ローマのユダヤ風カルチョーフィへの強い愛

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ローマの下町レストランでゲットー名物のユダヤ風アーティチョーク(Carciofi alla guidia)を前菜として注文しましたが、本当に美味しくて、私この黒くなった茎に至るまで全て完食いたしました。しかもこれがあと2皿私のテーブルに運ばれてきたとしても、私は多分嬉しく美味しくいただける、と真剣に思うくらい、私の好みの味です。

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世界遺産なモデナと美味しい北イタリア料理

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バンコクでも一緒に数年仕事をして、今もリモートで一緒に仕事をしているイタリア人のIがモデナに住んでいるので、9月にパルマに行った帰りに、近いのでモデナに寄ってIと一緒にランチをしたのがすごく楽しかったので書き留めておこうと思います。ちなみに「モデナ」はイタリア語にしては珍しく第一母音である「モ」の部分にアクセントがあります。分かりやすくカタカナで書くと「モーデナ」となります。上の写真は世界遺産であるグランデ広場。左側が大聖堂の側面で、塔が見えていますがそれも世界遺産のギルランディーナ。

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ルクセンブルク、フラワーギャングと犬のポピー

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Full album is available at Luxembourg Sept 2021 | Flickr

9月の半ばごろに、休暇で前回ローマに遊びにきてくれた親友のCとその家族が住んでいるルクセンブルクを訪れました。今ルクセンブル「ク」と書きましたが、私の姉も指摘してくれたんですが、どう考えてもルクセンブル「グ」ですよね。でも日本語だと正式に「ク」らしいです。なんだかモヤモヤしますが、私が思うに日本語は子音で終わる言葉が少ないこともあって、gなどで終わる単語に関してはどうしても母音に力が入ってしまいますよね。ですから日本語のカタカナ表記で「グ」にしてしまうと、普通の日本語的発音だとgooというような音になってしまい、英語だと「ルゥクセンブゥルゥグゥ」と聞こえてしまい、通じない可能性が出てしまいますよね。でもkに関しては、わざわざ「ク」をkooという風に発音するのに普段以上の力が必要になるので、割と力が抜け気味になって、音が小さく聞こえて英語風に言うと「ルクセンブォー(ク)」となって実際のLuxembourgの発音に近くなるのでは、という考察をしてみました。関係あるかないかわかりませんが、私は10代の頃から単語の真ん中に「ク」という言葉がある外来語(カタカナ)を発音するのがすごく苦手で「ネクタイ」とか「タクシー」とかは鬼門です。わざわざクを強調して「ネクゥタイ」「タクゥシー」のようにしないと発音できないので、友達からよく「言えないの?」と心配されていました。英語圏で暮らすとそれがいらないので個人的にすごく楽です。「ネッタイ」「タァッシー」で普通に通じます。なんだかものすごく脱線してしまいましたけど、ルクセンブルクは写真のように、お城(要塞)のある旧市街(ユネスコの世界遺産)が新市街から見ると谷のようになった低い位置にあります。

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海と絶景と赤玉ねぎとジェラートなトロペア

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7月の半ばすぎに日本人の友人のOさんと一緒にカラブリア州のトロペアという海辺の町まで3泊4日の小旅行に行ってきました。ご覧の通り息を呑む海の美しさです。イタリアはブーツの形をしていますが、そのちょうど爪先あたりと思っていただけるとわかりやすいかと思います。カラブリア州は南イタリアの美しさを全て持ち合わせているのですが、イタリアの中では問題が山積みとも言える難しい州でもあります。貧困、失業率などもダントツだと思われます。ンドランゲタ(カラブリア州のマフィア的な犯罪組織)がイタリアで一番大きく、暴力的であると言われている、と言えばちょっと分かりやすいかもしれません。ただ、そういう問題はあっても、一般の人々の雰囲気は一言で言っておおらか過ぎるほどおおらか。でもとても情熱的で、オープンで、色々なことに夢中になったり、良いお天気と美しい海を見て、なるようになるさ、というような明るい感じになったり、この人たち自由だな、と思わせられる部分が多々あります。出会った人はみんな家族、というような雰囲気もあってそれがとても好ましく、私は多分こういう雰囲気が好きだからこそ、完全なる南イタリア推しなんだと思います。

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メインディッシュとしてのカプレーゼ

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カプレーゼ、正確にはインサラータ・カプレーゼ(カプリのサラダ)は日本でも人気のサラダだと思うんですが、バジル、モッツァレラ、トマトと並ぶと華やかですよね。色合いもイタリアの国旗みたいだし、ローマで食べるにはとても気分が高まります。この写真は先週とったんですが、実は2008年に初めて行ってからというもの大ファンになってしまったレストランのお料理です。この「裏庭のトマト」(ここのオーナーの家で栽培しているということです)の旨味がほとばしっていて、モッツァレラも完璧なブーファラ(水牛)で、オリーブオイルも本当に新鮮ではっきり言って完璧なお味です。

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