Possibilities

20051025_possibilities.jpgPossibilities (Herbie Hancock)
お気づきの方はいないかもしれませんが、私がサイトで音楽を紹介するときは、できるだけ「一曲」を紹介するようにしています。というのも、私だけかもしれませんが、「アルバム全部好き!」と思うことが、ミーハーな私にとっては滅多にないことだからです。だいたい、売れたヒット曲だけが好きだったりします。やっぱり聴き慣れるっていうのは私にとっては大事なことなのです。ですが、今回はアルバム丸ごとのご紹介です。めちゃくちゃ売れ始めているみたいなので、もう皆さんご存知かもしれませんが、ご存じない方、これ、良いですよ。ジャズ好き、ポップス好きにはかなりオススメです。1曲目から、素敵なバウンス系のジャズにJohn Mayerのボーカルで、本当に感激します。3曲目のポップの女王Christina Aguileraがフィーチャーしている曲は、彼女の太い才能あるボーカルでブルース系ジャズがピリっとなってカッコ良いです。クリスティーナはなんだかんだ言われるし、アバズレっぽいことも言われますけど、明らかに才能アリですよねぇ。私は好きです。Hancock氏自身はあのマイルスデイビスを師匠に持つジャズの巨匠。私が昔受けたジャズのクラスでも試験に出たくらいの大物です。ああ、久しぶりに良いアルバムを買ってしまいました。オススメです。ミーハーな人にも、本物志向の人にも、ジャズ好きにも、ポップス好きにも。
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