HSBCのマネーポート

20050714_moneyport.gif先日自分の予定表なんかをぼーっと見ていたら、バンコクの空港に到着するのが夜中近く(到着時刻で23時)になる、ということをふと思い出して、ここはちょっと飛躍しますが、「あ、現金を持っておいたほうがいいな」という気分になりました。というのも、私のリサーチアシスタントとして働いてくれる予定になっている、大学院生の女の子とその友人の女の子がふたり、迎えに来てくれることになっているのですが、もし夕方とかだったらお食事でも一緒にしておごちそうしてお礼して、なんて思ってたんですけど、そんな時間よりはるかに遅い時間なんですよね。私のために働いてくれるAという女の子(素朴系の美人さん)はその到着日からお給料を払おうと思っていたので、やっぱり現金があったほうがいい、と思ったんです。あっちも普通にそれを期待しているだろうし。
まあ当然空港で両替して行っても良いんですが、時間的にあまり余裕がないので、当日バタバタするのもなぁ、という気分になったので、ちょっとくらいレートが高くても今のうちにちょっとだけ両替していくか、と銀行に行こうと思って調べたんですが、ここで地方に住む哀しさ、地方銀行や都市銀行の地方支店って米ドルやユーロなんかは扱っていても、なかなかタイバーツまではカバーしてないんです。そんなとき発見したのが、香港上海銀行(HSBC)のマネーポートサービス


こんなのすごく前からやっていて今更話題にするようなことじゃないのかもしれませんが、私にとってすごく便利だったのでここに書いておくことにしました。というのも、とりあえずネットで注文するんですね。別に特に大事な個人情報は注文時には必要ないんですよ。セキュリティのちゃんとしたフォームに名前と住所と、希望の外貨と金額を書いて送信するだけ。そしたらなんと、たったの1日で日通さんが代引きで持って来てくれたんですよー!最近は外貨が宅配される世の中なんですねぇ。本当に驚きです。騙されてるんじゃないかと思って何度も確かめちゃいました。
あ、バーツは日本で両替するよりも現地で両替したほうがずっとお得だそうですので念のため。私もとりあえずの資金があればいいかと思って3万円ほどしか両替してません。でもタイって大学卒業した一般の男性の初任給が月収で平均4万円らしいので、これだけあれば1ヶ月弱生活できちゃったりするんだなーとしみじみ思いました。お札はとっても美しいお札です。あ、そしてこの3万円、なんと母から「お餞別」ということでいただいてしまいました!こんな年齢になってお餞別も何もないので本当に悪いな、とはチラっと思ったんですけどありがたくいただいておくことにしました。お母さんありがとう!大事に使います。
でもこのHSBC銀行(あ、銀行銀行になっちゃったかも)って今ぐんぐんのびてますよねぇ。このマネーポートサービスって、やっぱり多少レートは高めですけど、手数料にしてもなんにしても、空港とそんなに変わらないんですよね。これでやっていけてるのかな、とちょっと心配になるくらい。そしてこの銀行のことを考えていたら、火曜日の「旅するタイ語」講座で映像が流れたバンコクのスカイトレインの車体にでかでかとこの銀行のロゴが描かれてました。まあ、そのことばっかり考えていると、いつもは見逃しているものが目に留まったりするものなんでしょう。
それにしても便利でした。家から一歩も出ることなく外貨がやってきた、という感じでした。感動。

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