だんだん「私の仕事フレックスなのー」と呑気に言っていられる状態(というか、働かなければその分なにももらえないだけの話)でもなくなってきたので、今までにさらに輪をかけて地味な作業をコツコツとやる毎日ですが、昨日、もうこれはもう強烈に嬉しいんですが、ある面倒なことこの上ないデータを入力し終えました。ああ、嬉しい。達成感。でも見た目が全然変わってないのはなぜ。地味すぎる作業です。しかもこれで終わりどころか始まりくらいの勢いです。
昨日はそんなこんなで夕方になり、だんだんお腹もすいてきたしそろそろ帰ろうかなーと思っていたところに、Pullmanでのお友達、Hくんから電話がかかってきて「熊本に来てるけどメシでも食べよう」と嬉しいお誘いがあったのでなんとか待ち合せをして一緒にmkに行ってきました。Hくんと一緒にUちんとその新婚の奥さんのMさんが一緒でした。あー楽しかった。それにしてもずーっとあんな話題でごめんなさい。こんなとこ見てないとは思うけれど、特に初対面のMさんがビックリしちゃったかもしれないので、悪かったかな、と今頃思ってます。ごめんね。
だいたい、そんな話題になったのもその前日が原因なのです。私の高校のときの同級生のTくん、Cくん、Nっちと4人で会って、高校のときの楽しかった思い出話、その後それぞれが進学してからお互いのところへ遊びに行ったときの話、などなどで「いつもの話」ではあるんですが、とにかく何度話してもお腹がよじれるほど面白い話を延々と、時を忘れて話しました。久しぶり空が白んだのを見ました。
ところでなぜか、ここをそのメンバーが見ている可能性があるかもしれない、という危機感を今感じているので(見てるんだったらメールちょうだいね)あまり詳しくは書けませんが、そのいつもの話、自分で思い出すために箇条書きしておこうかなと思います。
- 私が長崎に住んでいたころ、留守電のテープ(そのころ留守電ってテープだったんですよ、巻き戻ししたり消去したり大変でした)に最初っからギリギリ最後まで巻ききってしまう量、入っていた超長い留守録メッセージの話。あまりにヒマをもてあましたTくんとCくんがひたすら入れてくれたエンターテイメントでした。楽しかったけど、そのあと電話をくれた別の友人が、「メッセージ残そうと思ったんだけど1秒もしないうちにピーっていって切れた」と教えてくれてゲっと思いました。それにしてもあのテープ今聞いたら楽しいだろうな…。
- 私が料理をしに福岡まで行ったときの話。「3日間なにも食べてなくてこのままだと死ぬ」という電話を受けて、まさか死ぬ訳ないだろうけど、万一死んだら寝覚めが悪いだろうな、と思ってしまって電車にのって福岡まで行ったんですが、お絵描きやプラモデルがブームだった当時のTくんとCくん。私が遊びに行っても外に行かずに、ひたすら家にこもってお絵描きする人1名(Cくん)、プラモデル作る人1名(私)、寝る+飲むひと1名(Tくん)。料理してくれ、買い物に行こう、と言われてみんなで買い物に行ったのはいいけれど、私の好きなものは何一つ買わせてくれず、Cくんが「最近野菜食べてない」と言っては「もやし」をカゴにいれ、Tくんが「鶏肉食べたいねぇ」とカゴにいれ、とそれを延々と繰り返した結果、全く脈略のない食材を前に、私はかなりの創作料理を強いられました。といってももやしと鶏肉を使って何かのバンバンジーぽいものを作ったのは覚えてるんですけど、他に数品何を作ったか全然覚えてないんですよねぇ。そんなに料理得意でもないのに、シーチキンの缶詰と人参、という組み合わせとか、三つ葉としょうが、とか、一体何が食べたいのか全く分からない食材選びでした。でもこれってよーく考えれば分かることだったんですけど、単に私がどういう反応するか見て楽しんでたんでしょうねぇ。ホントにもう、当時の私、なんで気づかなかったのか!
- Tくんの車が盗まれて見つかった話。止めていた場所になかったダイハツミラを必死でバイクで探したという話。私は不在でしたがこの話は何度聞いても面白いのです。
- 電話野球拳の話。字面通りです。
- 5時間のNペの話(キレイな人と結婚していてビックリしました、おめでとうNぺ!)。これを話し始めたとき、私も横にいたんですが、「え?」とそのあまりの内容にヒキまくり、そのあと死ぬほど笑いました。ネタをありがとう。
- 6人くらいでプチ同窓会中、「しろ」キャップ飲みがいきなり始まり、その後店員さんに5回怒られつつ、もうこの店には立ち入り禁止と言われながら帰ったときの話。もうあんなには飲めないし、もうあんなにははしゃげないし、もうあんなに翌日のことを何も考えずに飲んだりできなくなりました。あ、いや、割とできるかな。えへへ。
- 今回はメンバー的に話には出なかったけれど、Tくん、Sくん、などが突然Mくんの白のギャランで長崎にやってきて私の家のドアに破った雑誌の1ページを使って「遠山、お前、いろよ!」という置き手紙を残したこと。その置き手紙を読みながら、私一人で「これって置き手紙の意味ないよ!」と笑いながら憤慨しました。でもその後奇跡的に長崎の町の中でちゃんと会えたので万事解決したし、良かったんですけどね。
- これも今回は話に出なかったけれど、なぜかみんなで鹿児島にドライブに行ったこと。「熊本ノンストップでどこまでも南に行ったら鹿児島につくかな?」と当たり前のことをTくんが言うので、みんなで「じゃあ確かめるか」とこれまたアホなことを言って出かけました。別にノンストップじゃなくても鹿児島につきますけどね。指宿の砂蒸しが気持ちよかったけどそのあともらったゆで卵の上にSくんがうっかり座ってしまい、車中が温泉ゆで卵の臭いになるわ、車のシートが卵だらけになるわで、Sくんは熊本に帰りつくまでみんなに執拗に責め立てられました。
- これも話に出てないんですけど、そのころみんなが大好きだったモーターショウを見に福岡に言った話。F-1の中嶋悟さんのお話を無料で聞けるっていうんで、5時間並んで待って会場に入りました。モーターショウ楽しかったな。
まだまだたくさん他にも「定番」の話はあるんですけど私が今思い出せるのはこれくらいかな…。今回来てくれた、Nっちはこういう話には異色のメンバーですが、実は彼は我が高校で実は一番女の子(とくに後輩とか)にキャーキャー言われたんじゃないかと思われる(でも硬派だったけど)、私たちの友人関係には大変珍しい人なんです(あ、TくんもCくんも、とあるターゲットにはモテていたけどね、一応フォローね、彼女いたしね)。でも、高校生のときの私にとって、Nっちはあまりに高嶺の花過ぎて、逆に何の感情もなく仲良くお話できたのでこうして未だに仲良く続いているんですね。いやぁ、後光さしてました。独身だそうです。もったいない。
それにしてもTくんもCくんも私の大事なバカな友達ナンバー1・2を争っているといった感じですが、今回は真面目にじゃないけど、ちょっと普通にお礼も少し言えたので本当に良かった。どんなことにお礼を言ったかというと:
- 私が入院したとき、いつも私のことをコケにばっかりしている(?)Tくんがすぐにお見舞いに来てくれて私の車いすを押して売店までつれていってくれて、私が買わなければならなかった、「足に超ロングのギブスをしている人のためのお風呂用グッズ」を恥ずかしげもなくどんどん買ってくれたこと。感動して泣くのをこらえてギャグばっかり言うのに専念して大変でした。これマジで。本人は「外回りのときは、こういうサボりが必要だしヒマだし来た」と照れて言ってましたけどね。あ、それも照れではなくて、本当にサボるつもりマンマンだった可能性もかなりありますけどね。いや、それが結構真実っぽい気も今強烈にしてきました。なーんだ。でもありがとう。
- 私の母が倒れたときに、5000円から8000円はすると思われる大きな花束を持ってCくんが病院にやってきてくれたこと。でもこのお礼を言っていたとき、Cくんはゴーゴーすごいイビキで眠ってました。居酒屋の中なのに…。でもCくんが、世界の中でも最も似合わなそうなキレイでゴージャス花束を肩に載せて病院で待っていてくれた姿を見たときには、本気で言葉につまりました。
あー、でも今回もいろいろ、まさに「歯に衣着せぬ」という表現がぴったりなことをたくさん言われましたけど、でもなんといっても、「ここぞ」というときに助けてくれる私のお友達のみなさん、これからも頼りにしてますよ!
ところで今日も朝の10時からK大学に行って7時までコツコツしてきました。今日はO出版のAさんが突然熊本に来てくださって、いろいろとお話ができて楽しかった(あ、楽しんでる場合じゃなくてお仕事の話でしたね…。でも思い切り楽しみました。お話がとても面白い方です。Aさんいつもありがとうございます)。そしてT先生と3人で、「せっかく熊本に来たんだから、やっぱり馬刺でしょう!」ということになって菅乃屋に行ってきました。実は今回熊本に帰ってきてから初の馬肉です。アメリカ人にどんなに野蛮人扱いされたって、私は馬刺を愛し続けますよ。
こうして昔の悪友とも心いくまでおしゃべりできたし、馬刺も食べたし、これで熊本も満喫しました。これからタイに出発するまでは、どんなに地味だろうと、なんだろうと、コツコツ仕事を頑張ろう、と心から思えてホントに良かった。