上の写真は先日ルクセンブルクに行った帰りにローマのフィウミチーノ空港に着陸してから撮影したものですが、ルクセンブルクに到着の日は、フライトの到着時刻が夜の10:30ごろの予定だったので、タクシーで親友のCの家まで行く予定にしてたんですね。ですがCが「そんなわけにはいかないよ！」と主張し、Cか旦那様のGのいずれかが車で迎えに来る、ということになっていました。ですから到着したらすぐに携帯をオンにして連絡を取れるようにしなきゃ、と思ってたんですね。ですから機体がタッチダウンした後に携帯を使って良いというアナウンスが流れてすぐ電波を受信しようとしたら、連続してこんな写真とテキストメッセージがGから来ていました。
携帯のフライトレーダーのアプリで、Gが上空を飛ぶ、私が乗っている着陸体制の飛行機を撮影して “this is you landing 😎” （これ着陸中の君だね😎）と送ってくれていたのでした。結局彼はその夜は彼の友達と飲んでいて、私のお迎えにはCと双子ちゃんのAとZの三人で来てくれたんですが、こうやってワインを飲んでいる時も、上空の飛行機を見て、私が乗っていると思って待っててくれる優しいGに小さな感動を覚えて、すごく嬉しかったので書き留めておこうと思いました。大きな優しいジェスチャーや高価なプレゼントや特別な思い出もそれはもちろんすごく嬉しいとは思うんですが、こういった小さな何気ない人の優しさが私には最近すごく沁みます。私も細やかな優しさを身につけられるようにしたいです。でもそれにしても今のこういう技術はすごいんですね。アプリでなんでもできちゃう世の中になりましたね。