デジタルIDをより良く。

2013年に、「デキる」見た目は重要か。と題して雑誌の引用に終始しただけの大したことないことについてつらつらと書いたんですが、その時に「特集ではもうひとつかなり私の興味を引くものがあったのですが、それはまた是非次回に紹介しようと思います。」と書いたのに2年近くもほったらかしにしてしまったことに気づいて、慌てて続編を書いています。それはデジタルIDについて。雑誌の記事では「認めましょうよ、同僚をグーグルしたくなったことあるでしょう?でも、忘れないで、彼らもあなたに対して同じように思っています。」という出だしで始まり、SNSのリンクドインの中の人が、「バーチャル印象」について語っています。以下雑誌記事の意訳(多少説明を付け加えたりしてます)です。

–以下引用(意訳)–
たくさんの女性が仕事上の好印象を保つためにいつも頑張っていますが、なぜかオンライン上の印象についてはほったらかしです。ウェブ上のあなたの存在はあなたというブランドの価値を見せるために非常に重要です。以下のことに気をつけてオンラインのデジタルIDを完成させましょう。

1. ブログを書く
見た目もよく、頻繁に更新されるブログは実はあなたをマーケティングするための良いツールです。あなたをグーグルするひとの目にとまるでしょう。外部のヘッドハンターの目にも、仕事以外の部分で全体的な評価をもらうのにも良いでしょう。ワードプレスで始められます。

2. ニュースアラートを設定する
自分の業界に関する最新の情報やイベントなどに精通するため、ニュースアラートを設定しましょう。そのような情報についてツイートしたり、オンラインのネットワーク上でディスカッションしたりするのは良いことです。その度あなたの考えを共有したり、他のひとの考えを聞いたりするのは大事なこと。業界の大物の目にもとまるかもしれません。なぜなら彼らも絶対そうしているから。

3. あなたの論点を強化する(パワーユアポイント、でプレゼンソフトのパワーポイントと掛けてます)
あなたが頻繁にパワーポイントのプレゼンを作るのに時間をかけているのなら、デスクトップだけでその生命を終わらせず、スライドシェアで世界に共有しましょう。あなたの業界のひとも必ず見るはずです。

4. リンクドインをやる
あなたの評判や能力を他のひとの評価に頼らずに作る一番シンプルなものがリンクドインです。プロフェッショナルなコネクションも作れます。シンプルなプロフェッショナルな写真も付けましょう(人々を魅了する笑顔を忘れずに)。[注:まあこれはリンクドインの中の人が書いてますからオススメ度がたかそうですが、なんとも言えませんが、確かに人物をグーグルするとリンクドインの写真は結構トップに来ますよね。そして自己紹介的なものが他人の評価より先に来て欲しいのは確かなので確かにアカウントを作っておき写真をアップする価値はありそうです。自分の写真が絶対に他から漏れない人は写真をアップする必要はありませんが、どこからか絶対に漏れてしまう、という人はそういう写真がトップにくるよりは自分が選んだプロフェッショナルな写真がトップに来たほうがいいでしょうね。]

5. コネクションを向上する
先を見越したやり方であなたのプロフェッショナルコネクションを維持しましょう。ウィークリーのリマインダーを作って大事なコンタクトにはちょくちょくメールをしたり、ブログやツイッターにちょこっとコメントしたり。小さなことが何か大きなことのきっかけになることもあります。ふとしたタイミングが大事ということもあるでしょう。

6. 推薦してもらう
前職の上司や同僚に、リンクドインやブログにコメントしてもらって推薦してもらうのはとても良い自己マーケティングです。

7. 定期的に掃除をする
フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどのプライバシー設定に気をつけて、プロフェッショナルとプライベートをしっかりと分けて確認することを怠らないように。プライベートな写真は職場の上司に見せなくても良いものです。
–ここまで引用(意訳)–

だそうです。共感したり、それはちょっと無理、と思ったりいろいろですが、まあちょっと古いですが「欧米か!」っていう感じというのが大まかな感想ですね。まあ欧米なんですが。他にも「効果的なネットワーキングのための5つのルール」というのも紹介してありました。

–以下引用(意訳)–
ネットワークを構築するのはキャリアを伸ばすのに必須です。仕事上の重要人物との関係性をよりよくするために大事な5つのルールがこちら。

1. 「ネットワーク」という言葉を動詞として使わない。
あなたがネットワークを「構築する」のです。あなたが「ネットワークする」のではなく。こういうふうに考えると、このこと自体はそんなに怯えなければいけないことでもなく、そんなに軽薄なこと(浅いこと)でもないということがわかると思います。

2. あなたのコンタクトを図で表してみる
あなたの電話やメールに返事をしてくれるある人が、あなたにとって個人的な友人ではない場合、その人はあなたのネットワークの一部です。あなたのネットワークがとても限られている場合、それはあなたのキャリアにとって良いことではありません。

3. 他人を助ける。
あなたが日頃から他人を助けていない場合、あなたはネットワークを構築していないと言えるでしょう。誰かのために何かをすることによって信頼を得られます。でも逆ではない(信頼を得るために助けるのではない)。もしあなたがイベントに参加して、講演者の話がためになったと思うなら、メールをして感謝を伝えましょう。フィードバックを伝えるのはプレゼントを贈るのにも相当します。そしてその人はあなたのことを覚えてくれるでしょう。

4. 質問する。
大きなイベントでは自分のことを話すばかりでなく相手についてたくさん質問しましょう。そしてそこで誰かにその人を紹介できるようになるのも大事です。「彼女がクレアスミスですよ、彼女は…」という感じに。

5. 物事は実現してこそ。
イベントに招待されることがあまりないのであれば、イベントを自分でやっちゃいましょう。1ヶ月に1度の夕食をして様々な人と知り合うのも良いでしょう。あなたのネットワークは広がるはずです。
–ここまで引用(意訳)–

だそうです。まあそうですね。最初のやつが面白いですね。確かに、ネットワークする、って何?って思いますよね。自分のネットワークを構築する、のほうが建設的ですね。字面通りに。というわけで自分的にはメモしておきたかったのでご紹介でした。単なる引用ばかりですが私はちょっと考えさせられたので。以下 ソーシャルメディア に関する私の持論を書きますが、一方的な持論なので ソーシャルメディア が嫌いな方は読まないでここでおしまいにしてくださいね。

ソーシャルメディアの活用について、最近「いやーわたしツイッターのアカウントすら持ってないし」「フェイスブックきらいなんで」と宣言する人々に辟易しているので、上の記事のようにSNSに対してポジティブなものをみると、なるほど、と思えるので好きです。アカウント持ってないことはひっそり思っていれば良いだけで、別に宣言することはないと思うのです。アカウントもってる?と聞かれたら「いえ持ってません」と答えて終わりにすればいいのではないでしょうか。「持ちなよ」「えーどうして」としつこく言ってくる人にはきっぱりハッキリ理由を言ってもいい(というか言うべき)ですが、明らかにやっている人に向かって「わたしそういうのはやらない主義なの。なぜなら…」という人って何なんでしょうか。

まあ確かに頑なに反ソーシャルメディアの方が持つ理由に関しては個人的に興味深いと思ってしまうのでついしっかり聞いてしまいますが、わたしのように別に主義も何もなく、惰性で「えーなにこれ?」という感じいろんなソーシャルネットワークでアカウントつくりまくりの場合(とはいえ実際に使っているかと聞かれると小さな声になります)、「やらない主義」宣言を聞くと、わたしは「やる主義」宣言をしなければいけないのかとプレッシャーを勝手に感じます(そしてそんな主義ないので心もとない)。わたしに限って言えば、別にツイッターもフェイスブックも好きでも嫌いでもありませんが、これだけ社会現象になると、仕事上知っておいたほうがいいかもと思ってアカウントは持っていますが、特に主義はありません。しかもどちらも最近の10代の若い子はほとんど興味ないとかいう噂もあるし、次に何がいつ来てもおかしくないですよね。いずれにせよ大変失礼な言い方になりますが、「やらない主義」宣言は「スマートな俺(私)はソーシャルメディアに踊らされてないぜ自慢」に聞こえちゃうことも、なきにしも、あらず、です。あとは酸っぱい葡萄的な、できないから悔しくて言っちゃうみたいに思われたりすることもあるかもしれないですよね。まあそんなことはないか。勝手なこと言ってスミマセン。

私自身の結論としては、万一グーグルされた時に備えて(まあ滅多にないでしょうけど、これを書きながら思ったんですけど、英語でグーグルされたり日本語でされたり、どちらの場合もあり得ますよね)デジタルIDの向上に努めるべきかな、と2013年にふと考えたのに2年間もそのままなにもせず過ごしていたので自戒のメモでした。

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