障子張り替えに必要な物

家のことをちょこちょこやったり、楽しみにしていた読書などに励んでいます。月曜日は母と一緒に障子の張替えをしました。といっても、我が家には和室は1部屋しかないので、雪見障子と窓1枚(横開きの窓2間分)と、それと折り畳み式の屏風(?)にしか障子ははっていないので特に大量でもないんです。それでも、「今は1枚張り用の大きな障子紙があるしラクラクだろう」という大方の予想をはるかに裏切ってその仕事はとっても大変なものになってしまいました。


手順としては、まず障子を窓枠からはずします。そして古い障子紙をはがします。なんと言ってもこのプロセスが一番大変!古い障子紙ってどうしてあんなにしつこいんでしょう。障子紙やノリなどを買いに行ったときに、ついでに横に並んでいた「障子紙はがし液」なるものを購入してきたのですが、アレがなかったらきっともっともっと大変なことになっていただろうと思います。恐るべしはがし液。母に聞いたら昔は川に持って行ってまとめて洗っていたらしいですね。障子の桟ごと。
それからせっせと糊を塗り、障子紙をピっと貼ります。普通の障子は大丈夫だったんですが、うちの雪見窓用の障子は、重なっている部分(上下に動く部分の下の方)に障子を挟み込んで糊付けしなくてはいけなかったので、その苦労と言ったら涙無しには語れません。あまりに面倒なのと難しいのとで、とうとう最後には母とふたりで「もういいよ!これで!」と投げやりに適当に済ませました。その部分だけは1年もったら素晴らしい、といった感じ。そして屏風(?)には特別に購入してきた桜吹雪模様の障子を張りました。これは比較的簡単だったし、見た目もカワイイしかなり気に入りました。お忘れの方も多いでしょうが、私のラストネームは遠山ですから。桜吹雪は「おいえモノ」なんです。冗談ですけど。
ところで何がつらかったって、一番つらかったのは、障子を買ってきて家に入って、「寒い寒い」といいながらエアコンをつけたらエアコン(購入後15年たった素敵に古いエアコン)の御機嫌が最悪でウンともスンとも言わなくなって、記録的な極寒の月曜日に私達は暖房機器なしで障子張りに没頭していたことです。寒さが辛くて、最後の方には二人とも無言になっていました。この障子話には前置きがあって、障子紙を買いに行く前に、母と二人でインターネットに繋いでICQで、まだプルマンにいるAと遊んでいたんですね。そして母がAに「今から障子を張ります。さて問題です。障子を張るのに必要な小道具は何でしょう?」と書いたら、Aが間髪を入れずに「男手!!」と答えたんですね。私達は「のり」とか「ハケ」とかを予想していたので大笑いしてしまったんですが、障子を張り終わってお茶を飲みながら母と二人で、Aが言ったこともまんざらウソではなかったね、としみじみ語りました。とにかく寒いし腰は痛くなるし手は糊でべとべとになるし大変でした。でも立派になった障子を見るとその辛さも忘れられるほど誇らしい気持ちになるので不思議です(大袈裟)。さて、皆さんのところの障子はどうですか?
火曜日は近くのツタヤに行ってDVDを2枚借りてきました。1週間借りれるので楽しむつもり。8mmの映画を借りてきたんですが面白いのかどうかはナゾです。見るのは20回目くらいになるツイスターもかりてしまいました。iMacで見るDVDは本当にいい感じです。
先日も書いたんですけれど、ハヤカワミステリに入っているリューインの小説をずっと飽きもせず読んでいます。そして経歴を読んで気付いたんですけれど、彼はハーバード卒なんですねぇ。こうしてみるとネコも杓子もハーバードで、世の中成功している人はみんなハーバードな気がしてくるくらい。でも彼は高校の物理教師だったらしいですからかなり好感が持てますけれどね。でもやっぱり納得の行く奥の深い小説を書こうと思ったら頭の良さは不可欠なのかもしれません。でも、才能もあるでしょうね。学歴とかは才能には関係ないかもしれないし。
昨日の夜Aから電話があって彼も日本に帰国したとのことでした。私は彼はアメリカ時間の火曜日に帰るから日本には水曜日に到着すると勝手に思い込んでいたので、電話があって「え?」という感じでした。でも無事でなにより。今年の冬は熊本に遊びに来る予定(地質学を専攻している彼は阿蘇山に興味シンシンなのです)なのでうちの父がすっかり張り切って大観峰という阿蘇の外輪山を見渡すところまでドライブに連れて行くと言っていました。このクソ寒い熊本で、しかもさらに寒い阿蘇まで行くなんて、寒さ嫌いの私(のワリにはプルマンに3年も住んでますけれど)にとってみたらちょっと後ずさり気味。でもまぁ、いい機会なのでいろいろ地質のことを勉強させてもらおうとは思ってますけど。まぁ、Aさん、これを読んでいたらどうぞ楽しみにしていてくださいな。
ところで今日Palmを見たら、昨日はHの誕生日でした。お誕生日おめでとう!ということで最近の私はこんな感じです。

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