読書録3

また読書録です。私が個人的にキロクしておこうと思っているだけですので、あしからず。
「敵地漂流」ディモン・ゴッザ
「空の遠くに」銀色夏生
「ひとり暮らしのロンドン」岩野礼子
「ダーシェンカ」カレル・チャペック
以上。

今読もうとしているのは、サマセット・モームの「赤毛」なんですけれど、私は、滅多に、活字を追うのが面倒と思ったことはないんですけれど、これはさすがに思いますね。なぜか読んでいて、3ページめくったら、自分が寝てる、といった感じ。決して、「つまらない」という意味ではなくて、私に理解力が足りず、この内容を読解できないのではないかと思っています。中学生の時に、勢いで有名な「月と6ペンス」とか「女ごころ」とかをなんとなくナナメ読みした記憶はあるんですけれど、今回、「読もう!」と手にとった(姉の本棚から奪って)、「雨・赤毛」。これは短編集だから読みやすいハズだと思ったのに。

でもこれまた超有名翻訳家の中野好夫氏によると、「モームは通俗的」らしいです。なんか、モームを読んで、そう思うのって、スゴいです。シュンとして、もう少し頑張って何度も読んでみるよ、という気分になりました。ところで、銀色夏生さん。若い人に人気の、独特な感じの本を出す方ですが、シロウトっぽく本やマンガやエッセイなどを書いたり、シロウトっぽい写真を集めて写真集にしちゃったり、というところが魅力なんだろうな、と、勝手に思っていました。今回のエッセイを読んで、違うなぁ、と思いました。

わざわざ引用するのもナニなので書きませんが、「空の遠くに」(角川文庫)の113ページの最後の行から114ページの13行目に線を引きました。どうしてかというと、私もそう思うから。あ、線を引いて読むのは私の読書の悪癖です。こんなことするから、人に本を貸したり借りたりできないんです。「こんな部分に感動したのかぁ。ふふふ」とかいって笑われてしまうようなところにしか線を引かないから。そして、199ページの、「日常生活は」というところから最後の行までのところ。ぐっと力をいれて線をひきました。自戒の意味も込めて。そしてまた愛蔵の島崎藤村の文庫本をパラパラ見ていると、やっぱり入り込んで読んでしまいます。美しい文章ってそれだけで、心が洗われる気がしますね。

ところで最近は、栄養士会のある健康センターに毎日通っています。毎日、栄養士の先生や、健康教室に通ってらっしゃる、主婦の方々のお話を聞いたりして、とっても勉強になるなぁ、と思っています。栄養士会にきてみて、本当に良かったです。前は文句ばっかり書いているけれど。

もう1ケ所、通っているところがあります。それは歯医者さん。近所のK歯科に通っています。まだまだ初期の虫歯なんですが、4本もあるので。私はもともと、ズボラな性格で、よそのきちんとした女性の方が歯を磨く回数にくらべると、本当に、「それでも女?」と言われるほど、頻度としては恥ずかしい回数しか歯磨きをしないのですが、その反動でしょうか、いざ歯磨きをすると、本当にバカみたいに力を入れて磨くので、先生に、「ちょっと磨き過ぎだねぇ」とあきれられてしまいました。

あと、私はほとんど、フロスフェチで、毎日フロスをしないと歯間が気になって気になってしょうがないので、いっつもフロスをやっているんですが、「フロスの使い方が荒い!そしてやりすぎ!」と怒られてしまいました。たかが歯磨き、フロス、とあなどってはいけないみたいです。モノゴトには、「やり方」というのと「限度」というものがあるのを知らなくちゃ。というわけで、最近は、朝から近所のおいしいケーキ屋さん、「木いちご」にいく(栄養士会にお礼として持っていくため)、栄養士会に行く、お話を伺ったり、アンケートを取らせていただいたりする、それから県立大学に行ってデータを入力する、T先生の電話番をする、歯医者さんにいく、というようなスケジュールの日々を送っているのでした。

明日は夜はちょっとだけ羽をのばして、ナント、プルマンで知り合った、熊本のお医者さん(学会に来ていらっしゃった)のみなさまに、ワインを飲みにつれていっていただくことになりました!!とぉっても楽しみです。写真をたくさん撮ってこようと思います!

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