めだかの学校

先日、自分のためのリマインダーとして私が前にマイケルクライトンの”Prey”を読んだときの感想を書き留めておいたのですが、理由は、私が引用したパラグラフにあります。
ちょっとした英語の勉強にもなりますが、「鳥の群れ」というのは英語で、”a flock of birds”といいます。それでは、「魚の群れ」というのは英語でなんと言うでしょう?答えは続きます。


答えは、”a school of fish”なんですね。私もこの本を読むまで恥ずかしながら、知りませんでした。本当は受験英語とかで出てくるらしいですけどね。なんで出会ってないんでしょうね。勉強不足ですね。それで、それを知って、インスタントに、「めだかの学校」を思い出したのです。めだかの群れ、めだかの学校、”a school of fish”。あれ、「めだかの学校」って外国の歌だっけ?うっかり「学校」と訳してしまったのかしら?それとも、私みたいに「へぇ、群れってスクールっていうんだ」と思って、魚の学校を想像して楽しくあの童謡をつくったのかしら?
そして調べてみたところ、私の疑問はまったく違っていました。あれは正真正銘、純国産品。NHKに依頼された横浜出身の作詞家、茶木(ちゃき)茂さんが、ご長男と疎開先の荻窪用水で、メダカの群れを見ていたとき、ご長男が身を乗り出すと、メダカたちが怖がってさっと隠れてしまったらしいのですね。でも、ご長男は「ここはめだかの学校だから、待っていればまた出てくる」とつぶやいたそうです。そしてそーっとのぞいていると、またメダカたちが元気に泳ぎ始めて、それであの有名な
♪めだかの学校は川の中
そーっとのぞいてみてごらん
そーっとのぞいてみてごらん
みんなでお遊戯しているよ♪
が生まれたということです。ちなみにメダカは目高と書いて、アジアにしか生息が確認されておらず、少なくとも欧米にはいないらしいです。久しぶりになんとなくほんわかする話を読んだな、と思って嬉しくなりました。

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