さて、いきなり忙しかったです。月曜日はこの里帰りのメインイベントである免許更新に行ってきました。免許更新というのは正確には違いますね。私の免許はすっかり期限切れでしたから。
まず前日に免許センターに電話しました。親切そうな事務のおじさまが出て、期限切れの部署の電話番号を教えてくれました。そしてそこに電話してみると、またもやさらに親切そうなおじさま（公務員か警察官の方かも）が出て、パスポート、前の免許証、印鑑、ボールペン、住民票（本籍付きの本人のみのもの）、そしてお金が１万円弱必要だと教えてくれました。しかも平日のみの水曜日定休の受け付けです、ということまで。受付時間は午後の１時から１時半までのたった３０分。ひえー、遅れないようにしよう、と心に誓って電話を切りました。
翌日、免許センターへ行ってみると３０人くらいの人が期限切れ受け付け窓口の近くにいました。１時５分前くらいにひとりおじさんが出てきて、「申請用紙に記入しておいてねー」なんて言いに出てきたので、ちょっと不明な記入箇所を尋ねに「すみません」と声をかけると、おじさんは「ナニ？今年の１月に期限が切れた？それは免許取り消し？イヤ、理由失効ね。パスポートは？ちょっとこっちに来て！」とひとりで会話をして私を事務所までひっぱっていきました。どうやら、普通に免許の起原を６か月以上切らしてしまうと「免許取り消し」になるらしいですよ。そしてその６か月以内のものを「うっかり失効」、私のような海外滞在中の失効などを「理由失効」というらしいです。その場合５年くらい失効していてもいいらしいです。
そしてパスポートの出国日と入国日のハンコをチェックして、その間日本にいなかったことが証明されると、その申請用紙は受け付けできました。手数料として普通免許と普通自動二輪（昔は中型免許、という名前でしたけどね）の分で４千８００円とられてしまいました。それから目の検査をしてその検査のおじさんに「外の自動販売機の前で待っててね」と場所を指定されるままそこで待機。他の人もそういわれたらしく、みるみる私のまわり（正確には自動販売機のまわり）は人が密集してきました。
１時半をすぎて、受付が全部終わった段階で、みんなぞろぞろと一つの部屋に入れられました。いろいろな説明や案内などを聞いて、受領証の記入をして２時。次の集まりは３時です、といわれて、そんなに長くかかると思わなかった私は呆然。一緒にきてもらっていたハハと近くのコンビニまでいって、アメリカ生活で夢にまでみたコンビニおにぎりとコーヒーゼリーを購入。シーチキンおにぎりってホントにおいしいですね。
３時になったのでまた同じ部屋にあつまり、まだごちゃごちゃと説明を受けました。私は以前に書いた通り、ハハからケイタイをお借りしているのですが、その大事そうな説明の最中にハハの設定したヘンな音楽で鳴り響く私のバッグ。非常にあわてて、バチッと電源を切りました。あとで聞いたらアメリカからAが電話したとのこと。国際電話かけて切られてかわいそう。でも私に他の選択肢はなかったのよ。
それから写真をとって、３時４０分くらいに免許証が交付されました。面白い事に、その日にはじめて交付されたように日付けがなっているので、私達は初心者扱いになるらしいです。どう違うかというと、若葉マークを１年間つけなければいけないのと、初心者分の違反点数（四点）を超えると初心者講習を受けなければならなくなるのと、バイクで二人乗りできなくなる、ということらしいです。まあ、いっか。あんまりのらないし。
そしてヘトヘトになりつつも、ハハに連れられて１年程前にできたというモールへ。アメリカのモールより楽しいモールでした。かなり充実している。安物のシャツが気に入ったのでハハに「こんなに安いのでいいの？」といわれつつ購入。いいんです。安ければ安いほど。ブーツも買おうと意気込んだのですが、なかなか好きなものに出会えず断念いたしました。それからそのモールを退散。日本に帰ったら行こう！と決意していた場所リストには「パチンコ」というものもあったので、ハハに頼んで ふたりでそれからパチンコに行きました。パチンコ、全然分からなくなりましたね。昔の味がもうない。平台も２列あるかないかでした。平台すきだったのに。あとのは全部カード式なんですね。やり方があまり分からないまま二人で１５００円ずつ失いました。何だったんだ。
そのあとはリンガーハットでちゃんぽんをおいしくいただき、帰宅しました。バタバタしたけれどなんだか楽しいハハとのデートでした。こういうのを求めていた気もします。
翌日は高校時代からの悪友たちが仕組んで「トオヤマおかえりのウタゲ」を開いてくれました。本名を書いてしまいますが、タカオというやつとチョウというやつが一番の仲良しなのですが、その二人とまずは居酒屋で飲みました。そんなに長居した気はしなかったのに、ただひたすらしゃべって笑って飲んで食べていたらあっというまに四時間が過ぎていました。それから場所を変えて、翌日朝７時出社のチョウは帰宅。コウスケというヒトが来てくれました。それから約３時間またひたすら飲みましたね。ほんっとに楽しかったです。やっぱりみんな変わったようで全然変わってない。毎晩のように遊んでいたのももう７年以上前だね、と誰かがふと言ってその時の早さにみんなで驚いてしまいました。７年って、あっという間でした。
そして今日は天皇様のお誕生日なので父とお買い物。プルマンは寒かろう、とチチがカシミヤのマフラーを買ってくれました。お礼ではないけれど、それからチチが欲しがっていたスキャナーを選んであげて、接続してあげました。結局購入したのはシャープの家庭用スキャナー。２万円ちょっとでした。スカジーケーブルできゅっきゅっと接続するだけだったのですが父が「おおおお」と喜んでくれて嬉しかったです。
これからメールで写真のやりとりもできるね！と言い合って幸せな気持ちになりました。その幸せな気持ちのまま眠ります。おやすみなさい。