2月1日付けで赴任した私ですが、仕事開始は2日でした。「長い旅行で疲れているでしょうから1日ゆっくりしてから来てください」というメールをいただいて、いきなりお休みでスタートだったのでした。そして昨日、2日は初出勤となったんですが、いろいろと初めてのことばかり(当たり前)だったのと、あまりにも「何も終わらなかった」のが面白かった(?)ので書いてみます。
まず、9時に来てねと言われていたのですが方向音痴すぎる私は、迷ったりしてはいけないと思って8時にゲストハウスを出ました。朝食を近くのバールで15分程度でいただいて、てくてくと歩くこと15分。本当は一駅地下鉄に乗ってもいいんですけどね。さくさく歩けば10分でつくかもしれません。到着したのが8:30。上の写真が私の新しい職場のビルです。大きくて迫力あります。
レセプションに行って、これこれこういうわけでゲストパスをくださいといってゲストパスをもらって、ロビーでしばらく時間つぶしをしよう、と思って座っていると、ものすごくスタイルの良い、白人はこれ以上日焼けできない、と断言できるほど日焼けしてパールパステルピンクの口紅をつけた美しい女性が近づいてきて、”Are you Masami?”と聞いてきました。彼女の聞き方があまりに興奮気味だったので、そうですといって私も興奮気味に立ち上がると”Ah! I’m Mary! Glad to finally meet you!”と言って例のヨーロピアンスタイルキス(両頬にやるやつ)をしてくれてカルチャーショックでした。でもMaryとは何度も何度もメールをやりとりしていて、お互いにパーソナルな内容になりつつあったので、私も彼女に会えて嬉しかった。そして歯が浮くようなお世辞ですが”Bella, bella, you’re way more beautiful than I thought!! And you are TALL! Fantastic!”と言ってくれました。どんなブサイクが来ると思ってたんでしょう。でもあとで聞いたらとりあえず誰にでもベッラというのがここの文化らしいので、それで納得しました。
それから彼女のオフィスに行っていろいろと資料を渡された後、彼女の上司と一緒にこれからの私のプログラムについてのブリーフィング。報告書のタイミングやどんなことを頭にいれておくと良いかなどなどアドバイスを受けました。それが1時間くらい。
それからまたMaryが一緒に来てくれて、まず私のIDじゃないですけど”codice fiscale number”という番号をもらいにいきました。未だに何か良く分からないんですけど、「銀行に口座をひらくのに必要だから」と言われてもはや言いなりです。ですが住所不定の私としては、それをもらうことはできず、ひとまず一時的なものだけど、とコピーを渡されました。そしてそれを持って今度は建物の中にある銀行へ向かいます。もうこの時点で11時を過ぎていました。そして銀行で手続きを待つ事1時間。やっと私の番になった!と思ったところでコンピュータのシステムがダウンしていて口座を開く事はできませんでした。なんということ。
Maryはとっくの昔に「銀行口座ひらいたら、午前の仕事はそれでおしまいだから、適当にランチしてね」といって去っていってしまっていたので、口座はひらけなかったけれどとりあえず勝手にランチにすることにしました。いいのかなぁ。それで最上階(といっても8階)に上がっていって、まだ人気のないカフェテラスに入るのもちょっと、と思ったのでとりあえず屋上に出てみたんですけど、うわぁーと言いそうになりました。ローマ市内が全部見える!写真はコロッセオ方面ですがもちろん左横にはパラティーノの丘、その手前にはチルコマッシモ、遠くにはたくさんのドゥオモが見えるし、大感動でした。実はこのFAOの屋上ってローマを見下ろすのにベストな場所かもしれません。
写真はさらにズームして撮ったコロッセオ。もうこのページを見ている人はコロッセオに飽きちゃったかもしれませんね。でもやっぱりローマに来てから私がつい目を向けてしまうのはこのコロッセオなんです。ランチはチーズとお野菜をとって、パーネと一緒にサンドイッチのようにして食べました。何時までランチなのか分からなかったので1時にはそこを去ったんですが、どうやら2時までランチみたいでした。オフィスには2時まで誰も戻ってこなかったし。私も建物の中にいくつかあるバールのうちのひとつでカッフェを頼んで(50セント)2時までゆっくりしました。
こういうわけで私、朝から1時間のブリーフィング以外は結局何も終わってない状態(cf numberはテンポラリーのしかもらえなかったし、銀行口座もひらけなかった)なのに、あっという間に2時になってしまったんですね。これもカルチャーショックというべきなのかなんなのか。何にも仕事終わってない。
そのあとは人事系の書類を扱ってくださるオフィサーの方と会って(すごく優しくて面白いMarioおじいちゃん)、お金のことや私の権利(休みとか保険とか年金とかいろいろ)などについてお話してくれて、いくつか書類にサイインしたんですが、銀行口座を開いてないので、結構大量の書類が片付かず、「じゃあ明日また銀行口座をひらいたら来てね」と言われました。ああ、これも終わらなかった、という感じ。
でも午後になったしダメモトでもう一回銀行に行ってみようよ、という話になってMaryとふたりで行ったら、「システムは2コあって1コのほうにあなたの全ての情報を入れてあるんだけど、もうひとつのシステムのほうは動いているから、それに情報を全部入れ直せば口座が開ける」と恩着せがましいことを言われたんですけど、じゃあお願いしますということにして3時頃やっと銀行口座を開くことができました。ふー。
それからビルディングパスというのを作りに行きました。最近の会社や省庁などでは基本ですよね?出社の時にセキュリティーにチラっと見せるあのパスです。疲れ果てていたけれどカメラの前でにっこりしてできあがり。でも「できあがりは明日の10時」と言われました。翌日もゲストパスで入らなきゃいけないみたいですね。
それからやっと、私が働く部署に連れていってもらってセクレタリーのおふたりとご挨拶。でも終業時間間近だったのであまり人がいなくて、翌日ゆっくりブリーフィングしましょう、ということになりました。しかも「明日は上司はいないのでゆっくり10時くらいにいらしてね」とのことです。ちゃんとやらなきゃいけないことは終わるのか、今から心配ですけど、まあプレッシャーもないような気配なので私も楽しませてもらおうと思います。10時なんてゆっくりな感じですが、でもせっかく銀行口座も開けたわけだし、Marioおじいちゃんのところに9時頃行ってみて、果たして残してきたペーパーワークが終わるかどうか試してみようと思っている(アポもとった)ので、結局みなさんと同じ9時出勤をするんですけどね。バタバタした1日でしたが、きっとこういうのが数日続いたら落ちつくでしょう。イタリア人の友達が、「イタリアではいろいろと事務処理について問題があるようなことを言う人がいるけど、イタリアの良いところは、いつのまにか終わってるってところだよ」と言っていたんですが、まあそういうものなのかもしれないと思えてきたので不思議です。早く本格的に仕事したいなぁというのが本音といえば本音なんですけどね。イタリアナイズされるべく、精進します。

まみーおつかれさま!
そうそう、以前ローマにお住まいだった方からの、まみへの伝言をわすれてた!
ローマを見渡すには、FAOの屋上がベストポイントですよ
といわれていたのでした。
まみはそれを自分で発見したのね。
私もほんの数日だったけど、ローマに行って、ほんっとに美しい街に感動しました。いいなあいいなあ。
遊びに行くからね!元気に楽しんでね!
お姉様:コメントありがとう!そして東京ではすっっっっかりお世話になりました。本当にありがとう。そうそう、FAOの屋上ベストポイントだったよ。お姉さんも遊びにきたら絶対連れていくね。元気に楽しみます。そちらも元気に楽しんでね!
まさみさん、今日届いたADAジャーナルに研究が掲載されていたので、読ませて頂きました!研究って準備などがとても大変なのですね。。さすがまさみさんですね!イタリアでも頑張ってください!
あきさん:コメントありがとうございます。JADAやっと載ったんですねー。研究の論文というよりは研究準備の論文だったので全てが終わった今頃載るなんて…と思ってしまいます。でもJADAは栄養士さんのジャーナルなのできっと投稿が多いので順番待ちになってしまうんでしょうね。読んでくださってありがとうございました。イタリアでも頑張りまーす。あきさんもアリゾナで頑張ってくださいね。