誤字・脱字

今朝は、久しぶりにゆっくりしたので(っていつも書いてたら久しぶりじゃないですよねぇ)、私のウェブをちょこちょこ整理しようとしてたんですが、私、呆れるほど誤字・脱字が多いですね。すみません。もちろん、全て私の知識不足せいなんですが、ちょっとヒト(というよりモノ)のせいにさせてください。私だけのせいじゃないんです。


まず、誤字について。昔、私も以前に「真視多」と題して書いたと思うのですが、マックに標準でついている日本語変換機能であることえりちゃん、やたらと誤変換が多いのです。今、グーグルしてみたら、「ことえりとルンバ」というページを見つけました。
どうやら、学習機能のあるコンピュータのようなものにはつきものの問題らしいのです。以下、万一のリンク切れの場合にそなえて引用しておきますけれど、原文を見て下さったほうが良いと思います。

ことえりが。。バカになりすぎて死にそう。「私が」が打てない!「輪他師我」ってなる!田舎のヤンキーじゃないんだから。というわけでリンク先の情報をもとに学習辞書を初期化してみました。
/ユーザー/username/ライブラリ/
Preferences/com.apple.JapaneseAnalysis/
LearningDictionary.dict
これを捨てて再起動する。恐っ!大丈夫?わー直った!直った!「私の願い」が一発変換で。これ学習ロジックの数学的な問題で高度なAI?をつんでないとある閾値をこえた時点で急激に誤変換が増えてしまうんですね。最適化の手法を1つしかもたないシステムには共通していえることです。以前、自動お掃除ロボット「ルンバ」が販売されて話題になりましたが、こいつは賢いです。もし、ある袋小路に詰まってそこから抜け出すトライパターンが一定であったら。またその結果を学習するライブラリが単純なソートで算出されたら。はじめのころはうまく動きます。しかしこのパターンの組み合わせがある閾値をこえた時、カタストロフがおこります。急にバカになってしまう。
ルンバはこれをこれをさけるため、トライパターン、さらにその学習結果、ソート、あらゆる局面に乱数が組み込まれているそうです。だからいつまでたってもちょっとトロい。でも最速で学習することよりも、バカにならないシステムであるわけです。

ということなのですね。今日、これをやってみましたが、無事に元にもどりました。おかえり、賢いことえりちゃん。いくらロジックなものでも何でもキャパシティを超えると、キレるのですね。そういうことだったのですね。なんだか身につまされる気分になるのは何故。でも、私にとって、真視多のような、あからさまな誤変換は、まだいいのです。「コンピュータの誤変換だな」と分かってもらえるため。
でも、なんだか人の選択ミスっぽいものもあるんです。例えば私が数日前に書いた、「優待離脱」じゃなくて「遊体離脱」。「優待」ではないのはパっと見で分かるので、変換をさらにたたくと、「遊体」が出ます。「体」という字が合っているのでよし、とあまり確認をせずにそれで決定するわけです。本当は幽体離脱なのに。まぁ、私の最終確認があまいということでしょう。私の知能のキャパシティもわりと限界ですが、ことえりちゃんのせいということもあるのでご了承くださると大変嬉しいです。
次に、脱字。これは、私の確認とかそういう問題じゃないみたいですね。私はMovable Typeというブログシステムを使っていますが、これはアメリカ生まれの外人サンシステムなので、あまり、2バイツの文字(日本語、韓国語、中国語など)にキレイに対応しきれてないわけです。詳しく説明すると長くなりますが、このシステムではRebuildという行程において、いわゆる、ウェブページに「書き出し」というモノがサーバー上で行われるわけなんですけれど、そのときに、ありがたいことに、ちょこちょことひと文字、ふた文字くらい無視していってくださるようです。はぁぁぁ。見つけ次第、変更してますけど、きっといろんなところで脱字してるんでしょうねぇ。
というわけで、今日は言い訳でした。

2 Replies to “誤字・脱字”

  1. なりましたか、「バカことえり」。私のまわりでも皆、ある瞬間に逝ってしまわれる模様です。この直し方ってちょっとヒヤヒヤしますので、「学習辞書を初期化するボタン」ってつけてくれればいいんですが。Appleたのむよ。

  2. バカことえり、おちゃめなのは最初だけでだんだん本気で仕事の能率に影響してきますよね。アップルジャパンに期待します。ところで、吉岡さんのところのウェブ、すごくキレイですね。さすがプロだなぁと、思わずじっくり見てしまいました。また遊びに行かせてください。

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