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さて写真は夏に日本に帰ったときに、日光の竜頭の滝というところに行ったんですが、思いっきり観光地の観光地にしかないようなお土産屋さんの、かなりさびれている割には売れまくっているお茶屋さんで買ったお団子とお茶のセット。ぜんぜんこだわってない風のみたらしソースと、かなり適当な量のあずきですが、目の前に広がる穏やかな滝(っていうのがあるんですよ)を見ながらのお茶の時間にAさんとふたりしてすっごく癒されました。まさに癒しとはこのことだねぇとふたりで言い合いました。
昨日、元同僚で今は日本の某省にお勤めのEさんから電話いただいたんですが、「ローマの生活は毎日が旅のようで素敵だったけど、日本の生活は実は天国だよ」と言ってらっしゃいました。「質の高い暮らし」とはこのことだと、毎日実感するそうです。そうですよね。完璧な社会なんて世界のどこにも存在しないけれど、日本の社会はそれに実はかなり近い国のひとつかもしれません。一般的に人が良識を持って行動し、何かダメなことがあると問題意識を持って解決しようとし、資本主義とはいえ、そのおかげで便利なものや素敵なものは普及するシステムになっていて、そしてなにより、ちゃんと警察が力を持っている、という日本の社会は本当にいいなと思います。
イタリアはファシズムの暗い過去のせいで警察や権力などがへっぴり腰なのです。ひったくりにあったおばあちゃんがひったくって逃げていく人を指差して、警察官に「助けて」といっても「被害届けをもらってからでないと動けません」と申し訳なさそうに言うイタリア人警官。こんなのはマシなくらいで、肩をすくめて「僕に何ができるの?」という人すらいいます。あきらめるしかないこの社会。
なんてお団子の写真ひとつでいろいろと考えてしまいました。でもね、なんだかんだいってもローマはローマ。明るいイタリア人もいっぱいで楽しいことも素敵なものもいっぱいあるのです。
教えてもらってません。
今年中にあと4つのミッションをこなさなければならないというのに、日頃の準備不足などで現在ローマ滞在時間の記録を更新中です。すっかり定時に出社して定時に帰るOLさんです。12月の半分はミッションなんかに行っている場合ではないことを考えるとちょっと冷や汗が出ますが。さて、実は10月6日にほぼ私のためだけに働いてくれていたイタリア人のインターンの女の子のCちゃんが任期終了して無事お仕事が終わったんですけど、彼女を指導する上でいろいろと考えたことをちょっと書き留めておきたいなと思って。
まず、彼女は27歳なので、若いといってもそんなに若くはないんですが、イタリアでは大学卒業がだいたいそれくらいの年齢になるらしく、仕事上の精神年齢的には日本の19歳くらいだったなぁと思います。私生活上での精神年齢は年齢相応で、やはり同じ年くらいの日本人の女の子たちよりは大人の雰囲気。ただ、これはCちゃんだけのことではなく、私の見るイタリア人の半分くらいはそういう雰囲気なので、何が悪いとか良いとかそういうことではないんですが。私は隠すこともないので書きますけれど年齢は35歳で彼女とは8歳ほどの開きがありますが、27の時は何をしていたかというとアメリカンフットボールに夢中で必死でPhDのコースを取っていた頃なので、実は私もCちゃんと同じかそれ以下の精神年齢(仕事上も私生活上も)だったんですね。でも、最近私の同僚のIと話していてものすごく同意し合ったこと。
Continue reading “教えてもらってません。”今日から
さて、9月1日となりましたが、ここを見てくださっている皆様、特に私に近い皆様にご報告があります。
昨日まで私の職場のFAOで、私は一時的な専門職員としてお仕事をさせていただいており、最初に定められた2年間をベースとしてさらに半年、3ヶ月と契約を延長していただいて仕事を続けてきましたが(正規職員以外の職員はそのような契約形態で何年もここで仕事をしています)、今回幸運が重なって、正規職員(食品安全専門官、リスク評価部門)として完全に就職させていただくことになりました。今までのランクからひとつあがる昇進(?)の辞令も頂いて嬉しい限りです。この就職にはさまざまな方面からのお力添えがあったとはいえ、自分勝手に、実はこの2年半強の仕事を評価していただいたような気がしておこがましくも、非常に光栄に感じています。
さよならの予感
なんて思わせぶりなタイトルをつけちゃいましたが、別にどうってことはなく、私の1歳の姪っ子ちゃんの話です。私と姉一家はよく、週末にスカイプでビデオチャットするのですが、最近笑顔で右手を振りながら「バイバーイ」と言えるようになった姪っ子ちゃん、これが不思議なことに、こっちが無理矢理言わせようとして「Mちゃーん、バイバーイ」と言ってもなかなか言わない(言うときもあるけど)のに、さあ、そろそろこのへんでビデオチャットをやめようか、という雰囲気になって、「じゃあわたし出かけてくるね」とか「ちょっと一回落ちてからまた戻ってくるね」とか姉が「じゃあMちゃんをお風呂にいれてくるよ」なんてことを言うと、突然カメラに向かってこっちをしっかりみながら「バイバーイ」と言うのです。そこになんとなくひろがるさよならの予感を感じてしまうのでしょうか。
そうだとしたら、あんなに小さな心でこんなささいな雰囲気を読み取っているんだとしたら、それはすごいことだ、と思ってキューとなりました。そしたら大人が言っていることなんてまだわからないと思っていたら大間違いだ。姪っ子ちゃんにしても誰の子供にしても、小さな子供でも10代の子供でも、何を言うにも一言一言、大事に考えながら言おう、とちょっと思ったのでした。
メールの質問に答えてみます
昨日のエントリーに書くのを忘れていましたが、ローマには8日に帰ってきました。ローマは東京よりも暖かくて過ごしやすいのは良いのですが連日雨模様です。
ところで私はこうして10年も、どうでもいいことをいっぱい書き散らしていて、私や私の家族以外にこれを楽しんでいる人がいるとはどうしても考え難いことがあるのですが、わりと頻繁にブログを見ました、という見知らぬ方からメールをいただくことがあり、本当に嬉しい限りです。それで今日は最近いただいたメールの中の質問事項に答えてみたいと思います。実にありとあらゆる質問があって、個人的にちょっと笑えますが、本心から、メールを下さった方ありがとうございます。直接お返事せずにこういう形ですみません。勝手に切り取ってここに載せてしまってごめんなさいね。さらに質問があればコメント欄に書いていただければお返事できると思います。では質問1からいきます。
