屋上からの眺め

昨日に引き続き、また屋上のカフェテリアでランチをしたときに写真をパチパチとってみました。これはモンテパラティーノ、つまりパラティーノの丘ですね。こういうものが、本当にゴロゴロあります。ローマの街中に。そしてこれの奥がフォロロマーノになります。パラティーノの丘の、この写真から見て右側の道路沿いに小さな門があってそこから10ユーロを払うと中に入れるみたいですが、フォロロマーノとモンテパラティーノはセットになっているみたいですねー。私はいつかは誰かと一緒に行くことにはなるとは思うんですがひとりでせっせと観光するのも何だなと思いつつ、こうして屋上から「いつか行こう」と思って見つめるだけなのです。
ランチは今日はリガトーニのトマトソースにしました。まじでアルデンテ。カフェテリアのパスタなのにどうしてこういう質をキープできているんでしょうか。モトがちがうのかな。そして美味しいサラダ。今日は昨日の教訓を生かしてトマトをたくさん入れました。どんな教訓だったかというと、「こんなに美味しいトマト食べた事がないくらい甘いのに、どうして5切れしかとらなかったんだ!」という死ぬほどの後悔だったのでした。


一番上の写真の左側はチルコマッシモの遺跡なんですがこの写真です。チルコマッシモはCirco Massimoと書いて、英語で言うなればCircus Maximum、つまり巨大広場ってところでしょうか。このチルコマッシモの一番奥のあたりの地域に、あの有名な真実の口があるそうです。そして遠くのドゥオモの数々。チルコマッシモといえば地下鉄B線でコロッセオの次の駅の名前にもなっています。そのチルコマッシモ駅の出口のうちのひとつは直接FAOの正門になっているといっても過言じゃないので、通勤はラクそうですね。私は今は歩いてますが。というのもどんなにゆっくり歩いても15分以下なので、多分地下鉄の駅まで行って電車を待ったりするほうがよっぽど時間がかかるか、あるいは同じくらいじゃないか、と思うので。しかもゲストハウスから毎朝渡されるクーポンで行くバールは行く道筋にあるし、そのままてくてく歩くと気分も良いのです。
屋上から見えるのは何も遺跡ばかりじゃありません(見えるのは遺跡が確かに多いけど)。こうして私が先日立ち寄ったバールも見えちゃいます。このときは11時くらいだったのでお客さんもまばらですけど、このあとすぐにいっぱいになってましたよ。こうやって上から眺めるだけで、私は3時間くらいは満足に過ごせそうなので素晴らしいところです。仕事に行くのが万一辛いことがあっても、「それでもランチタイムがある」と思えてちょっとは幸せになれそうな気すらします。
さて、ランチの話ばかりしていますが夜はどうしているかというと、今までのところラッキーで、こちらにいるお友達のTさんという方などにいろいろなところに連れていってもらっています。初日はおいしいピッツァリアだったし、今日は下町っぽいところ(ここぞローマの街!という感じのところ)でおいしいラグーをいただきました。しかも手作りのフェットチーネアルラグー。おいしい。Tさんは鶏肉の煮込みのようなものとじゃがいものオーブン焼きを食べてましたが、ジャガイモのオーブン焼き美味しそうでした。私も今度はアレを頼もうと心の中で決意しました。
明日は土曜日。実はお昼にお友達と待ち合せをしているので楽しみです。コロッセオの目の前の素敵なバールで待ち合せ。イタリアの人々はどこへ行くにも何をするにもバールで待ち合せなんだそうです。

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