7月28日にAさんが青森と岩手に出張に行ってしまったので、退屈した私は母に頼み込んで熊本から来てもらって(母は飛行機は当日シルバー割引といったサービスでものすごく安く旅行ができます)、一緒に軽井沢まで行ってきました。写真は朝食に出たトマトのサラダ。うすく切ってあって芸術的でした。私たちはオーベルジュに泊まったので、朝食だけでなく夕食もすっかり堪能。コースを4時間近くかけて楽しんだので、観光という観光はとくにせずに過ごしました。
私は軽井沢はまだ2回目で初心者ですが、やっぱりすずしくていいですね。観光客向けな人工的なところも、それなりに素敵で、ハルニレテラスなんてかなりお気に入りです。到着した当日はそのハルニレテラスから散歩道を歩いてトンボの湯で星野温泉も楽しめました。Aさんへのお土産に丸山コーヒーのコーヒー豆、ハルニレテラスブレンドを買いました。このブレンドは軽めのブレンドでかなり好みです。翌日は雲場池を散策したり、ドライブで白糸の滝を観に行ったりしてのんびりできました。緑がいっぱいで木立を歩く気分はやっぱり「癒されている」という気分になるので不思議ですね。
泊まったのはオーベルジュ・ド・プリマヴェーラさん。なにもかもプロフェッショナルだし、女性はみなさんかわいらしくて素敵でした。また行きたいという気分になりましたよ。
NTCがすごい、そして筑波大でセミナー
突然ですが私はわりと「家でできるエクササイズ」というようなうたい文句の運動が好きで(しかもだいたい1ヶ月くらいでヘタってやめます)、過去にもタエボーとかいろいろやっていたんですが、イタリアではジムに入ったこともあって、パーソナルトレーナーについてやっていたのですがイタリアならではのわずらわしさもあって、また家で運動できるなにかがあればなぁと思って探していました。そして日本でiPhoneのアプリで見つけました。Nike Training Club (NTC)。もともとNike womenのサイトはわりと頻繁に使っていて、iPod nanoについているPedometerを同期したりしていろいろと便利だなぁと思っていたんですが、このNTCはアプリで提供されていて、とにかくその運動が「初級」を選んでもかなりピンポイントで筋肉を痛めつけてくれます。私は初日は10分で音を上げ、2日目はなんとか30分のセットを終えたものの、運動後30分くらい足が生まれたての子鹿のようになってました。
我が家は3階にあるので階段の上り下りに筋肉痛がかなりひびきます。大腿筋、背筋、上腕筋などがピリピリです。いい感じです。数日30分のセットをいろいろと試していましたが、今日は無謀にも45分のセットをやってみました。いろいろな体勢でのスクワットやプランクをやるんですが、30分を過ぎた頃のスクワットは、このまま続けたら怪我しちゃうんじゃないかと思うほど足がガクガクになってしまうので、「怪我したら意味ないし、もうそろそろやめようかな」と思うんですが、抜群のタイミングでNTCのアプリが「さいごまでがんばって!」と声をかけてくれます。それで多少ズルですが、安全のために片手でつかまり立ちしながら続けました。セットの最後5分はしっかりストレッチメニューになっているし、いいタイミングで「回復」の1分が入ったりするし、気分爽快になります。不思議なことに、そのあとシャワーをして過ごすと暑い日も涼しい日も、空調なしでもさわやかで、実は節電?とタイムリーなことを思ったりもします。少なくともこの夏はずっと続けられたらなぁと思います。ひとまず目標は筋肉痛になっている筋肉が筋肉痛にならなくなること、です。いつ頃そうなるかな?
さて、昨日は夕方から筑波大学の北アフリカ研究センターにお邪魔して、おこがましくもセミナーで講演させていただいてきました(宣伝ポスターはこちら)。研究所の先生、研究員の方々、大学院生、留学生のみなさんに来ていただいて楽しい時間でした。ここをご覧になる方はいらっしゃらないかもしれないんですが、関係者のみなさんありがとうございました、いろいろと雑談中にアイディアをいただいたりして私にとって、とても有意義でした。
母と娘で楽しむディズニーリゾート
先週のことですがタイトルの名前のついたディズニーリゾートのバケーションパッケージを利用して、無謀にも私の66歳の母を連れて夢の国へ1泊2日楽しんできました。写真は念願のミッキーに会えて嬉しくてたまらずがっちりハグする母です。泊まったのはディズニーランドの目の前のディズニーランドホテル。お部屋も広くてとても良かった。
1日目はディズニーランドで、怖い乗り物は全部イヤだからね!と母に念を押されていたので、行ったアトラクションはホーンテッドマンションとパイレーツオブカリビアンとピーターパンのみ。そして楽しみにしていたキャプテンEOも観ました。今観てもすごく豪華。あ、ジャングルクルーズも行きました。ジャングルクルーズはイケメン期待の大きかった私たちですが、おやじギャグ連発の面白い人担当になってしまいました。でもギャグは鉄板だったので笑えましたけど。あとは私も初めてだったんですがポリネシアンシアターでのランチショー(ルアウ)を楽しんだり、ショッピングしまくったりポップコーンたべたり。夜はカリブの海賊のところにあるブルーバイユーで食事して、そのあとエレキトリカルパレードもあって、母と二人で存分に楽しみました。夜は涼しかったこともあってなんとなく名残惜しく、閉園までカフェでのんびりしました。
翌日はシーへ行ってのんびりしました。相変わらずあまりアトラクションには入らず、ショー三昧しました。ケープコッドのダッフィーのショーがすごくかわいかった。調子に乗ってダッフィーの子供用のポシェットを買いましたが、やっぱりディズニーリゾート以外では使う勇気はないです。2日とも平日だったのですべての場所で待ち時間は5分表示。しかも5分と言われても入って行ってそのままのスピードで歩くともう乗り物に乗れてしまうというラクラクさでした。お昼の間は暑かったのでピンクのミッキー扇風機をふたりで首から下げていたんですが、あれってすごく優れものですね。しばらくあてておくとスーっと汗が引きます。
すっかり童心に帰ってパレードでは大声をあげてはしゃいだりして、楽しい2日間でした。母もキャーキャー言ってました。お母様、いろいろとひっぱりまわしてごめんね。すごく楽しかったです。また行こうね。
日曜眼鏡のお話
突然ですが、私最近手荒れがひどく、先週ちょっと心配になってきたのでわざわざ恵比寿にある皮膚科を探し出して行ってみたのですが、先生の説明も飲み薬も塗り薬もすべて超納得で、1週間でかなり良くなりました。そして、この際アレルギーテストもしてみますか?と言われてお願いしておいた結果が昨日出ているということだったので、また土曜日に検査結果をいただきに行ってきました。長蛇の列ができる土曜日ということで、かなり早い時間に行って一番乗りを果たし、そのおかげで狙い通りあっという間に診察が終わった(結果はかなり良かったです)ので、一緒についてきてくれたAさんと一緒に六本木まで行って国立新美術館でワシントンナショナルギャラリー展を観た後、Vogueカフェでランチをして、ミュージアムショップに寄って楽しく半日を過ごしました。写真は、別にそのミュージアムショップで買うこともないとは思ったんですが、最近気になっていたシリコンがま口だし、このなんともいえない黒い閉じ口とパンダの印刷に強烈に動揺したあげく、うっかり買いました(正確には買ってもらいました、ありがとう!)。これは憧れの(?)大阪のおばさまたちのように、飴ちゃんを入れるがま口にしようと思います。がま口を閉じた様子はこちら。
ところでタイトルは何かというと、数週間前にお台場の日本科学未来館のガイアシアターにプラネタリウムを観に行ったときに、「東京スカイツリーができるまで」の特別展示をしていたのでチケットを買ってみたんですが(感想は、子供用の展示なのでコスト対価値のバランスがちょっと悪かったです)、そのときに途中で、御年69歳といったところのおじさまが、「こちらのほうに、サンデーグラスをつかった展示がありますよ」というので、一緒にいたAさんに、「サンデーグラスって何?日本ではそんなのはやってるの?なんか未来チックでカッコいい!」と興奮したところ、いざ行ってみると、なんと、3Dグラスでした。お年をお召しになった方がDをデーと言ってしまう気持ちは分かりますが、3まで日本語になってしまうなんて斬新、と思ったら笑いが止まらなくなってしまい、大変なことになってしまいました。Aさんは普通に、へー3Dのことか、とつぶやいてそのあとNo DoubtのSunday Morningをずっとハミングしてました。ちょっとツボに入ったので。くだらなくてすみません。
シャトーカミヤ(牛久)
2週間ほど前に家から30分くらいのところにある、写真のシャトーカミヤにランチに行ってきました。もしかしたら見覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんが、堀北真希さんが主演した「花ざかりの君たちへ:イケメンパラダイス」の学園のロケ地になったところです。茨城県牛久にあります。ここは国指定重要文化財で、明治時代に神谷傳兵衛がという人が作った日本で最初の本格的ワイン醸造場だそうです。
震災の影響で、残念ながらこの明治のレンガ造りの建物はかなりの被害を受けてしまったようで、シャトーカミヤの敷地内の半分ほどが危険ということで立ち入り禁止になっていました。茨城県は3月11日の3つ目に来た直下型の地震でかなり影響を受けてしまったんですよね。
その影響でクローズしていたレストランのうちのひとつ、キャノンレストラン(フレンチ)が、比較的影響の少なかった芝のガーデンを使って、晴れた日はランチとディナーを出しているということだったので行ってきたのでした。こちらがそのガーデンレストランの様子。
車で来たので私はシャトーカミヤで造られたブドウジュース、Aさんはシャトーカミヤの赤ワインをいただいて、そしてコース料理はとにかく地元の素材をふんだんに使った和風フレンチ。鴨と地元の特産の美味しいネギに甘辛いオニオンソースの前菜、メインは私は、つくばもち豚ロースステーキで、Aさんは牛ロースステーキ。もち豚ほんとうにもちもちふわふわでホワイトミートの美味しいところが出ていてジューシーでした。写真がそのポーク。一番手前の一切れはAさんがくれた牛肉です。このあともち豚は半分くらいAさんの胃袋に収まりましたが。すべてのメインディッシュはすぐ横のアウトドアグリルでシェフががんがん焼いてました。ステーキは焼きたてが一番美味しいですよね。そして手作りバゲットも美味しかった(シャトーカミヤベイカリーもあります)。デザートは甘さ控えめのシャーベットみたいなアイスクリームにベリーが数種類。コーヒーで〆てなんとお一人様1500円の破格。
後日ここのことを、青森は八戸出身の友達のHに「ねぇシャトーカミヤっていうのが茨城の牛久にあるんだけど」と話し始めたら、「えーシャトーカミヤってどこにでもあるの?八戸だけのものだと思ってた!」と驚いていましたが、シャトーカミヤは牛久と八戸にしかありません。どうやらHのお母様がお花を活けに八戸のシャトーカミヤに行っていたらしいです。どうやら牛久のシャトーカミヤが100周年を迎えたときに記念に建てたみたいですね。
ここに堀北真希さんや小栗旬さんが来たかと思うと、結構びっくりするような田舎にありますが、芝生のテーブルでいただくランチ、気分も良かったし美味しかったです。ぶどう園への散歩も楽しかった。今度は同じ敷地内にあるカフェレストランに行ってみたいと思います。