山の気持ち

ただ今、夜の、えーとまもなく10時です。今日は、なかなかプロダクティブな1日でした。朝は早く起きたし、バーガーキングのモーニングにも間に合ったし、勉強会はなんと4時間やったし、アイダホのモスコウに行って、欲しかったビデオの予約もしたし、久しぶりに外食もしたし、ライブラリーで、ペーパーの為に読むべき本を借りたし。あとは、もうちょっとホームページやりたいのだけど、なかなか進まない。


欲しかったビデオというのは、”Dante’s Peak“です。夏にモンタナ旅行に行った帰りに立ち寄った田舎町があの映画の舞台だったので、また、じっくり見たいのでした。レンタルには8月くらいからでてるのに、なんで店頭にはまだ並ばないのかしら?日本でのレンタルの開始は10月24日からと、姉が言っておりましたので、興味がある方は是非。火山噴火の映画ですが、モデルとなった火山が、これもまた夏に行った、セントヘレンズ山なんです。なかなか、いい映画だと思いますよ。結末はさておき。
この映画には、私にとって、大変興味深いシーンがでてきました。主人公は、ジオロジストの男の人なのですが、その火山が、もうすぐ噴火する「のを感じる」と言うのです。これは、実は深いですよ。その山に住んでいる、頑固なおばあちゃんは、「証拠」がない、と言い張るんですが、そうなんですよね。今のところ、火山の噴火の予測はほとんど不可能だそうです。何を証拠にすればいいのか、今は分からないらしい。GeologyメジャーのAがいうのだから、本当でしょう。どうやって、災害から非難するか、というのは「統計」、つまり、噴火の周期や火山自身の異変、地震などをもとにやるか、それか「感」なのです。そう考えると、ジオロジストって、深いですね。アメリカのトップクラスのジオロジストはかなりのお金持ちだそうですが、それも分かる気がする。コツコツ型の努力も不可欠だし、なんといっても、「感じ」なければならないのですね。山の「気持ち」を?
このシーンのことは、またまたHuman Developmentのクラスでも思い出しました。そのクラスでは、パーソナリティについてちょっとしたディスカッションをしたのですが、人間を2種類に分けてみよう、というときにたくさんの「分ける基準」のアイディアがでたのですね。その中で、もっとも重要なアイディアの一つだったのが、「考える人(Thinker)」か、「感じる(Feeler)」か、という基準。もうお分かりかもしれませんが、前出のジオロジストは完全なFeelerですね。そして、おばあちゃんがThinker。驚くべきことに、世の中の約75%がThinkerだそうですよ。こうして、例を書くと、まるでFeelerの方が良いみたいですが、そうでもないです。霊や超常現象を信じる人のほとんどがFeelerだそうです。Thinkerは、別の言葉で言えば、事実、あるいは自分が見たことに基づいて行動する人でもあるわけです。
さっき、トップクラスのジオロジストはお金持ち、と書きましたが、とてもとてもひとにぎりだそうです。殆どのジオロジストは学者肌なので、貧乏を強いられているとのこと。でも、私はとても魅力のある仕事だと思うようになりました。Aよ、貧乏でもよいから頑張ってね。ということで、今日はおしまいです。

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