ライオネルハンプトン氏のことを１時間に１回は考えずにいられない気分の私です。でもジョージハリスン氏のときはもっとすごかった。涙まで流していたから。あの人が私に何をしてくれたわけでもないんだけど、それでもこんな気持ちになれるってスゴイ。
今日、リサーチの合間に、急にドーナツが食べたくなったものの、まわりにあるのは油ベタベタ、ノドにからみつくチョコレートソースのドーナツたち。私がミスタードーナツで働いていたことは私の周りにいる人は耳にタコができるほど聞かされており、話をするたびに申し訳ないんですが、そんなこんなで、ミスタードーナツのウェブを見ていたら、グッズ博物館なるものを発見しました。そしたら、あるあるあるある。バイトのみんなはあまったグッズをもらったりもできちゃったりするんですが、私が働いていた時期を完全に特定することさえもできました。
とりあえず、1991年の144番、びんびんキャロル。これはキャロル（車）が出たときにあったラッキーカード商品。私はこのころバイトの面接をうけました。店の裏にこれがいっぱいころがってました。なつかしー。そして箇条書きにしてみます。リンクになっているものは無許可写真つきです。うちの家族に、「うわ〜こんなのよく、真佐美が持ってかえってきてたわ〜なつかしい〜」と思っていただきたいだけなので、うちの家族以外が見てもなんてことはないかもしれません。本当にたくさん持って帰ってきてました。もういらないよ、と言われるほどたくさん。特に思い入れの深いものには一言メモ付きです。
- 恋するディッシュ：長崎の家で朝御飯のトーストなどをのせるお皿になってた。
- ピーカンBAG
- ぱっぷたっぷのランチボックス
- モーニングパレット
- なかよしバッグ：あきらかに緑が不人気でもらいすぎて後々、教育実習のとき受け持ちの小学生にあげまくった。
- なかよしラーメンばち
- クリスマスファンシー：これはラッキーカードでもらえるモノではなく、カップケーキにデコレーションした商品。私はフィニッシャーといって、ミスタードーナツでのドーナツのフィニッシング（コーティングやデコレーションをする）をやっていて、このクリスマスファンシー（のちに、「サンタでチュ」とかいうワケのわからない名前になったりもする）を作るのが自分でも感動するほどうまく、店主（渡辺さーん）と副店主（つつみさーーん！）に神と呼ばれていた。
- アニマルランドのわくわくセット
- ひみつのミニCAN：うちに２コ以上はある。
- おちゃめクラブのミニBAG：当時テニスをしていたため、テニスのバージョンのものを５コは持っていた。何にも使った記憶はない。
- ミスタードーナツのバカンスグラス：あーこれもってた〜。全種類持ってた。友達にもたくさんあげた。
- ミスドクラブのポーチ＆ミラー：このへんからうちの家族も懐かしいはず。これ、ほんとにいっぱい持ってたなぁ。
- ミスドクラブのマグカップ：割っても割ってももらえてた不思議な不人気カップでした。
- ミスタードーナツの夏組バッグ：これはたしか夏のシェイクキャンペーンのときのラッキーカードグッズで、それはそれはまずい、つぶつぶ感触のシェイク（トロピカル系）をせっせと売ったもんです。マックのスイカシェイク（スイカの味というよりはスイカの皮の味がするやつ）よりはマシじゃん？とバイト同士慰めあってた。
- ミスタードーナツのスクールセット２学期こそ：うちのお姉さんにピンクのをあげて、お姉さんしばらく使ってなかったっけ？
- ミスタードーナツのモーニングコレクション：このティーポットはまだ熊本の実家で健在のはず。
- ミスドクラブのコロッケポーチ：コロッケパイっていうのが新商品だったときのもの。もうあのおいしいコロッケパイは売ってないよね？
- ミスドクラブのおちゃめダイヤリー：ミスタードナツでバイトするみんなにはこれよりももっとすごい手帳がくばられていました。ダスキン経営理念（喜びの種を巻こうとかそういうもの）からモットー、ロールプレイング、英語での接客、バイトのランキング（１スター、２スターなど）、アルバイトプレゼントラリー（働いた日数の分だけプレゼントがもらえるもの。私は当時超めずらしかった、ソニーのDiskman、ソニアリキエルの折り畳み傘、ブリジストンの５万円相当のマウンテンバイク、などなどをいただきました。毎日パートで働いていた高井良さんというおばさんは、このラリーでハワイ旅行にいってたから、このラリー実はすっごいバブルの賜物っぽい）などなどが満載の真っ赤なかわいい手帳でした。これもまだ熊本にあるはず。
- おやじのげんこつ２弁当箱：当時、「おやじのげんこつ」という名前のシュードーナツを売っていたのです。まっちゃ、ピーチ、アップルの３味でドーナツと呼ぶのが申し訳ないほどデカいシュードーナツだった。しかもオーブンを占領しすぎて、パイやマフィンを焼く時間をかなり計算しながら作ってた。一緒にフィニッシャーやっていたちあきちゃんがいつもオーブン係だった。
- ミスドクラブのパピプペポーチ：私は舌が長いんだか短いんだか、あんまりカツゼツの良い方ではなく、このぱぴぷぺぽーちをなかなか言えなくて、セールストークに苦しみました。皆さんもお試し下さい「お客さま、ただいまお会計が７８０円となっております。あとおひとつドーナツをお買い上げ頂きますと、ラッキーカードが３枚になりますがいかがなさいますでしょうか？ただいまラッキーカードのポイント１０点でミスドクラブのパピプペポーチをプレゼントさせていただいております」。
- プチフレンチKissグラス：フレンチクルーラーの小さいものを２コセットにして売っていた、プチフレンチキッスという商品のキャンペーン。これを２コセットにするためのトレイ（すごいショッキングピンク）をキッチン裏でせっせと折った日々。フィニッシャーの特権で、プチエンゼルフレンチやプチカスタードフレンチを作って他のアルバイトさんに喜ばれたっけ。
プチフレンチKissカフェオレボウル：これもいくつも実家にあります。ついこの前帰国したときもこれでラーメンかなにかを食べた気がする。 - ミスターマフィンおねぼーバッグ
- ミスターマフィンカップ＆トレイ
- ミスタードーナツのおむすびバスケット：これのピンクがいっぱいうちにあったはず。仕事にいくときの弁当箱として大活躍したはず。
- MISDO CLUBのチビカジBAG
- 服を呼ぶ「お持ちカエル」
- ラッキーカードのキャンパスBAG
- ミスドクラブのポケかば
- ミスドクラブでチンチンおべんとばこ
- ふわふわまくら：これもセールストークで苦労したもの。「ふわふわまくら」ってキレイに言える人のほうが珍しいってば。
- 夏っコバッグ
- ミスターチン
- ミスドリュック
- スケジュールン
とまあこんなとこですね。それにしてもネーミングがすごい。これを毎日言っていたかとおもうと顔が火照る。なーにが恋するディッシュだ、なかよしバッグだ、おねぼーバッグだ、って感じですね。
でもこういうのを見てると本当に懐かしくて楽しくなります。私の記憶と思い出は、なぜか臭覚と結びついているらしく、匂いが蘇ってきたりしました。長崎の中華街を朝の５時半にミスタードーナツ築町ショップに向けて歩いているときのほのかな朝粥の香りとか、ミスタードーナツのキッチンの常備チョコレートの焼けた匂いとか、フランクロールの冷凍ソーセージの匂いとか、搬入のトラックの匂いとか、レジ〆したときのドーナツの砂糖の固まった匂いとか。またミスタードーナツでバイトしたいとさえ思える楽しい思い出です。あ、バイト後５キロ太った自分に気付きましたけどね。今日はこんなとこです。おやすみなさい。