ぽこぽこバナナケーキ

＜読む前にバナナケーキのレシピをダウンロードする方はこちら＞
ちょっと関係ない話から入りますが、実は、夏に一度日本に一時帰国しようかな、なんて考えているのですが、数年前に日本に帰ったときにAさんが熊本に遊びにきてくれて一緒に行った、当時姉がすんでいたマンションの近くのインドカレー屋さん、その名も「ニューデリー」のことを思い出して、そこの名物メニューのひとつである、「鶏肉と豆のカレー」が食べたくて食べたくてたまらなくなりました。豆というとヘンな響きですが、カシュナッツなんですよ。本気でおいしいのです。

ニューデリーはローカル熊本人の中ではかなり有名なお店で、ちょっとグーグルしてみただけでもいろいろでてきます。それで、ニューデリーにはかなわないけれど、自分でいろいろとスパイスをまぜて作ってみようと、今日はインドカレーを作ることにしたんですね。でもインドカレーつくったことがある方には良く分かると思いますが、あの、「タマネギ炒めステップ」がどうしようもなく長く、ヒマなんですよね。だから、その間に、先日母にわざわざ送ってもらったバナナケーキのレシピがあるので、それを作ってみました。母がタブレットで書いたかわいいイラスト付きのレシピ、私だけが楽しむのはもったいないので、PDFにしてみました。どうぞダウンロードしてみてくださいね。→＜バナナケーキのレシピ＞
このバナナケーキ、見た目もバナナがぽこぽこしていてカワイイんですよ。サクっとしたクッキーのような下の層と、ふわふわっとしたおいしい上の層に分かれているケーキなので、その２層を作るためにちょっとひと手間、という感じですが、あっさり簡単にできるので、ぜひぜひ、バナナが好きな人はためしてほしいです。私はこのケーキを愛しています。いまもひときれ、一番上の写真を撮ったあとに平らげ、うっとりしました。ああ、本気でうちの母の作るケーキやパンが恋しくなってきました。
でも今日は、頑張ってインドカレー完成させます。今、部屋中がCuminの香りでいっぱいになってます。それにしても、レストランニューデリーとお菓子づくり、という話題はまるでかけはなれているようでいて実は密接な関係にあります。というのはうちの実家、遠山家だけの話かもしれませんが、うちの母とふたりで熊本の有名な食材、製菓材料の卸し問屋さんである、「丸菱」に行って薄力粉やチョコレート、ケーキ型やココット型なんかを夢中になって選んでいてふと見上げると、そこには真剣な眼差しでスパイスを選んでいるニューデリーのオーナーがいたりするのです。すばらしい共時性。
追記：ニューデリーのカレーの写真付き紹介ページありました。参考まで。（管理人さん、リンクさせていただきました！）
さらに追記（10/22/2004）：焼いているときの写真を撮ったので上に載せておきました。