映画のシーンとしてのイタリア

Cafedellapace.jpg映画のプロモーションになるだろうということで、勝手に写真を載せていますが、これは来週から全米公開になるジュリアロバーツの新しい映画、”Eat, Pray, Love”の1シーンみたいです。ぱっと見ただけで分かる、この特徴のあるストリートとこの壁。ここは私も大好きな(と以前に紹介したこともありますね)Caffe della Paceです。ナヴォーナ広場から少し奥に入った「平和通り」という名前の古いストリートに存在感大で鎮座しているといった感じの古いカフェ。かといって敷居が高いということはなく、アペリティーヴォに立ち寄ってふらりと外のテーブルに座ると、「何飲むー?」という友達感覚のウェイターさんが来てくれてサーヴしてくれるタイプのカフェ。夕暮れ時に街行く人を眺めながらのワインなんかがすごく美味しくてしかもお手頃なお値段だったりして、チェントロになかなか行かない私も行けば立ち寄りたくなるお店です。

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今年もオスティアのビーチで

ローマの海といえばオスティアの海。ローマ市内から車で30分で到着します。日曜日の今日は朝から近所のバールで友達で職場の先輩でもある日本人のMちゃんとカプチーノの朝食をとったあと、ビーチ沿いのリストランテでランチしようということになって行ってきたのがここ、”Blu”というビーチ&ラウンジバー&リストランテ&カフェ&フィットネスセンターという何でもアリの会員制の施設。Bluは当然イタリア語で「青」という意味ですが、その名の通りデコレーションも写真のようにオスティアの海と同じ色の青をアクセントに、真っ白な家具で統一されていてとてもカワイイです。オーナーのシモネッタさんもかわいくて、彼女の趣味がよく出ている感じ。ウェイトレスのユニフォームもかわいくて、白いサブリナパンツ(レギンスみたいに細い)に白に細いブルーのボーダーのAラインチュニック。どこで買えるんだろうと真剣に考えるほどキュートでした。ちなみに私たちのテーブルをセットしてくれたウェイトレスのフランチェスカさんは「わたしはフランチェスカです」と日本語でしゃべりかけてきてすごく可愛かった。大学で日本語を勉強したらしいです。
お食事は当然新鮮なお魚たっぷりのメニューが中心で、私たちはトロのターター(生ですね)にお醤油とショウガのアンティパストを頼んでMちゃんはボンゴレのスパゲッティ、私はカラマーリやエビなどのフリッティにしました。おいしいサルデニアの白ワインもいただいてお昼からかなり非日常のバカンス気分。デザートにイチゴ味とチョコ味のジェラートをいただいて、「アポロチョコっぽくておいしいねー」と大喜びしました。コーヒーまでいただいて、その間たっぷり3時間半。太陽はさんさんと降っていますが日陰は涼しく、風も気持ちよく吹いているのでかなり気分よくランチをいただきました。Mちゃんがここを見ている可能性は少ないけれど、連れて行ってくれてありがとう!また行きたいな。今度はビーチへ!

エストニア

5月のことですが、フィンランドはヘルシンキに行ったときに、フェリー1時間で行ける、エストニアの首都、タリンに行ってきました。
フィンランドではお酒に高額の税金がかかっていることから、ヘルシンキからこのフェリーにのってタリンまでお酒の買い出しに行くフィン人がたくさんいるとのこと。そんなことは全く知らなかったので、エストニアの船着き場にずらっとリカーショップが並んでいたのをみて非常に驚きました。帰りの船のフィン人は全員酔っぱらっていたし。どれだけお酒に飢えてるんだ!とイタリア人の友達のAとこっそり悪口を言ったほどです。
さてエストニアは一応EUに入っていますが、インフレーション基準などの点でまだユーロ導入が遅れていて、私が行ったときはクローンでした。でもどうやら2011年からユーロになるみたいですね。でもほとんどのお店はカードを受け付けるし、現金が必要な美術館なんかに入る予定がなければクローンは必要ないと思います。私も換金しませんでした。しかもユーロも札であれば受け取ってもらえるお店もたくさんあったし。
写真は小さなこの国の小さな首都のタリンの山の一番上にある、エストニア正教の教会。いわゆる「オーソドックス」とよばれる宗派です。興味深いのは、ここに通う人々を見ていると、キリスト教とイスラム教が混ざっているような印象をうけることです。女性はマスリムのようにスカーフをしています。私もちょっと中を見せていただいたのですが、ちょうどお祈りの時間で、まるで念仏のようにみなさんがぶつぶつと何かを祈っていて、それぞれのその小さな声がそれぞれ反響し合って、一種異様な雰囲気をかもしだしており、おもわず鳥肌がたってしまいました。
街の中心地は観光用に中世のエストニアを完全再現してあって、かなり楽しめました。今唯一の後悔は、たくさんあったちょっとしたお土産屋さんの中の手作りのクラフトを売っているところにあったお人形を買わなかったこと。私の母が昔つくってくれたような、なつかしい感じの布製のお人形をたくさん売っているおばあさんがいて、お人形のぜんぶのお顔に特徴があって、なんともいえない微笑ましい雰囲気でした。おばあさんが丁寧にひとつひとつのお人形にほお紅を入れたり、髪の毛を整えたりしていて、意味も無くじーんとしてしまったのです。かわいいオレンジ色のカールの髪型をした一人を、私にも分けてもらえばよかった。次回の課題になりそうです。

アイノ・アアルトでバッグ作り

毎日楽しく休暇を過ごしていますが、改めて言うまでもないんですけど、本当に暑いですね。まあ仕方ないですね。
昨日まで毎日の様に遊び歩いていたので、今日くらいは、と思ってお家に引きこもってバッグを作ってみました。フィンランドに行ったときに大量に購入してきたファブリックを使ってできたのが写真のボックスバッグ。アルヴァーアアルトの最初の奥さんで、iittalaのグラスウェアなんかの秀逸なデザインを残した、アイノ・アアルトのデザインで、”Lehtikangas”という名前がついているデザインです。フィンランドで旅行中、このデザインのブルー地に白の模様、白地に赤(というより朱色)の模様、そしてこの黄色バージョンを見かけたんですが、やっぱりこれがいちばんカワイイ気がする。そして昨日友達のHに会った時に、「バッグをかっちりさせたいときはフチを縫えばいいんだよね?」といったら「うん、2ミリくらいをぐるりと縫えばいいよ」とのアドバイスをもらったのでやってみたらかなりかっちりしました。
白が基調の、厚手とはいえ普通のコットンなので、きっと汚れやすいと思って、さっき出来上がりに防水スプレーをかけまくったらさらに強度が増した気もします。今回はズルして、接着芯というよりは両面接着シートを購入してきて、表布と裏布をアイロンでくっつけてます。そのあとのステップとしては、中表にしてワキと底を縫って、マチを合わせてぐいぐいとアイロンをかけまくって裏返し、上部のフチをくるりと縫って、フチを縫って、買って来た皮の持ち手を刺繍糸でチクチク手縫いでくっつけておしまいです。
でもまあさすがにこんなにワイドオープンなボックスバッグをローマで持ち歩くとスリの良いカモになってしまうので、バッグインバッグみたいにしようと思って裏布と同じ布で内側のバッグを作りました。適当に作りすぎて、いざヒモをダブルに通したら結構キツ目になってしまって開け閉めがちょっと大変です。まあそのうちこなれるでしょう(と思いたい)。
実は昨日は、その友人Hに会いに、はるばるつくばの田舎から横浜まで行ってきたのですが、そのとき最近みなとみらいにできたというモール、Colette Mareに連れていってもらって、Topshopが入っているというので急に嬉しくなって嬉しくなったついでにセールになっていたカワイイ黄色っぽい靴を買ったんですね(試着していたときにふと横をみたらHも全く同じ靴を試してて笑えました)。結局お買い上げしたその靴に合うような感じでバッグを作りたかったので、中は焦げ茶の入ったマルチストライプにしました。私ってどうしてこんなにマルチストライプが好きなんだろう。
そして余り布で小さなポーチも作りました。ちょっとした鍵とかリップとか入れようと思ったので、口金(?)はバネのものにしましたパコっと開くタイプ。パコっと開けると、その私の好きなマルチストライプがチラっと見えて、すごく嬉しい気分になります。こんなことでインスタントに嬉しくなれる私も私ですけど。
私が作るバッグは直線縫いばっかりでデザインもなにもないし、ファブリック自体のデザインに頼っている部分が大きいのですが、昨日Hにもらった手作りのバッグは2種類のオイルクロスの表布にレースが挟んであって、リネン風な裏布がきっちり貼ってあってキレイな仕上がりでした。さすがアパレル専門だわーと思ってしみじみと眺めました。H、かわいいバッグありがとうね。私も精進します。オイルクロス縫い用のミシンの押さえもありがとう!手作りだなんてすごい、と思いました。さっそく使います。

オルセーリベンジ、そして謙虚であること

国立新美術館

休暇で一週間日本に帰って来ています。パリで悔しい思いをしたので、旦那さんのAさんに「行く?」と聞いたら「行きたいと思っていた」というので、先日の3連休の中日に早起きして国立新美術館のオルセー美術館展に、結局行ってきました。連休だしものすごく混んだりするんじゃないかと思って開場が10時なので9時15分頃到着してみたら、すでに長蛇の列。と思いきや、特に待ち時間はなく、9時半に早めに開場してくれて5分後には私たちはモネの庭の蓮やタヒチの女たちを至近距離で眺めていたのでした。

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