、日本海側を避けたほうがいいので裏磐梯なんていいんじゃない?というので予約をして、12月末に2泊3日で行ってきました。

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イタリアでもラグビーに熱中

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私のラグビー好きは今に始まった事ではなく(ここでもここでも明らか)、いつも良いプレイを探してオンライン上の動画で楽しんでいます。イタリアでもラグビーは少なくとも野球やバスケットボールよりはずっと盛んなのでテレビでもやることが多く、本当に嬉しいです。そして9月の末にラグビーの人気がローマよりもずっとあるイタリア北部のパルマに行った時に、同じくラグビーの好きなアルゼンチン人の友人と一緒にローカルのパルマのチームと南アフリカのチームの試合があったので観戦に行ってきました。

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マルモレの滝

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滝の話をする前に失礼しますが、今日(日曜日)は、私が2019年のウィンブルドンからひたすらストーカーのように3年間しつこく応援し続けている、私の中でも稀に見るタイプのイケメン(イタリア人なのに、と思ってしまうほどです、失礼)で2メートル近い高身長(イタリア人なのに、と思ってしまいます、これまた失礼)なテニスプレイヤーであるマテオ・ベレッティーニ選手がついにグランドスラム(しかもウィンブルドン)で決勝を戦う日です。マテオは意外に写真写りがそんなに良い方ではなく、オンラインで検索するとイマイチ魅力を100%伝えきれない写真が出てきてしまうので、こちらに婚約者と写っている一番ナチュラルな写真をリンクしておきました(美男美女)。あと2時間くらいで試合が始まるんですが、ランキングがまだトップにならないくらいの時から私がサインまでもらって応援してきたノール(ノヴァク・ジョコヴィッチ、こちらは皆様の好き嫌いが分かれるタイプのプレイヤーですね)がお相手。もちろんノールは世界ナンバーワンの選手であるので、世間ではノールの優勝、という予想が濃いんですがマテオにとって年齢差は10歳です。いやぁ是非是非初優勝若手が頑張って欲しいですよね。

しかもテニス界は今、イタリア人が熱いんです。マテオの他にもシナー選手、ムゼッティ選手、フォニーニ選手などトップにたくさんいます。マテオがイケメンという話をしてしまったのでついでに書きますが、ロレンツォ・ムゼッティも多分一般的には非常にイケメンさんです。マテオとは全然違うタイプなのでロレンツォの方は私にはそのイケメン度が伝わってこないんですがきっとファンも多いと思われます。試合はロンドンの午後2時。そしてロンドンといえば、EURO2020が延期されて今年行われているんですが、なんとなんとイタリアが決勝に残ってしまったんですね。しかもロンドンでの試合でイングランドとの対戦!2006年にW杯で優勝して以来低迷していたイタリアサッカー界はもう、これ以上盛り上がれないくらい盛り上がっています。コロナで鬱屈としていたこの社会の雰囲気を、ここで優勝することでイタリアを盛り上げていただきたい。それが夜の9時(イタリア時間)のキックオフ。みなさん今日はテレビやバールやレストランでマキシスクリーンに釘付けのはず。イギリスでは月曜の小学校の遅刻を容認する校長先生まで現れたそうです。

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トップスピンを綺麗にかけたい

昨日は週に1度のテニスレッスンだったんですが、上のチャートをご覧ください。左が今年2月のもので、右が昨日のデータです。ちなみにSwingVisionというAppをAppleWatchと連携させて使っています。基本的にはやっぱりフォアハンドの方が楽ということでレッスンでは回り込んで打ってしまうこともあってバックハンドのディストリビューションが少ないのは反省点ではありますが、私が最近嬉しいのは明らかにトップスピンの頻度というか、トップスピンを打って、このAppにトップスピンであることをちゃんと認定されている状況がきちんと増えていること。私の場合、テニスは本当に「下手の横好き」を地でいっているので、好きな割に全然上達しないんですが、昨日コーチに「ストローク、スピン綺麗に深くかかってます!」って言っていただいて5歳児のように照れながら歓喜しました。でもそれから短めのショットをアプローチしながら前に出て行ってボレーをしようとすると、べちっと言う音がするようなボレーしか打てなくて情けないんですけどね。

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