ローマの下町レストランでゲットー名物のユダヤ風アーティチョーク(Carciofi alla guidia)を前菜として注文しましたが、本当に美味しくて、私この黒くなった茎に至るまで全て完食いたしました。しかもこれがあと2皿私のテーブルに運ばれてきたとしても、私は多分嬉しく美味しくいただける、と真剣に思うくらい、私の好みの味です。
Continue reading “ローマのユダヤ風カルチョーフィへの強い愛”恋焦がれたフラッペ
2022年は2016年以来の6年ぶりにカルネヴァーレの季節(2月初旬)をイタリアで迎えることとなって、こうして私がイタリアのお菓子の中で一番好きなフラッペにありつきました。過去5年間、毎年この季節になるとバンコクや日本から「ああイタリアのカルネヴァーレのフラッペ食べたい」と恋焦がれていたので、本来はすごく寒くて心の晴れない2月ですが、その2月が来るのを楽しみにしていたのです。10年以上前にこちらやこちらでフラッペの話を書いているので気になる方はどうぞ。
Continue reading “恋焦がれたフラッペ”日本での年末年始
2021年は11月の末に日本に帰国して、2022年に入ってからの1月の2週目まで、日本での年末年始を過ごしました。飛行機に乗る前にローマで陰性証明を取ってからの移動となるわけですが、その時は次の変異株はニューだと思っていたのでオミクロンのことは全く話題にも出ず、羽田に到着してから迎えにきてくれたAさんと初めてオミクロンの話をしたくらいだったのですが、そこから1日か2日くらいであっという間にいろんな国で流行り始めてしまいましたが、日本はまだ異常に少ない感染者数という状況でした。そこから2週間の帰国者としての自主隔離をして(その間テレワークをさせてもらえました)、実質3週間の休暇を穏やかに過ごすことができました。上の写真は羽田から車で帰る時に見たスカイツリー。
Continue reading “日本での年末年始”地元の天使たちの食堂
11月の末にご近所に住む日本人の友人のMちゃんと一緒にお気に入りのレストランに行ってきました。Ristro degli Angeli (alla Garbatella)というところで、ガルバテッラというのがこの地域の名前なのですが、このエリアでも大きな広場の一つであるバルトロメオ・ロマーノ広場にあるローマ第3大学のテオトロ・パラディウムの向かい側にあります。
Continue reading “地元の天使たちの食堂”伊と仏と日なミニディナー
11月にモデナに住むIがローマに来る機会があって、彼女と、そしてとっても若い同僚であるフランス育ちの日本人のHの二人に、私の小さなアパートメントに来ていただいて、なんとお料理を教えてもらうという楽しい機会を設けました。教えてもらうばっかりじゃ申し訳ないのでとりあえずテーブルセットしたのが上の写真です。とはいえ花瓶を持ってお花を買いに行き、その場でお花屋さんに生けていただいて、それをテーブルの真ん中に置いただけですけどね。
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