カセサート大学のときのように、大学構内に住んでいるわけじゃないので、毎日「通勤」なんてことをやっているわけですが、「どうやって通勤してるんですか?」という単純な疑問メールをいただいたので、大した「通勤」じゃないんですが紹介しようと思います。バンコクには1999年に開通した空を走る電車、BTS社のスカイトレインという電車があるんですが、それで通勤しています。あ、説明が終わってしまいましたね。えっと、オフィシャルサイトはBTS社のこちらをどうぞ。最初のフラッシュがなんとなくカワイイです。そしてタイ語のサイトに行ってしまうので右上でEnglishを選んでみてください。
わたしはシーロム沿線に住んでいて、BTSの駅まで徒歩で1分以内なのでラクラクです。電車も通勤時間なのに結構空いている気がします。いつも座れます。多分BTSは夜が混む気がする。通勤時間はBTSが10分(うーん8分くらいかも、いつも読書しようとして話に入り込みそうになったところで到着してしまいます)、徒歩5分といったところでしょうか。まだ1週間半しかここに住んでいないので分かりませんが。そして私はナショナルスタジアム駅で降ります。私の職場は広いチュラ大の中でも、ナショナルスタジアム(国立競技場)と同じブロックにあるリサーチセンターの一角にあるので、ナショナルスタジアムの横を歩いて職場へ向かうのです。でも、中心地サヤームで降りても、徒歩があまり気にならない距離です。
Chula大のオフィス
特にネタもないので、今日はわたしのオフィスをご紹介します。いや、オフィスというより写真だと私の机って感じですけどね。でも6畳くらいの小さくて居心地の良いオフィスです。ちゃんとエアコンもあるし(タイでは重要なこと)、無線LANとケーブルLANのどちらでもブロードバンドのインターネットにつながります。でも多分プロキシを設定しないといくつかの制限(たとえばチャット系はできないとか)はあるんじゃないかなと思います。まだここで働き始めて1週間とちょっとしか経っていないので、ちゃんと試してませんが。
オフィスの配置としては、外から入ってくると、まずガラスのキレイな引き戸を開けてエアコンの効いたコモンルームとでも言うべき、大きめの居間的スペースに入ります。そこには、パブリックコンピュータ、プリンタ、共有電話、共有レターボックス、カンファレンススケジュールボードなどが置いてあり、壁際にはコーヒーコーナー(タイは当然インスタントコーヒーが主流)があって湯沸かし器、飲用水などが置いてあります。そこからさらに奥に進むと、茶色いドアに縦長の窓がついた、「今時の大学教授の部屋」とでもいうべき小さなオフィスが合計8コあり、私の部屋はそのひとつ。
スリテップ遺跡公園
ペチャブンからバンコクに帰る前に、ペチャプンにあるSri Thep Historical Parkという遺跡公園に行こうということになりました。緑生い茂る、暑い、広い、あまりにも遺跡的な公園です。11世紀のものだと思われているのですが、なんと1988年まで誰も発掘せず、発見されてからまだ20年余り。ここにいたスリテップ族が来たときに殺されたか、と思われる女性3名の白骨死体がすべて首が北を向いた状態で発見され、いろいろな説が出回ったとか。そして2メートルも離れていないところでアジア象の白骨も、同じように北を向いた状態で発見されたそうです。今もその骨をみることができます。そしてすぐちかくにスリテップ族の王宮だと思われる建物(写真)が見つかりました。この遺跡はアユタヤやスコータイよりも実はずっと古い遺跡なのですが、その姿の地味さから、タイ国内でもあまり知る人はいません。歴史研究も進んでおらず、基本的に謎につつまれた遺跡なのです。
中には大小たくさんの蓮池があるのですが、この暑さとこの生い茂った緑の栄養たっぷりの状況でマラリア蚊が大発生することが昔も多かったらしく(今はないらしい)、スリテップ族の前にいた人々も、スリテップ族も戦争だけの原因ではなく、大量に滅びたことも多かったとか。謎は深まります。写真は是非クリックしてみてください。あいかわらずスライドショウが始まって8枚の写真を見ることができます。一番最後の猿と象の彫刻は見物でした。何のガードもないので、触ることもできます(多分触っちゃだめなんだろうし触りませんでしたが)。
ジャンクディナー
今日のお料理は、と言いたいところですが、近所のピザ屋さんで一人分ピザを寂しげに、でも嬉しげに買ってきました。ベジタブルピザ(スモール)、80バーツ(218円)。タイ風味かな、と思ったんですけど、そういうこともなく、普通のピザでした。でもハインツのケチャップがタイ語(表)ですごくカワイイんですけど。あと、シーズニング(ハーブ&スパイス)、チリフレーク(普通のアメリカのピザ屋にあるのと同じ)がついていて、もうひとつ不思議だったのは”Mouth Freshner”と書いてある袋。あけてみたら、白い、良くブレスケアでいただくようなミントのツブツブと本物のドライオレガノが細かい形で混ざって入ってました。ピザ食べた後にちゃんと食べましたよ。結構おいしかった。本当にマウスフレッシュナーって感じの味でした。そして右奥にあるのが、くだんの本です。
Nick Hornbyといえば、ヒューグラントが主演した”About a Boy”や、私もAさんもお気に入りの”High Fidelity“の原作者。作者名で衝動買いしたんです。タイトルは写っている通りですが、別に自己啓発な本ではなく、結構笑えるシニカルなブリティッシュジョーク満載の小説。笑いがアメリカっぽくないんですよね。ってアメリカにしか住んだことありませんが、なんとなくこういうのってイギリスぽいなーと思ってしまいました。アメリカの笑いって、なんとなくカリフォルニア的というか、なんだか底抜けに陽気なイメージ(私の勝手なイメージ)で、逆にイギリスの笑いって、これも私の勝手なイメージですけど、いわゆる「ウィット」(「ウィットに富んだ会話」などに使われる「ウィット」)重視の、キラリと知識が光る感じの笑いな気がするんです。スノビッシュといってしまえばそのままなんですが、私は結構好きです。でも割と本質を突いて来て(”About a Boy”もそうでしたよね)、ドキドキします。
でも”About a Boy“って、私観たと思うんですが、今探してもなぜかこのウェブに書いていないので、「なんとなくダラダラと観た」系なんでしょう。どこでいつ観たんだったっけなー。あの映画の評価って、クリティックス達の(あ、「達達」になった)の評価は良かったみたいですね。一般の評価は微妙でB。私は、地味な割にはなんだかすごく好きだった気がするんだけれど(評価Aをあげたいくらいに)なんだか忘れてしまったので、近いうちにDVD借りてまた観てみようかなと思います。
村デビュー
週末を利用して、タイ中央部に位置するけれど、かなり田舎の村々の集まるペッチャブン県(プロビンスなので本当は郡だと思うんですけど、どんな日本語訳を見てもだいたい「県」と書いてありますね)に行ってきました。私の村デビューです。ところで、私はまるで「海外経験」が多いような気分が自分でもしてくることがあったりするんですが、恥ずかしながら、よくよく考えるとそんなことは決してなく、アメリカのしかものどかで平和なプルマンに住んでいただけなんですよね。カナダやヨーロッパなどには行きましたが、所詮「旅行」だし、住んだ訳じゃないので「経験」といえるほどのことではありません。私はいわゆる”Developing Country(発展途上国)”と言われるところに来たのはタイが初めてだけれど、バンコクなんてメトロポリタンだし私が20年くらい住んだ熊本よりもよっぽど”Developed”しているし大都会なんですね。で、このペッチャブンへの旅行で初めて、「ああ、私は生まれてこのかた見たことないところに来たんだな」と当たり前のことを感じました。写真をぜひクリックしてみてください。スライドショウがはじまって、ペッチャブンの村のマーケット(市場)の様子など見ることができます。11枚あって、なかなかロードしないかもしれませんが、お時間ある方は「おしまい。」と出るまで気長にどうぞ。是非是非、マーケットの様子見ていただきたいのです。
