半年間タイへ

このサイトを読んでくださっている人の中には、「この人はアメリカを離れて(そして夫と離れて)日本で(コスメを買ったりカフェに通ったりする以外は)一体何をやっているんだろう?」と思う方もいるかもしれません。いや、そんなの別にどうでもいいかもしれませんが。興味がある方は以下お読みください。どうでもいい方は飛ばしてください。
アメリカでポスドクをやめたのは、就職が決まったから、というようなことは以前にもチラっと書いたと思うんですが、私の個人的な都合からその就職は来年、2006年の2月からスタートということにさせていただいたんですね。そしてそれまでは、以前からどうしてもやりたかった研究をしたい、と思って、プロポーザルをせっせと書いて、とある日本の財団にお給料を含む研究費(某省委託の研究費)の申請をしていたんです。


5月に帰国してからずっと、その審査などがあっていて、日本の研究費って面接まであるんですね〜という感じだったんですが、結局、審査の末、無事に研究費もお給料もいただけることになりました。それで、実はその研究ってタイ王国(というのが正式名称ですか?普通にThailandなんですけど)で行うものなのです。つまり、来月から私、タイに行くことになりました。期間は6ヶ月。就職には間に合うように研究を終わらせるつもりでいます。
出発は来月半ば、あるいは末を考えています。タイには友人、知り合いの教授などたくさんいるしそこまで不安はないのですが、とにかく行ったことのない国なので今ものすごい勢いでいろいろなことをリサーチ中です。読んでくださっている皆さんの中でタイ経験者の方がいらしたら是非いろいろと教えてください。あ、そしてもちろん、この研究費をくださる某省の方がた、本当にありがとうございます。頑張って良い成果を出せるように努力します。
というわけで、私のちょっと近い将来のお話でした。タイのその研究が終わればまた今度は本格的に就職先に旅立つことになります。それにしても、私がこうして好き勝手に行動できるのも、すべて私の家族(特に私よりも私のことを考えてくれるAさん)、周りの理解ある人々のおかげです。ありがとうございます。そして残り少ない日本での1ヶ月の滞在中、K大学のお仕事せっせと頑張りますので関係者の皆様どうぞよろしくお願いいたします。

7 Replies to “半年間タイへ”

  1. みみちゃん、この前はコメント、ほんと無神経でごめんね。以後気をつけます!タイに行くことになったんだね。しかも6ケ月も。。。その間に是非遊びに行きたいと思います。実はバンコクにもプーケットにもお友達がいるのよ。一度プーケットにしか行ったことがないけれど人も優しいし穏やかに時が過ぎる感じが心地良かったです。お仕事だから遊ぶ時間はあまりないと思うけど素敵な時間を過ごしてね。あー、トムヤンクンが食べたくなっちゃった!

  2. rieko:そうそう、そうなの。結局行くことになりました。是非是非遊びに来てね。想像だけど、仕事が忙しくなければきっと寂しくしていることと思います。Aさんは、タイでは季節の良いとされる11月頃に遊びに来てくれるということなので、その頃来たら久しぶりにAさんにも会えるかもよ。お待ちしています。

  3. Masamiさん:
    T大(というと、、、略、、、)のBowです。こんにちは。タイとは有意義ですね。がんばってください!また、行ったことのない国でも、グラントを書いて研究費を得て行けるというのは素晴らしいですよね。。。
    ところで、こちらは栄養関係でしょうか、、、?

  4. Bowさん:そうですねー、でもグラント書くときって、予算のことから受け入れ先や方法論に至るまですべて、さも「絶対行う」という感覚で書くので、もらえなかった時がっかりですよね。まあ今回は運良くいただけたので良かったんですけど。そしてそうです、栄養関係です。ていうか、めちゃくちゃ私の専門の食品安全です。タイは厳しそうですけどね…。特に水がね…。

  5. Food Safetyって、Environmental Health Epidemiologyに重なるところがありそうですね。以前、Bangladeshのヒ素毒の研究に携わって、井戸水の汚染とその水を使った料理が汚染されていると、、、栄養学と環境学の知識が必要とされるところでおもしろかったです。感染病の類も重要なファクターで、、、
    実りある時間を過ごせると良いですね。
    がんばってください!

  6. 真佐美様
     忙しいでしょうね。
     私のPCのデ-タがなくなってしまったので,ここに載せ ました。
     出発の日は決まりましたか?出発地は関空ですか?
     関空からであれば送りに行きます。
     何か必要なものがあれば知らせて下さい。
     時節柄体には気を付けてください。

  7. Bowさん:そうですねー、環境と疫学って聞いただけで気が遠くなりそうな辛抱強い感じのコツコツ感が漂いますが、着実にやっていけばいつか結果が出そうな興味深い分野でもありますね。私の研究はどちらかというともっと即物的な(というと言葉が悪い気もしますが)、いわゆるPure ScienceではなくApplied Scienceなので多少コツコツ度は減ります。暑いタイで頑張ってきます。
    お義母さま:出発は多分東京か、タイにいくらか近い(かと思われる)福岡を考えています。書類など今のところ必要なものはなさそうですが、もし何かある場合は電話いたします。いろいろありがとうございます!大阪は暑いですか?お体大切になさってくださいね。

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