ネットで会うかけがえのない人

日曜日になりました。勢い良く、前の日記に「終わらせる!」と宣言したにもかかわらず、ちゃんと終わったのは3つのうちたったの1コ。それもこれも眠れない病のせいかもしれないんですけれど、ホントのところは私がナマケモノだからという理由以外の何ものでもないでしょう。でも、明日、実は午前中に図書館でちょこっと調べものをして、一部を訂正すれば2コ目は終わるので、自分としてはちょっとだけ納得いっています。でもまだまだダメだ!


でも、あるe-mailがきっかけで、気分的にはとても楽になってきました。実は、このe-mailの内容の根底に流れているものこそが、不安感を生み出していたものだったかも、と思えるくらい。このe-mailはその不安感にぱーっと光をさしてくれた気がしますね。いろんな人がインターネットやe-mailのいいところと悪いところを語ったりするけれど、現在のところ、私にとっては、両方を計りにかけたら、いいところの方が多いですね。って当たり前かも。
ところでここ数日で考えたこと。私は自分のページに、「いわゆるインターネット通」のヒトが見たらたまげて腰を抜かしてしまうほど、個人情報をたっくさん載せています。個人的にもメールで「本名とか公開しないほうがいいですよ」と忠告を受けたりします。以前も、個人情報についてはいろいろと考えたことがありますが、私が一生懸命考えた末に出した答えは、リスクを承知で公開する、でした。これは人それぞれなので、何が正しいとか間違っているとかはないと思うので、別に個人情報を守っている方に対して、「公開したほうがいい!」と言っているわけではない、ということを前置きした上で書くことなのですが、私自身が、いろいろな人のサイトを訪れたとき、そこに性別やだいたいの年齢、人の雰囲気、などを感じることができなかったとき、私にとってその人への興味は極端に減ります。特に、名前はそうです。たまにアルファベットの羅列のハンドルネームだけがその人を特定するものだったりするときなどは、なかなかメールなどを送る気になりません(ニックネームだったらOK)。たとえば、私は遠山真佐美なのでイニシャルはMTですが、私がもしこのサイトに私を判別する記号としてMTを使っていた場合、私にメールをくださる人は、私のことをMTとかMTさんとか呼ぶわけですよね。個人的には私にそれがたえられなかっただけです。やっぱり遠山さんとか真佐美さん、と呼ばれるほうが嬉しいですね。
出身地の話は、私のいままでのメールを探ってみるとよく分かるのですが、かなりたくさんの「初めまして」のメールの方が、「熊本の御出身なんですね!実は私の叔父は九州で。。。」とか「真佐美さんは熊本出身ですか?私は福岡出身ですが。。。」とかいうメールがとおっても多いです。私は九州が大好きなので、そういう交流は気に入っていて、「出身地を書いておいて良かった!」と思ったりします。また、私のサイトの性格上、また私の見かけや年齢上、ストーカーに狙われるなんて可能性はとっても低いと思ったこと、そして内容的に人を批難したりすることをさけ、個人情報公開のリスクを減らす努力をしていることで、私の中ではゴーサインが出ました。でも実は、私のことを知ろうと思ったら、インターネットではなくて普通に電話帳などを引けば出てくるので「インターネットで個人情報を出さないようにする」ということに一生懸命になるのもどうかな、とも思いますね。でももちろん、生年月日や子供の名前(私には子供はいません、ねんのため)や、銀行の名前などはのせるべきではないし、住所や電話なども、積極的に載せるものではないと思いますけれど。そして、「泥棒にお金を見せるな」と同じ教訓で、個人情報を偶然見たことで相手が「利用できる!」と思ってしまう、という危険性も忘れてはいけないと思います。でも、住所や電話は調べようと思われたら、インターネットに載せようが載せまいが結局調べられてしまうものですが。
まあ、インターネットのアノニマス性というのがいいという面もありますので、私もある日とつぜん、MTという人になってしまうかも(かなりの確率でありえないか)。あと、私が自分の将来のために作っているサイト(まだ公開してません、でも専用ドメインはとったんですよ!)のためには信用を得るという意味で、個人情報は不可欠かなと思ってもいますね。まあ、これと個人ページとでは話が違いますけれどね!
あと、私にとって、人との交流というのは、いくらインターネット上であっても、アノニマスであるべきではないというヘンな信念があるんですね。ハンドルネーム、とかネットフレンド、とかメール友達、とかいうのは私にはまだ未知の世界です。インターネットを通じて知り合うということは、人と知り合ういろいろな方法のうちの単なるひとつだと思いたいです。だから、「出合い系サイト」という言葉を初めて聞いたときは、非常に違和感を抱きました。あと、「メールフレンドになってください」といわれるのも、本末転倒というとちょっと極端ですが、「友達と連絡をとるためのメール」というものが「メールをするための友達」にとって変わっている感じがしてちょっと変な気がします。ベルさんが電話を作って、それが普及したときには、誰か、「電話フレンド」とか作ったのかなぁ?電話をするための友達?
でも、私のサイトを読んで下さって、いろいろな事を考えて下さって、メールをくださる人、というのは私にとってもうすでに「大事な大事なお友達」です。だって、私が誰に頼まれたわけでもないサイトをせっせと作ってくだらないことをブチブチかいているのを、時間をかけて読んで下さって、共感してくれたり、コメントしてくれたりするなんて、本当に、私にとってかけがえのない人々なんです。けして「メールフレンド」ではないんです。でもまあ、このあたりの見解は本当に人それぞれでしょうね。私に、「かけがえのない人」なんて言われてかえって迷惑かも!?もう12時をすぎました。明日は朝が早いのでもう寝ます!おやすみなさい。

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