「また?」と怒られそうですが、先週は一週間、日本に帰っていました。一番のハイライトは、日曜日にAさんと某コンサートに行ってきたことなんですが、そのあと、姉夫婦に突然嬉しいお誘いを受けて、東京ディズニーシーのミラコスタにお泊まりしてきました。お部屋はご覧の通りパレードの見えるお部屋ですごく楽しかった。シーに入らずして楽しみまくり。真ん中はプリンセスオーロラさんです。かわいすぎる。
翌日はディズニーランドに入って、Aさんの念願だったスペースマウンテンに乗ってキャーキャー言ってきました。真っ暗具合がすごく良くなっていて、満天の星空もすごくキレイで、楽しかった。ファーストパスいいですね。待ち時間実質10分くらいでした。カリブの海賊も相変わらず楽しかった。
この前も行ったばっかりのTDRですが、姪がダッフィーを異常にほしがったので、今度行ったら彼女のために、是非買ってこようとおもいます。抱きダッフィー&抱きシェリーメイ。それにしてもみんな持ってますよね。私もポシェット持ってます。何がいったいそこまでの魅力なんでしょうか。面白いですね。
さて今はすでにローマに帰ってきています。昨日の夜はすごく寒くてびっくりしました。夜中に起きて、しまい込んでいたブランケットを出したくらい冷えてます。今日はコートにタイツにブーツで出かけたんですが、大げさかなと思ったらみんなダウンジャケットとか着てました。急に冷えるのはちょっと体にキツいですね。でも体調に気をつけていきたいと思います。ここをご覧のみなさんも、季節の変わり目、ご自愛くださいね。
美術館な日常
土曜日ということで、ちょっとした買い物を済ませておこうと思ってショッピングリストを作り、まずはPiazzale Appioという大きな広場にある小さなデパート、coinに行くことにしました。coinの3階にはネスプレッソコーナーがあります。去年、ひょんなことから私、かわいい小さい赤いネスプレッソマシーンをいただいたんですが、自分でコーヒーを飲む時は使わないものの(やっぱり自分のお気に入りのポットでコトコトやったほうが断然美味しいので)、ふと友達が来たりしたときに「コーヒーのむ?」とやるのに便利なので結構使っていたし、お掃除に来てくれるGなんかにも「いつでも勝手に飲んでね」と言うと飲んでくれて中の掃除もしてくれたりするので、結構な勢いでリフィルが必要になるんですね。ネスプレッソはネットで注文できるので、そういうのを使えばいいのに、と日本の方は思うでしょうが、イタリアでは、ネット注文は及び腰になります。果たして届くのか?と毎日ドキドキしたくないから。ということで、coinの開店10時とほぼ同時に行こうと思って車でびゅーんと行くと5分で到着したので自分でもびっくりしました。そして、そのPiazzale Appioという広場はローマ帝国の壁のすぐ外にあるんですけど、そこまでいくのに、ぐるりと回らなければ行けないのが写真のサン・ジョヴァンニ・ラテラーノ教会。巨大です。紀元前はラテラヌス家という一族の豪邸で、キリスト教のものになったのが紀元後の300年ちょっとくらいのころだったみたいですよ。あまりの歴史の古さに気が遠くなります。
Coinのネスプレッソコーナーは開店同時なのに、すでに20人くらいが並んでいて、そっちでも気が遠くなりました。でもイタリアにしては意外にも4人の店員さんがサクサクさばいていて、約5分強で私の順番に。今回はたくさん買い込んでおこうと思ってDecaffein以外の種類を2カートンずつ大人買いしました。Lungoも結構好きなのでそれも。そしてアフリカのフェアトレードに寄付できるスペシャルエディションも。そして次に向かったのがカヴール通り(Via Cavour)にある韓国食料品店。ここは大人しくて美人な韓国人のおばさんがいつもレジをしていて、旦那さんらしき人がいつも後ろの方で力仕事をしていて、なんとなく微笑ましいところです。日本の食材もたくさん輸入してあって、かなり助かっています。でも商品のお値段は微笑ましくはありません。私は今回の4ヶ月の日本への大移動のために、日常の食材を人にあげたりしてしまっていたので、みりんやお酒、ごま油などの基本調味料がなかったのでそれを買いにきたのです。あと、ここには筒状のブリタのリフィルが安く売ってあるのでそれも。サンジョヴァンニからカヴール通りに向かうにはメルラーナ通り(Via Merulana)というまっすぐの道を通って、突き当たりのこの大きな教会、サンタ ・マリア・マッジョーレ教会(Basilica di Santa Maria Maggiore)を写真の右から反時計回りにぐるりと回る必要があります。この教会もはたまた巨大です。紀元後5世紀に建てられたということで歴史家の皆さんは納得しているみたいです。こうやって現代で見ても、5世紀に、日本が大和時代(古墳時代)だったころにこんなものを造っていたなんて、とさらに気が遠くなります。
韓国食材店からカヴール通りを南下すると、フォリ・インペリアーリ通り(Via dei Fori Imperiali)に出ます。つまり帝国フォーラム通りですね。その名の通り、カヴールから左折すると後ろにはヴェネツィア広場(Piazza Venezia)、左後ろにはトラヤヌスの市場(Mercati di Traiano)、右側には初めて見ると確実に圧倒されてしまう、フォロ・ロマーノ(Foro Romano)、そして目の前に写真のこれ、コロッセオ(Il Colosseo)がどーんと現れます。カヴールもそうですが、インペリアーリも昔ながらの石畳の通りなので車がかなり痛みます。誰も気にしませんが。そして今度はこのコロッセオを時計回りに半周して、私は南のほうの自宅に帰るのです。以上、これが私の今朝の1時間半。歴史たっぷりの巨大美術館を回った気分になるけれど、何度も気が遠くなる気分を味わうのも事実です。
小さなやらなければいけないことやいろいろなことにかまけてゆっくり周りを見たりする時間がないような毎日ですが、こうして1時間半の間にゆっくり車の中から外を見てみると、それぞれのスポットで何千人、いや時には何万人の観光客が、イタリアの太陽と歴史を全身に浴びて楽しんでいます。私も買い物ばっかりしてないで、こういうものをもっと日常的に楽しめる余裕を持てるようになりたいな。
最後の夏休み
今日は朝の10時半に、ローマ人の友達Rと、その奥さんで日本人のMさんと3人で朝ごはん(カプチーノ)しようということになってモンティに行って、私が好きなバールでおしゃべりしてきました。バールはPiazza della Madonnna dei Montiという噴水のある広場にあるバールでLa Bottega Del caffe’という名前なんですが、ガイドブックにもよく出てくる、観光客もたくさんやってくるバールです。でもそんなトゥーリスティーな雰囲気も、私は好き。がやがやしていて地元の人たちも、観光客の夫婦も、ティーンネイジャーも、おじいさんやおばあさんもがやがやとそれぞれにコーヒーを楽しんでいるところです。私はいただいたことがないんですがランチなんかも美味しいらしいですよ。
おしゃべりに夢中になっているとあっという間に時間がたって、昼になったんですが、日差しも強くて真夏のような雰囲気になってきたし、私は何と今年は一度も海に行ってないし、明日は雨の予報が出てるし、もう来週はこんなに暑くないかもしれないし、ということで最後の夏休みとして、今から海に行こうよ!ということになりました(というより私が無理矢理提案しました)。そしてドライブすること1時間ちょっと、ローマから南にあるAnzio(アンツィオ)という町にたどり着きました。私は実はここは2回目。以前に誰にだったか、すごく美味しいオステリアがあるから行こうと誘われて行ったのでした。上の写真がそのアンツィオの海。アンツィオはその昔ローマ帝国の港があったところなので、よーく見ると、ローマ帝国時代の遺跡がごろごろあって、現代の人々も遺跡と共存しているビーチをなにげなく楽しんでいたりするので、日本人の私から見るとわりとびっくりです。写真の白く見えるドームのようなもの、真ん中の区切りに見えるもの(人々が好き好きに休んでいるところ)などがローマ遺跡。
前に行った、ものすごくシンプルなオステリア(da Carloという名前で、ストリートビューはこちら)は、人数を告げてテーブルにつくと、どんどんお食事が運ばれてくるタイプのお店で、好きな物はどんどんとって、嫌いな物はパスできるシステムになっていて、それでお一人様15ユーロ程度のとてもローカルに人気のお店だったんですが、私たちはのんびりビーチを歩いてから行ったので到着したのが午後2時になってしまい、お店はランチクローズの時間になってしまっていました。それで引き返して見つけたカワイイレストランでランチ。私はカラマーリ(イカ)のシンプルなグリルを食べたんですがオリーブオイルと塩とレモンだけなのに本当にぷりっぷりで美味しいんですよ。ルゲッタと一緒にさわやかにいただきました。RとMさんはそのお店のスペチャリタのパスタを楽しんでました。
ちょっと暑くて、ちょっと(どころじゃないかも)日焼けもしてしまいましたが、やっぱりイタリアは地中海の太陽の国です。これで私の脳内のセロトニンの合成もどんどん活性化したはずなので週末中ずっと楽しい気分でいられそう(ほんとかな)。ここを見ていることはないと思いますが、R、Mさん、今日はおつきあいありがとうございました。すっごく楽しかったです。
達成感というもの
私、イタリアに引っ越してくるまで「達成感」というものがいかにすばらしいストレス解消の鍵になるか、知りませんでした。ちょっと難しく考えてしまうと、とある行動をとることは「〜をしたい」「〜があればいいのに」「〜に行きたい」などの欲求から始まることもあれば「〜をしなければならない」「〜に行かなければ〜ができない」など段階を経た上での欲求から始まることが多いと思うんですね。分かりづらいですね。例を出します。
たとえば、以下のような行動です。
1)Aさんが前に話していた美味しい物が食べたい
2)Aさんにそのことを聞かなきゃ
3)Aさんに連絡をしなきゃ
4)電話をかける
ここで欲求は1)だけになってしまい、そのあとは「〜しなきゃ」という1)をかなえるための「やらなければいけないことリスト」になってしまうわけですね。その「やんなきゃ」という時期が比較的つらいわけですね。このあとに
5)電話でAさんがレストランを教えてくれた
6)翌日に行ってみた
7)Aさんが前に話していた美味しい物が食べれた!
という行動が続いて、1)の欲求を7)で満たすわけです。ここで何がいいたいかというと、私が今頃気づいたのは、この欲求からその欲求を満たすまでの段階が長ければ長いほど、難しければ難しいほど、満たされた時に深い「達成感」というものを得るということが分かったんですね。そんなの当たり前とみなさん思うでしょう。思うでしょう!例えばこういう感じです。
1)一流企業で商品企画の仕事がしたい
2)そのためには勉強していい大学に入らなきゃ
3)ひとまず目の前のテストでいい点数をとらなきゃ
4)苦しい受験勉強
5)苦しい大学入試
6)合格、大学でも良い成績をあげなきゃ
7)商品企画に関する勉強をどんどんしなきゃ
8)学生のうちから目立っておかなきゃ
9)言語も出来るようにならなきゃ
10)他のたくさんの経験を積んでおかなきゃ
11)就職活動がんばらなきゃ
12)苦しい就職活動
13)晴れて就職、でも最初は新入社員、やりたい仕事はさせてもらえない
14)頑張って同期に差をつけなきゃ
15)少しづつでも昇進しなきゃ
16)コツコツがんばる日々
17)やっと商品企画をまかされるようになった!
これはきっと達成感を得られるでしょうね。でもこれを見て、こんな達成感、人生に1回か2回くらいしかないな、と思う方もいらっしゃるでしょう。いらっしゃるでしょう!そういう方は是非、イタリアに来て数ヶ月ほど住んでみてください。毎日数々のいろいろな達成感を感じて、日々のストレスがガンガン飛んで行きます。
たとえば、私の昨日の達成感:
1)1年前に切れた私のプリンターのインク、欲しいんだけどどこにいっても売ってない
2)そうだ、イタリアにアマゾンが出来たってきいたからオンラインで注文してみよう
3)注文できた!でもまてよ、受取人不在のときは返品になるらしい(なんじゃそりゃ)
4)じゃあ職場に持ってきてもらうように設定しよう
5)えっ!職場は今月から個人宛の郵便物の受け取りを拒否することにしたんだって(もっともだ)
6)じゃあアマゾンの注文はキャンセルしよう
7)キャンセルできるんだろうか?…できた!(小さな達成感)
8)じゃあマルコーニ通りにあるシナジーで聞いてみよう
9)必死でパーキングを探してシナジー(電器屋さん)に行って聞いてみた
10)フィニート(売り切れです)。だそうです
11)どういう意味?仕入れるの?もう仕入れないの?
12)とにかくフィニート。「分かりません」だって。埒があかない。
13)じゃあ近いモールのユーロマ2に行ってトロニー(電器屋さん)で聞いてみよう
14)店頭にはおいてない。やっぱりなー。
15)ダメもとで聞いてみよう、すみません、HPのインクのこの番号ありますか
16)見てみるね、お!1個だけ在庫あったよ。
17)それください!ぜったいください!
18)購入、ものすごく深い達成感
そして今日の達成感。
1)最近洗濯物にちょこちょこついてる埃、なんでつくんだろう?
2)げ!これ小さくて分かんなかったけど虫だ!
3)何の虫?グーグルさんおしえて!(グンバイムシ、本当に軍配みたいな背中)
4)飛ばないけどひたすら洗濯物にくっついててなかなかとれなくて気持ち悪い!
5)どうやら白樺につく虫らしい、うちのバルコニーの前は白樺並木だもんね。
6)さてこれは洗濯物は今の時期は中に干すしかないな(とりあえずの解決)
7)でもバルコニーのイチゴちゃんやトマトちゃんもやられちゃうな
8)グンバイムシだけを殺すスプレーとかないんだろうか
9)グンバイムシってイタリア語でなんて言うんだろう
10)イタリア語も堪能なグーグルさんによるとどうやらティンジディ(複数形)というみたい
11)よし、お店に行って聞いてみよう
12)お店について、ふと、そもそも殺虫剤ってイタリア語でなんていうんだろう
13)脳みそフル回転で(英語だとインセクティサイドだからイタリアっぽく変形させてインセッティチーディとかかな)
14)インセッティチーディで通じた!なんの虫?と聞かれたので得意げに「ティンジディ」と答える
15)え!あなたの家白樺があるの?(といって店の横にある白樺の皮をばっとはいで、裏側をみせてくれたら、いましたグンバイムシ。私の洗濯物にくっつくのと全く同じ!)
16)いえ、家の前にはありますがうちにあるわけではありません、でもこれです!これが私の洋服につくんです。
17)じゃあ薄めて使うスプレー用の液体でいい?
18)ハイ、たぶん。でも何にかけていいんですか
19)薄めてスプレーするんだよ(それはききました、質問が悪かったかな)
20)なんにでもかけていいんですか?イチゴとかも?
21)これはそんなにつよくないからイチゴも大丈夫だよ
22)12ユーロです
23)買えた!(達成感)
これでさらに薄めてスプレーして虫が少なくなればさらなる達成感を得ることでしょう。ストレスはこうして飛んで行くことは行くんですが、イタリアでは別口で、いらないストレスがやってくることもあるので実は人生トントンかもしれません。でも達成感だけは毎日何かしら感じることができます。それだけは断言できます。
森の果実
昨日はちょっとだけがっかりすることがあったので、自分の気持ちをぐっと引き上げる何かないかなーと探してみて、まだ箱に入っていたマリボウルを洗って木いちごと、ブルーベリーを入れて今日のデザートにすることにしてみたら、案の定気分がぐっと上がりました。単純です。マリボウルの威力、強烈です。ところでラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリーやリンゴンベリーなどのミックスベリーのことをイタリアではフルッティ・ディ・ボスコ(森の果実)というんですけど、イタリア人みんなかなり大好きです。ジェラートのフレーバーやパンナコッタのソースなどに使われることもかなり多いし、しかもどれもかなり美味しいのでミックスベリー好きな方は是非イタリアでお試しくださいね。私が「フルッティディボスコって日本語だと『森のフルーツ』だよ、『モリノフルーツ』」と教えたら、友達が「うわ!同じだね!」と興奮してブラックベリーのことをイタリア語でモーラといって複数形はモーレなんだと説明してくれたんですが、私にはイマイチ何が「同じ」なのか分からなかったということがありました。どうでもいいことなんですけどふと思い出したので。
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