近々理由も書こうと思っていますが、これからしばらく日本にいることになりそうなので、様々な事務手続きに追われています。携帯も、今までのプリペイド携帯だとちょっと不便だし、最終的に割高になってしまうと思ったので、新しい携帯を契約しに近くのモールに行ってきました。新しいiPhone 5が9月あたりに出るという話だったので、今iPhoneを買うと後悔するかもと思いながらも、とりあえずモールの中に入っている電器屋さんの携帯コーナーでソフトバンクに寄ってみると、真っ白なiPad 2が。4月28日に行ってしまったのでなんと発売日だったんです。しかも普通に「在庫たくさんありますよ」とにっこりされてしまいました。確かにiPad 2も欲しいですが、ここは我慢して、iPhoneは?と聞くと、「今日は白の発売日ですよ、在庫もあります」とあまりにすんなりと、またもやにこやかに言われてしまったので勢いで契約してしまいました。まっしろiPhone。友達がくれたウォールペーパーを早速セットしてみました。写真はさっき撮ったばかりの撮りたてホヤホヤです。
それにしてもiPhoneのアクセサリーってすごくたくさんあるんですね。とりあえず液晶保護シートをと思って、最初に買ったシートは最初に裏の一枚をぴりっと剥がした瞬間から周囲にある埃をあっという間に吸い寄せて、埃吸い寄せシートかと思うくらいダメダメでした。次に買ったのは隙間もなく埃も入らずすんなりと貼れたし、裏表用だったので両側キレイに貼れて満足です。そしてよく携帯を落とす私としては衝撃防止的なソフトケースを買いたいなと思って専用売り場に行ってみてかなりげんなりしました。だって壁一面iPhone用のケース。いったい日本中で(そして世界中で)何人の人がiPhoneを使っているんでしょうか。しかもたくさんの人が選んでいるのでゆっくり見ることもできず、Aさんとふたりで顔を見合わせ、一番端っこのほうにあった透明で、裏が格子模様(?)になっているソフトケースを手に取って、とりあえずこれで「落としたとき対策」ということにしよう、と早々に退散しました。ケースで良いのを知っている方はぜひ教えてください。
今までiPod Touchで使っていたアプリをそのまま移行して今はそれで満足です。いろいろ悩んだ末、ナンバーポータビリティは使わずに新しい携帯の番号にしたので、日本にいる私のお友達のみなさま、ぜひ連絡ください。番号と携帯のアドレスをお知らせします。
小雨の日本
感謝祭の休暇に合わせて日本に帰ってきました。JALのローマ東京直行便は経営不振でとうの昔に撤退してしまったし、今回の大震災の影響で(というより原発問題の影響で)アリタリアはChickened outして東京行きを大阪行きに変更してしまったしということで、ローマから直行便がなくなってしまった今は、乗り継ぎをする以外なく、今回はパリ経由で帰って参りました。
フライト中はよく眠れたし、あっという間に日本に到着しました。到着ゲートに迎えにきてくれていたAさんの運転でつくばに帰って、ひさしぶりにのんびりとした土曜日の午後を過ごすことができました。小雨が降っていましたが、ローマでひとり心細く過ごす週末よりずっと良くて日頃のストレス(?)があっという間にどこかにいってしまうのが自分でもよくわかりました。
日本にいる間は家族のみなさん、お友達の皆さんぜひ連絡くださいね。しばらくゆっくりします。
ふたごのチューリップ
またチューリップですが、私のバルコニーが今すごいことになっていてチューリップが咲き乱れています。これはひとつの球根から2つ花が咲いたもの。すごくかわいいです。手前にちらりと見えている深い紫色のも、朝日に当たってすごくきれいでうっとりします。毎朝癒されてます。
さて先々週行った会議の成果である書類をFAOとWHOの刊行物として出版できる雰囲気になってきました。いま技術編集してもらっているところなんですが、長い長い執筆プロセスと試行錯誤を経て、図なども作ったので、それをグラフィックデザインしてもらうところまできてちょっとホッとしています。タイトルは多分、FAOとWHOの食品安全緊急時のリスク分析の適用ガイド、というような感じになると思います。いやぁこうやって日本語にすると固いですね。英語だともっと柔らかな感じがするんですけど、まぁ感じがするだけかもしれません。
最近ローマは急に夏がやってきたとしかおもえない毎日で、早速地中海性気候丸出しです。週末にはテルメにいって水着で日光浴とぬるい温泉を交互に楽しむという贅沢きわまりないことをやって、さらに日曜日の午前中にビーチにでかけたら早速ビキニの人で大にぎわいでした。さすがローマ人。
今週末から中東とボルトガルへの出張です。プレゼンの準備もしなきゃいけないのに、どうして1日は24時間しかないのでしょうか。がんばります。
春、そして食品安全に関する共同声明
どこにいてもどんなことがあっても、時間はとまることなく季節がめぐっていくのが、今は特に不思議に感じられますが、ローマにも春がやってきました。私のバルコニーにはミントが繁り、オランダから大量に仕入れて来たチューリップがぐんぐんと伸びて様々な色でバルコニーを彩って私を癒してくれます。
私の部署では先日、FAOとIAEAとWHOの共同声明を出しました。
- Working together to support Japan and the global community: Joint FAO/IAEA/WHO statement on food safety issues following the Fukushima Daiichi nuclear emergency
- FAO/WHO consolidated input: Nuclear Emergency in Japan and Food Safety Concerns – Frequently asked questions
横浜にあるFAO日本事務所が日本語版を正式に出しています。
- 日本と国際社会を支援するため、共に働く:福島第一原子力発電所の緊急事態に伴う食品安全問題に関する FAO・IAEA・ WHO の共同声明
- FAO・WHO共同提供:日本の原子力緊急事態と食品安全への懸念ーよくある質問ー
金曜日には直属の上司が日本へ旅立ちました。これから忙しくなりそうです。
大震災に関して
まず、この震災で亡くなられた方とそのご遺族の方々に心からお悔やみ申し上げます。そして被災された方、さまざまな直接のあるいは間接の影響を受けている方、本当にご心情は計りしれません。
私がこの1週間で、改めて思い知ったのは「人と人の思いやる心というもの以上に大事なものはこの世の中には何一つない」という当たり前のことです。言ったり書いたり思い知ったりするのはこんなに簡単なのに、いつも常に実行するのは何と難しい事でしょう。ただ目の前にいる人の気持ちを考え、思いやる、ということをうっかりすぐ忘れてしまうのは何故なんでしょう。
地震の日から毎日数十分おきにオフィスにいろいろな部署から同僚が現れ、特に私が落ち込んでいるわけでもないのに「大丈夫?」「気分はどう?」「コーヒーおごるよ」と声をかけてくれます。正直、最初はこれだけの大震災だから表面的にも声をかけるのだろうと思っていたのですが、ニュージーランドの友達に先日私も声をかけに行ったことを思い出して、そういうわけでもないなと思いなおし、素直にありがとうと伝えていました。でもそうやってありがとう、とニッコリしているうちに本当にその何気ない声かけにものすごく励まされました。私の状況なんて被災者の方や日本にいらっしゃる皆さんに比べたら、励ましてもらっただなんて本当におこがましいのですが。でもそんな励ましのおかげで、その日のうちに飛んで日本に帰りたい気持ちをなんとか静めることができたし、断水状態だったつくば市の食い口を減らすことに協力できたはず。
そしてキャンセルしようと思っていたパリへの出張も、「私がキャンセルしてローマでもんもんとしていたところで何一ついいことはない」と思い知らされ、いつものようにちゃんと仕事をすることのほうがずっと大事だと考え直して水曜日からの会議に参加して今朝ローマに帰ってきました。
地震直後にアメリカの赤十字(iTunes経由)で義援金を送ったのですが、さらに今日、日本の赤十字にもほんの少しですが送りました。みなさんもうすでにこういうことはされているとは思いますが、もしきっかけがなくてまだされてなくて、「どのサイト?」と思ってらっしゃる方がいたら、こちらのリンクご利用ください。
とにかく今、私にできることはお金を小額でも送り続けること、そして私の周囲の人、目の前の人、身近な人を思いやり、優しくすること。小学校の訓示みたいですが、そういった小さな事がすごく大事ですよね。エゴを捨てるのは難しいことですが、少しでも近づけるように頑張ろうと思いました。
