不謹慎な忌野さん

実は私が忌野さんの大ファンだってことは知ってる人は知ってると思いますが、下に引用したこんな記事がありました。
忌野さんの場合、いわゆる「不謹慎」な部分っていうのがあるっていうのがいいですよね。ほんとに。なんていうか、おりこうぶってなくて、リアル。それはもちろんわたしが被害者や被害者の家族だったら、素直に笑わないし怒ったり反応したり傷付いたりもするのかもしれないけど、でもおりこうぶらない正直な私の今の感覚に限りなく近いものがあります。そして「絶叫した」っていうのがいいですよね。ほんとに。この記者さんがステキなのかしら。
私は彼の、RC時代のCD(LPだったんですけどね、ちゃんとCDになってますね)はもちろん、あたしの中で彼のベストかもしれないと思っている、「メンフィス」というアルバムを持ってるんですが、日本にあります。あー聴きたくなってきてしまいました。ちなみに彼のオフィシャルサイトも結構楽しいですよ。
さて、今日はとあるレポートを書くのに頑張ります。


以下引用です。

清志郎「あこがれの北朝鮮」で生放送中断
 歌手忌野清志郎(52)が22日、東京・九段下の日本武道館で行われた「アースデー・コンサート」に出演し、「君が代」ロックや「あこがれの北朝鮮」を即興で披露し、コンサートを生中継していたTOKYO FMがこの部分をカットするハプニングがあった。忌野は反戦ミュージシャンとして知られ、全国生中継されるステージで「愛と平和」のメッセージを伝えたかったようだ。同局では、放送カットについて「予定外の曲だったので、放送を中断した」と説明している。
 1曲目の「風に吹かれて」を歌い終えた忌野は、ギターを弾きながら突然、「北朝鮮で遊ぼう〜」と歌い始めた。コンサートではよく披露している「あこがれの北朝鮮」だが、この日のリハーサルでは歌っていなかった。「金正日、金日成、キム・ヘギョン、オ〜イ、キムと呼べばみんな仲良くなれるよ」と、発売当初の歌詞を一部変えながら絶叫した。「海辺にいると拉致して連れて行ってくれるよ」といった不謹慎な詞もあったものの、最後は「いつかきっと仲良くなれる世界が来るさ」と締めくくった。
 このコンサートは、地球環境の保護を訴えるイベント。毎年著名なアーティストが出演し、今年で14回目。この模様は午後7時からTOKYO FMを通じて計38局に生中継されていた。同局では「あこがれの北朝鮮」が始まって1分ほどで中継をカット。リスナーからのファクスを紹介するなどのコーナーに切り替え、約5分続いた。
 忌野の暴走は1曲だけで止まらない。5曲目にはこれまた予定外のロック調にアレンジした「君が代」を歌い始めた。もともと故ジミ・ヘンドリックスが米国国歌をギターを弾きながら披露したことに影響を受けて歌い出した曲だ。ギターを後ろに抱えて歌ったり、「苔のむすまで」の歌詞を強調し、セットに隠してあったヘアムースを取り出し、頭に振りかけた。「よい子はマネしないでね」とファンに語りかけると、歓声が上がった。「君が代」の合間に米国国歌も演奏。かねて反戦を訴えている忌野はイラク戦争をめぐる日本政府への非難のメッセージを込めたようだ。
 同局は「君が代」については「もともと放送の予定はなかった」と放送しなかった。コンサート後、同局関係者が会見し、放送カットの理由を「アースデーという趣旨で事前に相談した曲と違った曲だったので、中断した」と説明。国歌や北朝鮮という微妙な問題を歌ったことに自主規制したようだ。

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