身悶えする料理番組

あのNaked Chefにも可愛い子どもたちがたくさんできて、このバディーくんがとにかく強烈に魅力的で私の最近のブームです。お父さんのジェイミーにそっくりなのもあるんですが、喋り方だけでなく語彙まで同じで、滑舌の悪さまで似てたりするのでこんな単純なスクランブルエッグの作り方を見ながら身悶えしてます。3分半の短いものですのでぜひ上のリンクの動画ご覧ください。私のポイントとしては(1)ジェイミーが最初に「私はここにいます」と言いかけるときにお父さんを尊敬の眼差しのようなもので見つめ、その後「私のたくさんいる子供達の一人」といわれて一気に照れ笑いになってしまうバディーくん。そして(2)「バディーが兄妹に優しく作ってあげている」とちょっと褒められて「今の相応だし公平でしょう?」と聞かれて嬉しそうにする顔。(3)「包丁の正しい使い方を教えたし」とジェイミーが説明するときに、ウンウンと頷くバディーくん。という、全体的にお父さんとの非常に良好な料理の上での関係性に感動します。

そしてジェイミーがフレームアウトする前に、フライングパンをくるっと回して「そしてカッコよく決めて(スタイルイットアップ)ね!」と言うと「オッケー」と言うんですが、その「オッケー」が「わかんないけど頑張るよ」系のオッケーであるところが非常に謙虚で好ましいです。あとはイギリス人特有かと思うんですがことあるごとに「Right」と言う感じがいいです。そして「お父さんが教えてくれたやり方なんだけど、卵の殻が入っちゃったらもう一つの殻で取ればいいんだよ」と言うんですね。私もジェイミーのレシピやテレビでいろんな料理を教えてもらったし、そのときにジェイミーって結構こう言う「やり方」的なことも教えてくれるんですね。ローズマリーの葉っぱの刻み方とか、バジルの選び方とか。だから「私やそのほかの世界中のたくさんの人達も、あなたのお父さんにそうやって教えてもらったよ!」とバディーくんに伝えたくなります。

フライングパンが「いい感じに熱くなりました(ナイスアンドホット)」と言う感じもお父さんそのまま。バターを入れるときにa little knob of butterって言うんですが、knobってアメリカであんまり使わないので私は実はこの言葉はジェイミーから教えてもらってるんですね。なんだか感動します。そしてbutterの発音は完全にブリティッシュ。ティーの発音がはっきりしているので、イギリス英語だと「バッター」と言うようなはっきりした発音になります。アメリカだと「ブァラー」という感じでしょうか。

そしてジェイミーと同じなのが「シルキー(絹のような)」という言葉を料理に使うところですね。「火が通ってなくてべっちょり(soggy)になるのは嫌でしょう?そして火を入れすぎると乾いてしまって固まっちゃうしね」と言いながら、ベストな状態を「シルキー」であることとしています。そしてトースターからトーストを取り出す仕草は完全にお父さんのNaked Chefそのままですね。1秒おきにくーーーっとなります。他にもボロネーゼを作るバディー、フローヨーを作るバディー、と色々あって見てるだけで癒しなのでお時間ある方はぜひ。私は以下の3つのビデオを連続で見て、お腹がグーっとなりました。バディーのボロネーゼ、ジェイミーのボロネーゼ、そしてジェイミーのお友達のイタリア人が作るボロネーゼ。どれも全部美味しそうです。

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