今日、ランチをおうちで食べたあと、2時半にBonnieちゃんという私の研究のお手伝いをしてくれている学生さんに会うまでに中途半端な時間があったので、NBCのニュースサイトをみていたら、Free IQ TESTの広告を見つけて、何の気もなく受けてみたんですが、すごい売ですね。タダで、テストを受けさせ、最後に名前やメールを登録させ、スコアを見せて、ちょっとし説明をしてくれます。そして、フルリポートが欲しいあなたはお金を払って!というオチです。
このテスト、2ページにわたっていて、40問あったので私も15分くらい費やしてしまいました。そして、また結果がスゴいんです。
いやぁ、こんな結果出されたら、誰でもお金払ってレポート欲しくなるでしょう。私、IQ=140って出ました。汚い商売です。そんなワケない。そのあといろいろグーグルして他の人で同じテストうけた人いないかなぁと思ってみていたら、いるいる、そこらじゅうに、ウジャウジャと天才がいっぱい。こんなのいくらウェブだからといって許されるのでしょうか。そして、いろんなタイプの「天才」に分けられているのですが、私はビジュアルマスマティシャン。ビジュアルで物事を数学的にとらえる才能にギフテッドされているらしい、という説明でしたが、だいたい、「ビジュアルで物事を数学的にとらえる」という説明自体をキチンとロジカルにとらえることができない私なんですけど。
いやぁ、なんかヤラレタ気分です。興味がある人で、英語が分かる方はぜひうけてみてください。Tickle.comのClassic IQ Testです。こんなことやってるとBonnieちゃんとの約束に遅れちゃう。
追記:このIQテストがインチキくさいワケは証明できると思います。というのも、IQというのは統計学的に出されているわけなんです。いわゆる、ノーマルカーブを呼ばれるもので、一番多くの人々が入る部分がピークの山の頂上の部分。そしてそれから頭いい人は右側に、平均以下の人は左側に、と別れていくわけです。で、このピークの部分のIQを100としているわけですね。で、こうやってウェブをみていて、ほとんどのひとが130以上だというのをみただけで、そんなのおかしいじゃないか!となるわけです。だって、そのIQはそのテストを受けた人を分母にするべきだから、ほとんどの人が同じ点数だとしたら、ほとんどの人は100にならないとおかしいでしょう?おかしな話だ。ぷんぷん。