木曜日にはジュネーヴから帰ってきていますが、実はジュネーヴに発つ前の土曜日の朝、ローマの自分の部屋で私はなんともいえない嫌な水音で目をさましたのでした。水道からポトポトと落ちる水音というよりは、不規則だけれども割と流れのある水の音。タタタータタッポトッポトッタタターというような。なんだろうと思って朝の6時ごろでしたが音のするキッチンに行ってみると、冷蔵庫のまわりが水浸しになっている。冷蔵庫も冷凍庫もドアは固く閉まっていて、緊張しながらそーっと開けると、開けた事を完全に後悔するような量の水がダーっと出てきました。本気で焦りました。
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今夜はWHOでの会議が終わったあと、同じジュネーヴに本部のある世界貿易機関(WTO)で仕事をしている友人というか仕事仲間のOと待ち合わせて食事に行ってきました。連れて行ってくれたのが、フレンチ系スイス山小屋料理とでもいいましょうか、グリルレストラン、ラ・ブロッシュ。とにかく雰囲気が良くて、夏はテラス席が大人気だそうです。Oはロシア系ウズベキスタン人で、かなりの美人なんですが(関係ない)気さくな感じでこうしてもてなしてくれてすごく嬉しいです。私は美味しいサラダの前菜にチキン+モロッカンソース、田舎風ポテトのサイドにフランスの赤ワイン、デザートにフォンダンショコラと洋梨のソルベをいただきました。とはいってもフレンチ系でひとつひとつの量がそこまでないので良いです。Oはラムをチュニジアンソースで食べてました。美味しそうでした。
昨日の夜は、日本の厚労省からWHOに出向されているKさんが駅の近くの高級チックな日本食屋さんに連れて行ってくださって、ローマでは滅多に日本食を食べることのない私としてはすごく嬉しかった。Kさんはこんなところを見てるはずはありませんが、忙しいのにつきあってくださってほんとうにありがとうございます。またローマかジュネーヴで遊びましょう。仕事もひとつ一緒にやっているのがあるので、それも頑張りましょうね。って私が頑張らなきゃいけないんですけどね。
というわけで幸せ気分でホテルに帰ってきました。ジュネーヴの旅行者はホテルで公共交通機関の無料券を滞在中もらえるし、バスもトラムも電車も乗り放題でらくらくです。WHOには茶色の8番で敷地内まで行けちゃうし、今回そのラ・ブロッシュのあるStandというところまではトラムでたったの2駅だったし、分かりやすいところも方向音痴の私にはぴったり。
明日はいよいよ会議最終日です。わりと予定通り議題をこなしているので生産的な気分にさせてもらってます。頑張ります。
レストランのガイドがYouTubeにあったので貼付けておきます。
冬のジュネーヴ
今日は世界保健機関(WHO)との会議でスイスはジュネーヴに来ています。当たり前ですがローマに比べてすごく寒いし、今は朝の7:30で外が真っ暗です(それはローマも同じ)。
写真はチェックイン直後のホテルの部屋ですが、前回と同じホテルにしちゃいました。あまりにも居心地が良かったしレストランが美味しかったので。昨日の夜も到着直後さっそくレストランにひとりで行って、スイスデザートワインとフォアグラにアップルチップなんてつまんで、おひとりさまで幸せを感じました。ってこんなことでいいのかしら、Aさんごめんね。フォアグラに甘いワインって合うんですね。胃の中から暖まった感じがして良かった。スイスの知恵かしら。
今回初めて、スイスエアーの子会社(?)のような雰囲気のあるバブー航空というなんともいえない名前の飛行機で飛んだんですが、思ったよりもずっと良かったのでメモしておこうと思いました。私の職場のトラベルユニットが予約したチケットなので、別にライアンエアーやイージージェットのような航空会社というわけではないと思うんですが、お食事というか軽食が、小さな透明のプラスティックに一品一品入ってそれぞれを別々に配るシステムで、邪魔なトレイがあるわけでもなく、1時間半のフライト中飽きないシステムにすらなっていました。ちなみに最初はエビアンの小さな水、次に前菜的なお米のサラダとハム、小さなサーモンのロールサンドイッチ、バナナスムージー、チョコレート、コーヒー、と、CAさんが6回も往復してくれました。清潔な感じがして好感が持てました。さくっと乗ってさくっと降りる雰囲気もなかなか機能的。
さて今からバスにのってWHOに行ってきます。せっかくだから駅前まで歩いてから出かけよう。
Diana miniを買っちゃった
年末年始に日本に帰った時に、こんなおもちゃのカメラを買ってしまいました。ハーフサイズとスクエアサイズに撮影できる、今時どうなの的なアナログものです。
手に取ったときのなんともいえないチープなプラスティックな感覚とメイドインチャイナな香りが結構いいかんじです。とはいえ、まだフィルムも1本目を入れて撮影しはじめただけなので、どんな出来になるかすら分かっていません。でも昔から真四角の写真は好きだったので、多分スクエアサイズばっかりにしてパチパチやると思います。フラッシュは大きいのですが本体は小さいのでポケットなんかにもスルっと入るのが嬉しいです。ピンクすぎてちょっと目立つのは恥ずかしいんですけどね。
ただ、LC-A(絶版です、今はLC-A+が売ってます)と違って、電池がいらないのはとても良いですね。LC-Aは撮影するには電池が必要なのにもかかわらず、ちゃんとシャッターはおりるし、最後まで撮れたと思い込めてしまうのに出来上がりが真っ黒になってしまったりして大失敗しちゃいます。
これからはこのDiana miniをせっせと出張にも忍ばせて行っていろんな景色を撮ってみたいと思います。まぁまぁなものが出来たらウェブでも紹介しますね。
修理、魅せます
土曜日の今日は、朝から静かな雨がしとしと降っています。実は今日はお散歩でもしようと思っていたのですが、雨の中はいくら温暖なローマとはいえやっぱり寒いので一日家で過ごすことにしました。私のフラットのセントラルヒーティングは午前中は止まっているので、なんとか部屋を温かくするために、キャベツとパンチェッタのキッシュを焼くことにしました。まずはキャベツとチャバッタ(イタリアのパン)をコンソメでコトコト1時間煮て、オーブンでひたすら焼いているとお部屋もすぐにぽかぽかに。その間ヒマなのでWiiを起動して「Wiiの間」の番組でも見ようと思ってつらつらと見ていたら、この「修理、魅せます」の番組非常にいいですね。まだ5つほどしか見ていませんが、「本の修理」がとにかく素晴らしかった。
私はいままでも何度もここに書いていますが、「読書」が好きというよりは「本」の形とそれを所有することが好きなので、こういうのを見るとゾクゾクします。別に古書としての価値は私にとってはどうでもいいことで、「私が買った」「私がもらった」「思い入れのある」本たちがどんなに古くなったとしても、こうして本の修理屋さんというものが存在し、こんなにも美しく丁寧に修理をしてくれるんだと知っただけでそれはもう本当に心を揺り動かされる喜びを感じてしまいました。
さて、そのあとはキッシュが焼けるのに合わせてヴァージンモヒートを自分なりに作ってみました。私の自慢のバルコニーガーデンからミントを大量に収穫してきて洗って、オクソのスピナーで水切り。ライムをしぼって氷を入れたグラスにミントを入れ、少量のケーンシュガーを入れて、スプライトを注いで出来上がり。でもやっぱり当たり前だけどヴァージンモヒートというよりはミント入りスプライトですね。お店で出るヴァージンモヒートには何が入っているんだろう。それとキッシュを一切れ食べ、みかんを2コも食べてお腹いっぱいのランチになってしまいました。イタリアには結構日本のみかんに似たみかんがあります。マンダリーノと呼ぶのでいわゆるマンダリンオレンジなんでしょうけれど、かなり小粒でやわらかいです。
昼過ぎには姪っ子のMとスカイプ。義兄のSさんがいつも呼びかけてくれるので愛おしいMとおしゃべりできて本当に嬉しいです。ありがとうございます。姉ともしばらくおしゃべり。そしてそのあとお風呂に入ろうと思い立ち、「草津の湯」の入浴剤を入れて1時間のんびり雑誌を読んだり音楽を聞いたり至福の時を過ごしました。夕方には日本時間では深夜に近い時間なのに夜更かしをしている実家の母とiChatでどうでもいい話やシリアスな話や笑い話をさまざまに混ぜながら結局大笑いし合い、久しぶりにのんびりした土曜日を家でゆっくり楽しみました。結構私、ヒキコモリの素質があるかも。
