ウィンブルドン 2003

今日も朝から、ウィンブルドン見てます。いつもはESPNとかESPN2とかで集中的に放送してて(解説はメアリージョーフェルナンデス)、細かい解説とか統計とかが楽しいのですが、こうしてどんどん詰まってきたり、週末になってきたりすると、突然4大ネットワークの大御所のひとつ、NBCが放送はじめます。さすが4大ネットワーク。すっごくいいトコどりです。解説は懐かしのトレイシーオースティン。私は彼女のシンプルなウェアがとっても好きで、高校生のときは好んで良く買っていたことを思い出します。ていうか、高校でテニス部のキャプテンだったときはキャプテン権限を最大に利用し、部活のウェアとしてオースティンを採用したりしました。団体戦にみんなでトレイシーブランドの真っ白に紺色のロゴのウェアを着るのは弱小チームの悦びそのまんまでした。
話がズレましたが、今日はわたしのスキなアンディロディック。彼のコーチはアガシのコーチと同じ人。相手のロブリードは、何をやってもロディックが一枚上手だ、ということに最初から気付いていて、苦笑しながらプレイしてます。でもいろいろ試して、サービスを変えたり、ロウボレーの連続にしてみたり、タマにはロブあげたり、ドロップショットを打ったり、もうホントに頑張ってみてるんですけどね。アンディ君絶好調。

マリアシャラポワ

さて、飽きもせず毎日毎日Wimbledon見てますが。昨日はアンディロウディックの試合に釘付けになりましたが、いわゆる試合を決めるモーメントっていうのは確実にあるものですねぇって思いました。っていうか、そういうことを解説の人が言ってたのでそうだそうだ、と同意しただけですけどね。でもアンディくんは昔のマッケンロウを彷佛とさせるような感情屋さんだったのに、昨日はなんだか肝心の瞬間に大人になっていて驚きました。ちょっとステキ。
今日は朝からアンドレアガシの試合を見て、それからロシアの新星、16歳のマリアシャラポバちゃん。インタビューを聞いたら、試合中に叫ぶのはナチュラルインスティンクトだし、人に言われるまであんまり気にとめなかったそうです!なんてことだ。でもほんっっっとにスタイルいいですよね。若いし肌もピチピチしてるし。でもインタビューの英語がやたら普通のアメリカン英語だったのでどうしてだろうと思っていたら、テニスアカデミーに行くために小さな頃からアメリカに住んでいるらしい。やっぱりなにかとてつもなく大きなことに若いうちから到達するためには、何かを捨てながら(選びながら)、しっかりゴールを見つめていかないと、ダメなんだな、と思わせられました。でも4歳のときからこうしてウィンブルドンに出て試合をするのが夢だったのでいまこうして実現できてとてつもなくハッピーだって言ってました。夢をかなえていく人って、すごく禁欲的に見えますよね。スゴイなぁ。