Enemy at the Gates

20010415_enemyatthegates.jpgEnemy at the Gates (2001), (A)
邦題は「スターリングラード」。映画まるごと総ロシア人(あ、ちょっとドイツ人も)という映画なのに全員流暢な英語をしゃべらせるなんて、すごい乱暴なアメリカ映画だと思ってしまいましたが、私は実は見る前には戦争映画だなんて全く知らずに見に行きました。だからだったのか何んあのか、結構良かったです。生きるか死ぬかという究極のところでくりひろげられるドラマということで、戦争映画というのは人の心になにか訴えかけるのでしょうね。うちの祖母が「私は戦争知ってるからトキがくること、こなければいけないことは知らない人(戦争を)よりよーくこころえてるの」とよく言ったりして、なんとなく遠い気持ちになるのですが、戦争映画を見ていてもそういう気分になります。でも現実にちょっと違う国に生まれただけでたった今のこの瞬間でもそういう環境に簡単になってしまうんですよね。
それにしても、不謹慎ながらもやっぱりJudeはかっこいいなぁと思いました。あんな人はどこにいるんだろう。見たことない。エドハリスもすごい。あのカリズマティックな口調。
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