小雨の日本

感謝祭の休暇に合わせて日本に帰ってきました。JALのローマ東京直行便は経営不振でとうの昔に撤退してしまったし、今回の大震災の影響で(というより原発問題の影響で)アリタリアはChickened outして東京行きを大阪行きに変更してしまったしということで、ローマから直行便がなくなってしまった今は、乗り継ぎをする以外なく、今回はパリ経由で帰って参りました。
フライト中はよく眠れたし、あっという間に日本に到着しました。到着ゲートに迎えにきてくれていたAさんの運転でつくばに帰って、ひさしぶりにのんびりとした土曜日の午後を過ごすことができました。小雨が降っていましたが、ローマでひとり心細く過ごす週末よりずっと良くて日頃のストレス(?)があっという間にどこかにいってしまうのが自分でもよくわかりました。
日本にいる間は家族のみなさん、お友達の皆さんぜひ連絡くださいね。しばらくゆっくりします。

スチームクリーム

Lisbonリスボンからの帰りの飛行機の中であまりに乾燥して頬がピリピリしてきたので、インフライトカタログを見てスチームクリームを買いました。存在は知っていたものの、なんとなく手を出さずにいたスチームクリーム。上から目線で本当に失礼しますが、せっかくの「キャンバス」的な缶なのに、なんか残念なデザインが多い気がする。舶来品だからでしょうか。クリームの効果からいって、10代や20代前半は狙えないのでもうちょっと大人可愛いのを作ればいいのに。と、勝手に好き放題考えていたんですが、写真のこれは飛行機デザインなので旅行にはいいかなと思って買うことにしました。人目もはばからず飛行機の中できゅっきゅと缶を開け、頬にちょんと付けて応急手当をしたら、ちょっとベタっとする感覚が5分くらいしたあと、ぴりぴり感がすーっと消えてスルっとした感じになりました。しかもラベンダー系な植物オイルの香りがして、そのあとローマに到着するまで熟睡。アロマ効果まで得てしまいました。単に眠かっただけという話もありますが。
で、何が言いたかったかというと、今まで残念なデザインのため手を出さずにいたスチームクリーム、効果はかなり良かった、ということです。どうやらひじやかかとなんかにパックするのにも使えるみたいだし、ヘアワックスのような使い方もできるみたい。内容量75gなのでジップロックに入れればキャリーオンにも入れられるし、長い時間飛ぶ場合の飛行機の中でも使おうと思います。

ロカ岬、再び。

Cabo da Roca, Sintra会議が午後の2時に終わって、会議の報告書をせっせと作って、いくつかの仕事メールに返事を書きながらホテルのロビーで外を見ていたら、あまりにもお天気がよすぎて、ちょっと冷房の効きすぎたホテルの中にいるのがもったいない!という気持ちになってきてしまいました。そこでコンシェルジュのお姉さんにきいたら「ロカ岬に行ってきたら?20分くらいよ」というじゃないですか。ロカ岬!私、2007年のクリスマスイブに行ったことがあります。そのときはクリスマスイブなだけあって、行っても本当に人っ子一人いなくて、ツーリストインフォメーションすら閉まっていて(1年の中で閉まるのは2日だけで、クリスマスイブとクリスマスの日だと書いてありました)、でもそれでも美しすぎて結構な時間を過ごしたロカ岬。思い出していたら強烈にどうしても行きたくなって、タクシーを呼んでもらって行ってきました。15ユーロですぐ到着しました。
前回来たときには全くいなかった旅行者たちがたくさんいて、しかも聞こえてくるのはイタリア語がメイン。これって以前にどこかで書いたかもしれませんが、私いつも「なんで、世界中、国や地域を問わず、旅行するところにはいつもたくさんイタリア人がいるんだろう」と常々思っていたのですが、ある日突然その謎がとけたんです。つまり、イタリア人は声が大きい=どこでも目立つ=どこにいてもイタリア語が聞こえてくる、ということ。今回もイタリア人のグループのみなさんが声高にわいわいと楽しんでらっしゃったというわけだったのでした。イタリア人は陽気な人が多いので、見ていて微笑ましいです。すっごく楽しいんだろうな、と思ってしまいます。
Cabo da Roca, Sintra前回閉まっていたツーリストインフォメーションに入ってお話を聞いていたら、中の人が「記念に証明書を作っていったら?」と言ってくれました。何の証明書?と聞いたら「あなたがヨーロッパの果ての地に立ったという証明書」と言うのです。写真がそれ。
Certifico que Masami Takeuchi esteve no Cabo da Roca, Sintra – Portugal, o ponto mais Ocidental do Continente Europeu, “onde a terra se acaba e o mar comeca” e onde palpita o Espirito da Fe e da Aventura que levou as Caravelas de Portugal em busca de novos mundos para o mundo.
と書いてあります。ポルトガル語、これはイタリア語の知識だけではさすがに分からない、と思ってあとでグーグル翻訳でもしてみようと思いながら裏を見たら、スペイン語、英語、フランス語、オランダ語、イタリア語、ロシア語、そしてなんと日本語の訳文が書いてありました。さすが日本人!きっとたくさんの人がこのクリーシェなお土産を買ってしまうのでしょう。5ユーロ20セントです。
証明書
ポルトガル国シントラにあるロカ岬に到達されたことを証明します。ここは、ヨーロッパ大陸の最西端に位置し、「陸尽き、海はじまる」と詠われ、新世界を求め、未知の海へとカラベラ船を繰り出した航海者たちの信仰心と冒険魂が、今に尚、脈打つところです。
だそうです。ところで2007年にここに来たときは、このツーリストインフォメーションで、Aさんにはがきをだしたんですが、ツーリストインフォメーションの写真を見る限り、ポストの位置が変わっている!というどうでもいいことに気づいてしまいました。ポストは内側の方に移動し、ポストがあったところにはプラスティック板の案内板が建てられています。でもポストを外した跡もあってそれを発見してなんだか嬉しくなってしまいました。
それにしても世界にはヨーロッパ大陸とアフリカ大陸しかなくて、この先には何があるんだろうと思っていた当時の人々。「地中海」というのはつまりメディテレニアン、世界の真ん中の海という意味ですよね。そしてここは地中海ではなく、ギリシャ神話のアトラスに由来した、アトラス山脈(北アフリカ)の近くの海(アトランティック)。ここを超えると新世界(アメリカ)がある、と伝え聞いたポルトガルの人々の興奮はどれだけのものだったんでしょう。思った以上にホテルから近くて感激しました。行って来て良かった。

大西洋をみながらコーヒーを。

Cascais

ポルトガルはリスボン(ポルトガル語ではリシュボア)から車で40分ほど西へ行ったところにあるCascais(カシュカイシュ)という町に来ています。すごく下ネタで申し訳ないのですが、聞いた瞬間えっ!と思って絶句してしまう名前のリゾート(Quinta Marinhaという名前です。せめてQuinta de Marinhaというふうにdeが間に入っているのが救いです。ちなみにポルトガル語でQuiは「キ」と発音します)の中に最近できたという、Onyria Marinha Edition Hotel and Tralassoという素敵ホテルです。

ドゥバイから直接飛んだので、昨夜遅くに到着しました。今日の昼の1時から会議開始だったので、ぽっかりとあいた午前中の時間を利用して、約30分の散歩と聞いたので海沿いを歩いてCasicaisのダウンタウンまで行ってきました。写真は途中でヘタれて入った海沿いのカフェ。大西洋を悠々と進むヨットをぼんやり見ながらおいしいミルクたっぷりのコーヒーを飲んで、携帯で日本にいる母に電話して、となんともいえない幸せな時間を過ごしました。でも、こうして素敵なところに出会ったりする度に、強く強く「今私はひとりである」ということを思い知らされることもあるのです。でもそんなの贅沢ですね。幸せだと思わなきゃ。

たった3時間の現実逃避でしたが、お天気も良くてちょっと日焼けなんかもしてしまって、かなりリフレッシュできました。海沿いの露店で5ユーロでターコイズもどきのブレスレットを自分の思い出のために購入したしね。今回たまたま同じターコイズカラーのキャミソールを持って来ているので、今日はそれを合わせて会議のみなさんが参加するディナーに行って来ようと思います。ソーシャライズも仕事のうちですからね。行って参ります。

雨のドゥバイ

Dubai

土曜日からドゥバイにきてます。日曜から週が始まるので会議も日曜からでした。2日間の会議は無事に終わって、私もなんとか1時間のセミナーをこなして、質問に答えて終わらせました。ドゥバイでは小さなホテルなのですが、こじんまりとした感じが会議室もなにもかも好感が持てて、それなのに高くなくてすごく良かった。お部屋も十分すぎるくらい広くてありがとうございますという感じ。でもびっくりしたのが毎晩雨が降っていること。ここは広大な砂漠なのに、雨がふって雷まで鳴って、本当に心の底からびっくりしました。雨って降るものなの?と聞いたらドゥバイのみなさん、「Climate Changeでしょ」と真剣に言っていました。こんな砂漠であんな大量の雨が降ったら、みんな世界の終わりが来てしまったかと思うみたいです。それくらいすごい雨でした。

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