先日うちの父と電話で話したんですが、父の書斎には本当にたくさんの本があり、そこにあるのは、まじめな文学ものから父の仕事関係のもの、私も読むような軽いものや父の好きなサイファイ物、クランシーやクライトンなどの科学サスペンス物、ちょっと父が読むとは思えないほどの(でも確実に彼が読んでいる)軽すぎるもの(アニメの原作とかライトノベルなど!)、それはそれはバラエティに富んでいる蔵書群で、私は久しぶりに帰国して実家にいると、その父の書斎の本棚によじ登ってあれやこれやと読みたい本を探し、すぐ隣にある、私の子供時代の思い出のつまった私の小さなお城(子供部屋ってことですね)にこもって床にぺたんと座り込んで読むのがすっごく幸せだったりします。私が本の形そのものや、本を所有すること自体に喜びを感じる、と昨日書いたことに父はちょっと共感を持ってくれたみたいで「あれは分かるよ」と言ってくれました。結局私は父の影響を思いっきり受けて育ったんだなぁと実感しました。
影響といえば、今日は東京に住んでいるうちの姉のところに行っている母と電話で話したのですが(あ、私電話ばっかりしていることがバレバレですね)、うちの母も私とうりふたつの行動をとったらしく(ここは私と母の誇りとプライドにかけて、どんな行動だったかは公表を控えます)、私は久しぶりに心の底から笑いました。どうやら母の影響もしっかり受けて育ったみたいです。当たり前か。