昨日と一昨日は、熊本県の栄養士会にいってきました。栄養士会の事務所は東町というところの県の健康センターの中にあります。最初の日は、私も今年一杯で、帰国してしまうことだし、今年度の最後の３、４カ月はもしかしたら熊本にいるかもしれない、ということで、そろそろ県の栄養士会にも再入会しておかなくちゃ、と思ったので、入会金などを払いに行ったのでした。それがなんと、１万７千円！！
そして、その事務所で、「栄養改善学会」という学会に入会費を払うことができるようなことを聞かされたので、ついでに払ってきました。それが５０００円！もう信じられないほど高い！
その栄養士会の事務所というのが、私にとっては初めて行くところだったのですが、多分、みなさんお忙しく、いろいろと事務的なこと、学術的なこと、などなどに励んでらっしゃるとは思うんですが、同じ栄養士として、辛口にひとつだけ書かせていただくと、「事務所が汚すぎる！」不潔、という意味ではないんです。多分とても清潔です。でも、ひどく雑然としています。私は自分の部屋なんかはわりと雑然としていて平気なんですが、やっぱりお仕事するところはなるべく、モノを減らして、とにかく整然としておかないと、仕事をする気にならないんですね。これは、多分、私の趣味だけかもしれないので、他人に押し付けるのはやっぱり間違いだとは思うんですけれど、入会申込書などを書きながら、片付けたい気持ちを押さえるのに必死でした。だって、B5のその書類をテーブルに置くのにも、あちこち、テーブルに積み重なっているものを押しやらないと、まっすぐ置けないほどでしたから。
私みたいに、事務所に入会金を払いに来る人というのもきっと少なくないと思うので、そういう人のための机と椅子みたいなのも、私だったら特別に置くかも。とかいろいろよけいなお世話で考えました。日本栄養士会には最近やっとホームページができたんですが（ここ）、その中の、都道府県レベルでホームページがあるのは北海道、栃木、そして大阪だけ。しかもGeocitiesみたいなところで作っているんですよ！！！！栄養士という職業を含めて、栄養士会、国家試験保有者たちなのに、結構扱いは悪いな、という印象です。もっとどうにかならないのかしら。
今お世話になっている県立大学ですが、学生さんとお話していると、前にも日記に書いたかもしれませんが、「管理栄養士は一応取りたいけど、栄養士になろうとは思わない」という人が結構いるんです。栄養の知識なんて、年ごとにどんどん入れ替えていかなければいけないものなので、資格だけ持っていても、栄養業務に携わったり、個人的に生涯教育などを通じて勉強しないと、どんどん取り残されるので、こういうタイプの「管理栄養士」さんたちが、もしかしたら全体のレベルをはからずも、下げてしまうことになっているのかも、と、ちょっとイジワルに考えてしまいました。これはあくまでも、私の意見なので、気を悪くされた方がいたらごめんなさい。まだ全体図を見ずに、ぱっと思い付いたことを書いたまでです。
事務局のKさんとお話していて、ちょっとひらめいて、今やっている研究のためのアンケートを、その健康センターでもできたらいいな、と思って聞いてみたら、一応検討だけしてくれる、ということだったので、それで翌日の昨日、アンケートのコピーを持って、また訪ねていきました。なんでも、会長先生にお伺いをたてて、それから協議会にかけて、といろいろな手続きをふまなければいけないとのこと。すでに私はあきらめモードです。やっぱり国民性かもしれないけれど、「公共機関」というものを一般市民が動かすにはものすごいエネルギーが必要なんですね。ちょっとがっかりしたあと、納得しました。いい意味でも、悪い意味でも、こういうのは日本人としてちゃんと受け入れなくちゃ、という気分です。勉強になりました。
ところで、昨日、自分の本棚を見ていたら、超マニアックな、「暗室技法入門」野澤勝著があって、自分で、「へぇ〜」と思いながら広げてみたら、中に挟まっていた、写真が２枚ぱら〜っと落ちてきました。なんだろう？と思ってみたら、成人式のときの写真！！！その頃から老けた顔をしていたので、あんまり変わってないのはないんですけれど、周りの友達が！！！もう、全然違っていて面白かった。高校の時の同級生の、その頃はわりと仲良くしていた、Sくん（のちはMと呼ばれる）、バンドなどをしていたときの友達、というか知り合い、Tくん、そして今も常に飲みにいったりする、C。３人ともスーツきちゃって、なんだか初々しかったです。長崎のときの友達のNちゃんも振り袖で写ってました。今ごろどうしてるかなー？？東京方面に行く日取りが決まりそうなので、チケットをとらなくちゃ。あと、今日は論文を書きはじめる、いい記念日にしたいです。