ローマの下町レストランでゲットー名物のユダヤ風アーティチョーク(Carciofi alla guidia)を前菜として注文しましたが、本当に美味しくて、私この黒くなった茎に至るまで全て完食いたしました。しかもこれがあと2皿私のテーブルに運ばれてきたとしても、私は多分嬉しく美味しくいただける、と真剣に思うくらい、私の好みの味です。
Continue reading “ローマのユダヤ風カルチョーフィへの強い愛”恋焦がれたフラッペ
2022年は2016年以来の6年ぶりにカルネヴァーレの季節(2月初旬)をイタリアで迎えることとなって、こうして私がイタリアのお菓子の中で一番好きなフラッペにありつきました。過去5年間、毎年この季節になるとバンコクや日本から「ああイタリアのカルネヴァーレのフラッペ食べたい」と恋焦がれていたので、本来はすごく寒くて心の晴れない2月ですが、その2月が来るのを楽しみにしていたのです。10年以上前にこちらやこちらでフラッペの話を書いているので気になる方はどうぞ。
Continue reading “恋焦がれたフラッペ”5年ぶりの雪と裏磐梯
バンコク駐在の間(4年以上)、雪を見ることが一度もなく、急にどうしても雪が見たくなってしまって、年末に日本に帰国する予定を立てるときに、Aさんに近場で確実に雪を見るとしたらどこ?と聞いたら、豪雪地域で立ち往生の可能性をなるべく防ぐとしたら、日本海側を避けたほうがいいので裏磐梯なんていいんじゃない?というので予約をして、12月末に2泊3日で行ってきました。
Continue reading “5年ぶりの雪と裏磐梯”椿山荘の思い出
日本に滞在中に家族で椿山荘に行く機会があったのですが、コロナ禍でのホテルの企業努力なのか、有名な日本庭園に、細かいミストを出す技術によって人口雲海を作ることができるイベントをやっていて、写真のような幻想的な景色が広がっていました。和のテイストに高層ビル群、テクノロジー生まれの雲海、という、あまりの折衷な雰囲気に、私の気持ちは微妙になりましたが、これはこれで美しいので純粋に楽しみました。
Continue reading “椿山荘の思い出”日本での年末年始
2021年は11月の末に日本に帰国して、2022年に入ってからの1月の2週目まで、日本での年末年始を過ごしました。飛行機に乗る前にローマで陰性証明を取ってからの移動となるわけですが、その時は次の変異株はニューだと思っていたのでオミクロンのことは全く話題にも出ず、羽田に到着してから迎えにきてくれたAさんと初めてオミクロンの話をしたくらいだったのですが、そこから1日か2日くらいであっという間にいろんな国で流行り始めてしまいましたが、日本はまだ異常に少ない感染者数という状況でした。そこから2週間の帰国者としての自主隔離をして(その間テレワークをさせてもらえました)、実質3週間の休暇を穏やかに過ごすことができました。上の写真は羽田から車で帰る時に見たスカイツリー。
Continue reading “日本での年末年始”