女人禁制

この前、ちょっとフェミニズムのこととか書いたので、ひとりでじっくりと考えたり、母や姉と話したりしたんですけれど、私にはやっぱり納得いかないことがあります。それは、大坂府知事の大坂場所での知事杯授与のことについて。女人禁制の土俵に府知事をあげるわけにはいかない、伝統があるから、とかいう意見があり、それが普通にまかり通っているワケですけれど(この前は、結局代理の人が土俵にあがったの?)、私はそれに対して、キーキーと、女性差別だ!と叫んだりはしないものの、やっぱり結構確固とした意見があります。あるテレビ番組で、マスゾエさんって方がいらっしゃいますよね?あのヒトが、「伝統は守るべきだから、土俵のヨコに知事杯をあげる場所を作って、そこに府知事を出せばいい」なんていう解決策をおっしゃってたんですけれど、「え〜〜〜〜!?そうかな〜〜?」と声を張り上げてしまいました。それって全然、根本的な解決になってない。


伝統伝統っておっしゃいますけれどねぇ。伝統って、守るべきモノとそうでないモノがあると思うんですよねぇ。今でこそ、イギリスの首相はあのハンサムな労働党のトニーブレアさんですけれど、イギリスはそれこそ長い伝統をもって、貴族が政治を握っていたんですよねぇ。あれはそれこそ何百年だか続いた「伝統」だと思いますけれど、そういう伝統って守るべきではないでしょう?生まれた家で、政治ができるかできないかが決まってしまうなんて、やっぱり馬鹿げていると思うし。まあ相撲とはあまり関係ないですけどね。
で、女人禁制ですけれど、だいたい、その女人禁制というのが、どういう理由でか、というのを考えると、それはもう、バカげているとしか思えない理由でしょう?つまり、「土俵は『神聖な』場所だから、『不浄の』女人があがると汚れる」ということでしょう。ありていに言うと、「汚いオンナはあげるな」と、そういうことでしょう。そんなの守るべき伝統ではないと思います。宝塚とか、男の人は入れないけれど、あれは劇団だもん。私物だもん。スモウはスポーツでしょう?国技でしょう?オンナが、土俵に上がれないなんて、それこそ、かなりバカげていると思います。まあ、いろんな意見があると思いますが、そういうのを、「まぁ、いいじゃないか」としていることって、とってもダメなことだなぁと思います。
相撲協会としては、そうやって、女性知事を土俵にあげてしまうと、それ以後、例外ができてしまって、ひょっとしたら女性力士なんていうのが出てきてしまうかもしれない、というちょっとホラー的(?)な妄想が怖いのかもしれませんがね。ハワイとかからビキニ着て相撲取りになりたいなんていう女性が出てきそうな気はしないでもない。そこまで考えているかどうかは分かりませんが、それを恐れているとしたら、相撲界、その他の「女人禁制」推進派あるいは「ことなかれ」派のみなさん、ひとことでいって、「コ・ン・サ・バ・す・ぎ」。
怖いんですよね。きっと。どんなコンセクエンスが待ち受けているか分からない。今のままでいいじゃないか。何も変化をもとめなくても。みたいな考え方なんでしょう。分からないでもないですけどね。年とってくると、「まあだれも文句いってないんだから(大阪府知事本人が腰が引け気味ですもんね)いいでしょう」ということなんでしょうねぇ。でも女性力士が出てくる可能性にしたって、私から言わせてもらえば、極端に言えば、女性力士の何が悪いの?という気分です。いや、それを待ち望んでいるわけじゃないですけどね。だって柔道だって女性がいるし、あれだって、結構伝統だったハズなのに、結構昔に女性が出てきましたよねぇ?やっぱり相撲協会はダメダメだと思います。あー、熱くなってしまったけれど、ホンキで、納得いかないのでした。
さて、今日は、私はヤキニクを食べに、近所の「肉のナベシマ」さんにいってきました。夏の焼肉おいしいですねぇ。カルビにロースに、普段の1.5倍は食べました。おいしかったー。でもやっぱり、今年の初めにお姉さんにつれていってもらった、出水(鹿児島)のカワモトの方が質はいいけれど、また違った焼肉という感じでした。楽しかったし。
夜は父が、ある書類をファイルメーカーで作りたいというので、ふたりでせっせと、作りました。プルダウンで選べるようにしたり、写真などを取り込めるようにしたり、となかなか楽しい書類づくりでした。作り終わってプリントアウトしてみて、父が、ホンキで喜んだので私まで嬉しかったです。でも2時間くらいかかったかも。今度、父が、バイオ用に小さめのプリンタを買うと言っているので、今度はそれでプリントアウトしてみて、レイアウトを決めましょう。明日からはちょっと気合をいれて、勉学の方に力を入れたいと思います。この2、3日、ちょっと遊び過ぎちゃった。

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