一番好きなローマ遺跡

皆さんご存知の通りローマには数々の遺跡があって、1週間滞在したくらいではまったくもって制覇できないし、コロッセオやパンテオン、フォロロマーノ、などなど有名な遺跡は本当に圧巻で、観光しながらちょっとおなかいっぱいになってしまうくらいです。

そんな中で、昨日ヴェネツィア広場にあるコンプレッソ・デル・ビットリアーノの展示場に来ていたポール・ゴーギャン展を見に行ったのですが、展覧会から出てすぐのところから見える、インペリアル通り越しのこのトラヤヌス帝のマーケットの建物が私は一番好きだなーと思いました。フォロロマーノの向かいに、フォロトライアノという遺跡が地味にあるんですが、それがこの建物があるところ。これはレンガ造りの公設の市場で、皇帝が、身分や貧富の違いに関係なくそこに市民を入居させる政策をとって、ローマ市民の絶大なる支持をを得ていたらしいんですが、とにかく一番下のオーバル状になっている市場とその建物、その後ろの高さの違う屋根の建物、タワー状になっている建物、などなど絶妙のバランスがいちいち感動します。アーチ状の窓の大きさが微妙に違うのも素敵だし、ひとつひとつレンガがかわいく積んである感じも素敵。

そしてこのすべてが、紀元後の1世紀のものだと思うと呆然とします。紀元1世紀っていつよ!といつも思って、当たり前なんですけど2000年くらい前ですね。すごいです。

ローマに観光予定のある方は、コロッセオからヴェネツィア広場までのヴィアレ・インぺりアーレを楽しく歩くと右手に見えますのでぜひこの素晴らしい建築物を楽しんでくださいね。夕焼けに映える素敵な遺跡です。

ナイロビでイタリアについて考えた

やっとローマに帰ってきました。日曜日だった昨日は一日ごろごろして過ごしたのですっかり疲れもとれました。ところで土曜日の朝、ナイロビの空港でちょっと書いたけれどアップしていなかった分をここで。
——————————–
昨日ですべてのミッションが終わり、今日は朝7時に食事、7時半にチェックアウトを済ませ、8時のお迎えの車で空港まで送ってもらいました。今はナイロビの空港で、搭乗までの時間が結構あるのでラップトップを開いてみたらホットスポットをキャッチしたのでこうしてインターネットにつなぐことができています。これからアムステルダムまで飛んで、そこからローマ。
自宅の目の前の駅(オスティエンゼ駅)から出ている電車で30分で空港まで往復できるので、いつもはそれを使うのですが、今回は1)持参する荷物の中に40冊の分厚い冊子をいれた段ボール箱がある、というのと2)到着時刻が夜の11時近くで、フィウミチーノ空港は荷物がなかなか出てこないので有名で(しかも以前プライオリティータグがついていたのに最後に出てきたことすらあります)最後の電車を逃す可能性が高い、というふたつの理由で、自分の車を空港にとめてあります。

Continue reading “ナイロビでイタリアについて考えた”

秋の空

1週間ほど前にローマに帰ってきました。土曜日の昨日ふと我が家のバルコニーから外をみていたら空があまりにも秋だったので撮ってみましたが、写真にしてみると結構普通ですね。でもそれにしても秋っていいですね。風が気持ち良くてお洋服もそれなりに充実していて(夏だと暑いだけでお洒落どころじゃないですよね)心も晴れやかな気持ちになります。

今日は日曜日、芸術の秋ということで、Complesso del VittorianoでやっているPaul Gauguin展か、Via NazionaleにあるPalazzo delle EsposizioniでやっているMark Rothko展にでも行こうかなと考えています。Mark Rothkoって私恥ずかしながら名前しらなかったんですけど、実はアメリカに住んでいた時にたくさんポストカードを持っていていっぱいお部屋に飾ってたことがあります。好きなのにそのアーティストの名前をしらないのは良くないのでそっちに行きたい気分ですがゴーギャンも捨て難い。どちらも1月くらいまでやっているみたいなので、どちらも結局行くんだろうとは思うんですけどね。

ローマの老舗グラニータ屋さん

日曜日の昨日は友達に誘われて午後からテベレ川沿いに出ている屋台まわりをしようということになって出かけてきました。テベレ川はローマを大胆に分断している川で、ローマの中心地は「テベレのローマ側」と呼ばれる(私が勝手に呼んでいる)側にあって、「テベレの向こう側」は実はこれは私が勝手に呼んでいるのではなく、そのまま「トラステベレ」という名前になっている地域でもあります。そっちのさらに西にバチカンなどがあります。そしてテベレ川の真ん中にひとつだけ大きな中州の島があってそこはいつも観光客であふれていて、特にこれといった何があるわけでもないのですが私は結構好きなエリアなんです。小さなワインバーやちょこっとしたお店がなんだかとても、ツーリストが好みそうなローマな雰囲気なのです。

で、その「トラステベレ」側に車をとめて、河川敷までの階段を下りていこうということになって歩いて橋まで行こうとしたところ、友達がこんな道路沿いのお店(クリックしてくださいね)に連れて行ってくれました(携帯で撮ったので画質が悪くてすみません)。”Sora Mirella”という100年近く続くグラニータのお店。グラニータというのはいわばカキ氷のちょっとだけ液体風になった夏の食べ物で、英語では「イタリアンアイス」なんて呼ばれたりします。このお店はローマの人の中でもかなり有名らしく、常に行列ができていました(注)。氷はお兄さんがせっせと、かんなのようなもので削っている細かい細かい氷。どんどん削られてくる氷をかわいらしいお姉さんが手際よく受け取り、シロップを入れ、フルーツを盛っていました。最初の写真で分かるように、見た目もすごくかわいく、私はここでのグラニータは初めていただいたのですがすごく気に入ってしまいました。他にもキウイレモンやココナッツやコーヒークリームや、本当にいろいろな種類があり、大胆に果物をのせているわりには全てきれいな出来上がりです。

ちなみにグラニータ屋さんのことはイタリア語で”Grattachecca”(グラッタケッカ)といいます。夏のローマに観光にいらっしゃる方はぜひおためしください。私の個人的な経験だと、どこのグラニータもあまりハズレはないので特にこのお店でなくても良いとは思いますが、見た目がかわいいのがよければここにぜひいってみてくださいね。とても有名なところらしいのでガイドブックなどにもたくさん出ているかもしれません。ストリート名はLungotevere degli Anguillaraで、”Ponte Cestio”(チェスティオ橋)の角にあります。

(注)ローマでの行列というのは、一列や二列ではなくもわもわもわっと集まってみんなが口々に何か叫んでいるいわばカオスな状態のことを言ったりします。

ローマの夕焼け

数日前、日本人のお友達に「ローマの日本食屋さんというところに、この1年半の間に私は1回しか行ったことがないので、是非行ってみたい!」と訴えていたら、じゃあ行こうか、となったところにたまたま通りかかった同じく日本人のHさんとそのお友達でレバノンからバケーションに来ていらっしゃるという日本人のTさんも一緒に、じゃあチェントロ(中心地)の日本食に行きましょう!ということになって行ってきました。レストランは夜の8時に予約していただいたので、仕事が終わってからその時間まではアペリティーボに行く?ということになり、私の最近のお気に入りのCasina Valadierのガーデンバールに1時間ほど行ってきたんですが、そこから見るその日の夕焼けがすごくキレイだったので写真を撮りました。ちょっと暗くて分かりづらいかもしれませんが、実際見たときは、「こんなにくっきりはっきりのローマの中心地の夕景は本当に珍しいね!」とみんなで言い合ったほど美しかったのです。写真をクリックすると私のフリッカーに行くので他に2枚ほど夕焼けの写真があります。

Casina Valadierは実はレストランで、メディチ家の敷地内にある同じ名前の由緒ある建物(写真はこちら)の中の、さらに美しい内装のちょっとお高いメニューで有名なところなんですが、そのガーデンにあるガーデンバールは1ドリンク5ユーロといったところでアペリティーボに最適です。ガーデンの様子はこんな感じ(写真はこちら)。スペイン階段の上部からちょっと丘を上がったところにあるのでそのあたりでお食事の予定があれば是非待ち合せに使いたいバールです。といいつつ私は今月と先月だけでここに5回は来たような気がします。それくらいお気に入りですね。景色がいいのが一番嬉しいところです。

日本食レストランも美味しかったし、キレイなまさに日本の料亭のような内装で客層も素敵だったし、抹茶アイスクリームなんていただいたしで満足な夜となりました。こんなとこ見てないだろうけどTさん、Hさん、Aさん、そしてレバノンのTさんありがとうございました。すごく楽しかったです。