はっと気づいたらなんだかかなり久しぶりのエントリーになってしまっていますが、おかげさまで楽しい毎日を過ごしています。ここ数日涼しい日々が続いているローマですが一週間前なんて暑くて暑くてびっくりしました。
毎日はだいたいお仕事ですが、5月は週末も充実していました。第1週末はヴィラボルゲーゼに行ったことを書いたと思うんですが、その次の週末はコロッセオの近くのファルネーゼガーデンに行ったし、その次の週末はローマ生まれの友達のLが「ローマを回って遊ぼう」と誘ってくれたのでわーいと思って、当然メトロで行くんだろうと思い込んでいたんですが、クラシックベスパでお迎えにきてくれて、思いっきり「ローマの休日」を生でやってもらいました。といっても行ったところは全然ちがうんですが。つまりベスパで二人乗りでローマ市内を駆け巡った、と、それだけなんですけどね。チルコマッシモの近くのオレンジガーデンやサンピエトロがキレイに見えるところに連れていってくれたし、ランチはヴィラドリアに行ってピクニックしたりなんかして楽しかった。その次の日はトラステベレのキレイなレストランに連れていってもらってAさんが来たときの参考になるのでメモってきました。
その次の週末は友達のCの両親が持っているバケーションハウスがあるローマから150キロくらい離れた小さな町、アルビートに行ったりして楽しかった。単なる小さな町なんですけど、やっぱり「ヨーロッパの田舎町」というのはかなり魅力的ですよね。上の写真が、その町。何て事はないところですが、このフロシノーネというプロビンス(郡)にはこのような人口数千人程度の町が山に沿っていくつかあってキレイなのです。
国立近現代美術館
日曜日に行ってきたんですが、正確にはここは美術館というよりも “Soprintendenza alla Galleria Nazionale d’Arte Moderna e Contemporanea e musei dipendenti” というすっごく長い名前の事務局が管理するいくつかのギャラリーのうちのひとつで、わりと閑散としたところ(でも穴場的存在かも)なんですが、訳としては:
Soprintendenza=局、部、事務所(文化財を保護する)
alla=a+laという結合形, a=~の(英語だとin), la=冠詞(英語だとtheで、Galleriaが女性名詞なのでla)
Galleria=美術館
Nazionale=国立
d’Arte=di+Arteの結合形, di=~の(英語だとof), Arte=芸術, Arteが母音で始まるのでこういう結合形になる
Moderna=現代
e=~と(英語だとand)
Contemporanea=近代
musei=美術館(複数形)、単数はmuseo
dipendenti=従属
ということになりますね。こんなこと一生懸命説明しているというよりは自分が勉強してるみたいな気分にもなりますが。私が行ったのはそのうちのひとつ、”Galleria Nazionale d’Arte Moderna (GNAM)”というところ。実はここは微妙にアクセスが悪くて、地下鉄で行ってもいいんですがA線のFlaminioで降りて、トラムの2番に乗ったあと一つ目ですぐ降りて、19番に乗り換える、というちょっぴり面倒なことをしなければいけません。私はローマの中でもチェントロから南に住んでいるので近所のバス停から716番に乗って、次にトラムの3番に乗りかえて、かなり東の方を大回りしながら行きました。3番はそのまま美術館の目の前に止まるんですが(でもかなり大回り)、今チェントロのあたりのトラムの3番は工事中なのか、半分バス、半分トラムになっているみたいなので結局かなり乗り換えます。でもまあ、ぼーっと乗っていればいいので私はかまわないですけどね。
F.I.S.H.
昨日オフィスで帰る支度をしている時に突然、翌日(今日のこと)が、職場の仲良くしてもらっているTさんのお誕生日だということを思い出して、お隣のオフィスのAさん、7階のHさん、ローマにある別の国際機関であるIFADにお勤めのAさんを誘って土壇場バースデイディナーを計画してみました。場所はカヴールにあるこのレストラン。日本食といえば日本食ですが、基本的にお魚料理という感じですね。F.I.S.H.はFine International Seafood Houseのアクロニムだそうです。オフィシャルサイトはこちらです。最初のページをクリックしたら、ナビゲーションは見づらいですけど右下にあります。
みんなでわいわいと白ワインのすっごく美味しいのを飲みつつ、maki-mix(巻き寿司ですね)だsushiだsashimiだとたくさん注文して食べたんですが、ここはレストランの雰囲気も小洒落た感じだしデザイナーチェアーがあったりで素敵だし、お食事だってすごくおいしっくて感動しました。まあそれなりのお値段はしますが、でもだからといってびっくりするほど高いというわけではありません。嬉しいのはワインリストが充実していて、その美味しい白ワインだってイタリアはトスカーナのお魚にぴったりのワインだったりすることや、ちゃんとドルチェメニュー(デザート)があって、それは独創的でかつ伝統的なイタリアンドルチェ(チョコレートファッジだったりティラミスーだったり)が出てくること。結構ちゃんとした日本料理を食べているのに、コアはしっかりイタリア、というのがなんだか贅沢な気分でした。私が頼んだティラミスーはすごく変わっていて、カクテルグラスに入った淡い黄色のスッキリしたティラミスーで感動的に美味しかったですよ!
チェントドゥエ・セッテ
最近ちょっと個人的な理由でバタバタしてて更新もなにもかもままならない私ですが元気にしています。久しぶりに更新します。突然ですけど、私が借りているフラット、いろいろ他の人に状況を聞いてみると、かなり恵まれているらしく、ADSLのインターネット、電話、衛星ケーブルテレビ(スカイ)などがコンドミニオに含まれていて、その中でも衛星は500チャンネル(以上かも)もあって、結構すごいことになっています。が、私は今のところあんまりゆっくりとテレビを見るヒマがなくて(気持ちに余裕がない、という意味で)、まだちゃんと使いこなせてないんですね。
朝だってテレビを見るというよりは、久しぶりの一人暮らし(タイではしてたけど)で、朝6時に起きてシャワーして、慣れない洗濯(タイは乾燥までやるドラム式だったし)したり、食器を片付けたり(といっても食器洗浄機で前の晩に洗ったやつを片付けるだけですけど)して、身支度したり個人的なメールに返事したりしているうちに出かける時間の7時50分(バールに行く時間も計算して)になってしまうので、テレビなんかつけたら絶対間に合わないんですよね。それで代わりにどうするかというと、ラジオ。ローマのFMの102.7がいわゆるポップ局なので、定番になっています。別におしゃれな音楽とかこだわりのサウンドとかそういうわけじゃなくて、単純に流行っている曲を流すだけなんですけど、わりとアメリカンポップもあるしUKもあるしで良いです。しかも、このラジオ局RAM POWERという局なんですけど、1曲おきに、古い曲と新しい曲を交互に流すんです。笑えるほど古い曲(A-HAとか、M. Jacksonとか)が急に流れたり、カーペンターズやビートルズが流れたり、今一番売れているイタリアンポップが流れたり、その脈絡と節操のなさが良い感じ。イタリア語で100はcento(チェント)、2はdue(ドゥエ)、7はsette(セッテ)なので、このラジオ局は「チェントドゥエ・セッテ」なのです。
MACRO美術館
火曜日にAさんがプルマンに帰ってしまって、なんだか動揺したので友達に誘ってもらってMACRO美術館に行ってきました。この美術館は基本的にはコンテンポラリーアートを扱っていて、もともとクラシックアートが分からない私にとってはおもちゃ箱みたいな美術館で楽しかったです。現在置いてあったエキシビジョンでは3人のアーティスト、Erwin Wurm、 Gianni Dessi、 Leandro Erlichをフィーチャーしてあったんですが、その中でも私は特にLeandroの作品は大きなおもちゃ大集合といった感じで楽しかったです。関連サイトは以下の通り。
なかなか楽しめました。この美術館自体がコンテンポラリーアートという気配なので、そういうのが好きな人は必見です。リフトや階段、目の覚めるような黄色の廊下や、冗談のような真っ黒の廊下など楽しかった。
