昨日に引き続き、昔のコンテンツを写しています。これは1999年に書いたもの。シリーズ3回で終わってました。ウケます。私が当時教えていた、FSHN 120というクラスのラボで作ったレシピを紹介しようと頑張っていたみたいです。学校で作って食べるレシピってなぜか美味しく感じるんですけど私だけかしら。(1999年10月:Masami’s Home: Recipes「第1回」より)
CHOC-OAT-CHIP COOKIES
これは、どうやって正しく材料を計るか、というのを教えるために最初のクラスでデモンストレーションするレシピです。計るだけなのにどうしてそんなことまで教える必要があるのだろう?と思われる日本の方もいらっしゃるでしょうが、アメリカの計量はいまだに体積ベースの計量なので、粉の種類、砂糖の種類によってさまざまに変わってしまうんですね。でもアバウトにできてしまうのも魅力でもあります。
私のデモを見たあと、しばらく衛生に関する講議をして、ビデオを見せ終わったころ焼き上がるクッキーを生徒に配ると突然人気者になるので、このクラスの授業構成もよくできているなぁ、と思ってしまいます。
レシピは丸いクッキーを作るようになっていますが、ひとクラス30人くらいいるので、みんなにいきわたるようにクラスではオーブンパンに敷き詰めて焼き、あとでナイフで切り分けます。そうしたほうが早いですけど、形にこだわる方はひとつひとつ丸く愛情込めて焼いてください。
Ingredients (材料)
- 1.75 カップのAll-purpose flour (薄力粉)
- 小さじ1のベーキングソーダ
- 小さじ半の塩(オプショナル)
- 1カップのバターかマーガリン
- 2.5カップのブラウンシュガー(三温糖、黒砂糖、なければ普通の白砂糖)
- 半カップのグラニュー糖
- 卵2コ
- 大さじ2の牛乳
- バニラエッセンスを少々
- 2.5カップのオーツ(手に入らない場合は好きなナッツなど1カップ)
- 2カップのチョコチップ(板チョコを砕いてもいいよ)
Procedure (作り方)
- 薄力粉とベーキングソーダと塩を小さなボールで混ぜる。
- 柔らかくしたバターとブランシュガーとグラニュー糖を大きなボールで混ぜる。もしハンドミキサーを持っていたら便利なので使ってくださいね。
- 2に卵と牛乳とバニラをいれて良く混ぜ、少しずつ1を加える。
- オーツやチョコチップやナッツなどを加え混ぜる。
- オーブンの板にベーキングシートをしき(しかないときは薄くバターなどを塗ると取り出しやすいよ。でも脂肪分が気になるヒトは何も塗らなくてもOK)、スプーンなどで生地をボトボト並べていく。この時形は気にしなくても焼いている間に丸くなるので不思議ですね!私がクラスで作っているように、型にしき込んで焼いて、あとで切ってもOKです。
- 華氏375度、摂氏190度くらいであたためたオーブンで10分から15分ほど焼きます。型にしき込んで焼くバークッキーなら30分くらいかかりますよ。アメリカのクッキーは柔らかクッキーが主流なので、出来上がりはちょっとくにゃくにゃしたソフトクッキーになります。それがイヤな人はこげない程度にもう少し焼きましょう!
- オーブンから出してお皿などで2、3分さまして熱い内に1、2枚、さめてから2、3枚、と楽しみましょう!できあがり!