このサイトでは私がベトナムに行ったきりになっていますが、もちろんそんなことはなく、ちゃんと18日にはローマに帰り、1週間働いて、それから日曜日の昨日、日本に帰ってきました。うちの旦那さまのAさんも1週間出張に出ていて、北海道の摩周湖の調査に行っていたんですね。そこでイタリアから素早くメールを送り、釧路空港を拠点とするAさんに無理を言って六花亭のお土産をリクエストしておいたんです。まずは私の大好きな六花亭のモカホワイトチョコ。写真の奥の白い食べきりサイズ65円です。六花亭のチョコレートはどの味も確かに美味しいのですが、ホワイトチョコなどはちょっと甘さが強すぎるので、いわゆる「お土産パック」になっているものはモカホワイトが少なすぎて悲しいので、釧路の直営店のカフェでバラ売りのものを買って来てもらいました。そして手前が有名なマルセイバターサンド。紅茶にぴったりのこのバターサンド、あまり日持ちもしないので4個入りの小さな物を買って来てもらって、なんとなくレア感もあっていい感じです。
日本に帰国して北の国からのお土産をいただけるこの幸せ。そして今朝は炊きたてご飯に、秋の味を先取りして茄子と豆腐のお味噌汁、そして1ヶ月以上楽しみにしていた水戸の納豆を食べてすっかり「日本の朝ご飯」を満喫しました。実は私は小さな頃から大人になるまで納豆を好きだと思った事はなかったんですが、やっぱりせっかく茨城にいるんだからと、Aさんがつくばに引っ越した頃をきっかけに近所のスーパーで買った納豆を食べてみたところ、水戸の納豆の美味しさにノックアウトされました。さすがの味です。朝からインスタントに元気が出ます。また、スーパーに並んだ納豆の種類の数も熊本のスーパーのそれとは段違いで、納豆一つ買うのにしばらく悩みます。
さて今回は、1週間ほど休日を楽しんだら、実はしばらくお仕事を日本でテレワークをさせていただくことになっています。1〜2ヶ月ほどは滞在する予定ですので日本の皆さんよろしくお願いいたします。でも毎日仕事なのでつくばにずっといることになるんですけどね。暑いですけど節電もしつつ、北の国に思いを馳せつつ、工夫して涼しく暮らしていこうと思います。
追記(8月29日):昨日メールで教えてもらったんですが、テレワークをウィキペディアで調べると、日本での造語となっているらしいんですが、全然そんな事ありません。私の職場でもしっかりTeleworkとかTeleworkingとかいいます。ちょっと気になったので。
パリから。
出張でパリに来てます。朝早くから起きて、7時のフライトで飛んできたんですが、シャルルドゴールからパリ市内までのほうがよっぽど時間がかかって、ホテルに到着したのはもうお昼でした。それからちょっとだけ姉と姪とフェイスタイムをして、2時からの会議へ。会議は5時に終わったのでまたルノートルによってお惣菜を買って帰ってきました。写真のトマトの丸ごと冷製サラダにはアヴォカドやエビが入っていてウマウマでした。ごちそうさま。
ところで私の勤める機関では最近、プリファードホテルプログラム(PHP)というものが採用されて、出張の時は街ごとにもともと定められたホテルのリストから滞在先を選び、支払いは出張者を通さず直接行われることになったんですね。無駄が省けて、出張者への日当も少なくてすむ素晴らしいプログラムのように聞こえます。が、国連もやっぱり官的というかなんというか。今回PHPでホテルをとってもらおうとしたら、「出張届けが完了して航空券が発行されないと予約できません」と事務の人に言われました。それで焦って手続きをしてからやっとPHPプログラムの人に連絡すると、2日後くらいに「リストにあるホテルはすべて満室でした。大きな会議がパリで行われていると思われます。したがって自分で予約し、自分で支払ってください。日当は従来のホテル代金込みの日当になります。」というなんとも後味の悪すぎるメールが。じゃあ一体PHPとはなんだったのか。私のホテルを予約するタイミングを限界まで遅らせた挙句、あとはほったらかしにしただけという結果じゃないですか!
そこでいろいろなホテルに聞いてみても案の定全部満室。困り果てたところでこの3スターのホテルを友達のCに教えてもらって、予約できて一安心。でも思った以上に安かったのでどうなることやら、と怯えていたら、なかなか快適だったのでホッとしました。4泊快適に過ごせそうです。
というわけで忙しくも楽しく過ごしています。パリが曇天なのが残念なので滞在中1日でいいから晴れてくれないかなーと祈っています。
愛すべきアーティチョーク
今日はあまりにも天気がよかったので、たまたまバールで一緒に朝食をとったRと一緒に観光気分でチェントロまで行ってきました。途中ゲットーのエリアを歩いたんですが、そこで見かけたのがこの方。夜のためにせっせとアーティチョーク(イタリア語ではカルチョーフォ(単数)あるいはカルチョーフィ(複数)、日本語だと朝鮮アザミ?)の下処理をしているシェフを発見したので「撮ってもいいですか?」とカメラを向けたら「もちろん!」と快諾してくれました。いや、実際には「ポッソ?(いい?)」と「スィー!(おう!)」的な会話でしたけどね。日本語に訳するときはついついそうであればいいなというような希望的翻訳をやってしまいがちです。気をつけよう。
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金曜日に日本人の同僚で友達のMちゃんと一緒にハマム(これとこれを参照)に行ってきたんですが、そのときにお話したチルコマッシモにあるパスティッチェリアのCristalli di Zuccheroに、昨日ちょっと立ち寄ってきました。写真がそのかわいいショウケース。Cristalli di Zuccheroはローマに2店あるんですが、私は実はモンテヴェルデにある1号店には良く行くんです。いま探してみたら、このエントリーで書いていますね。ほんと、「コギレイなフランス風イタリアお菓子」という感じです。その2号店というのがこの写真のチルコマッシモのお店なのです。ちなみに住所はMonteverdeのほうがVia di Val Tellina 114で、Circo MassimoのほうがVia di San Teodoro, 88です。Monteverdeのお店は外にかわいく仕切られたテーブルエリアがあるので甘いアペリティヴォに最適です。
そこに立ち寄って、ちょこっとマカロンの手みやげを持って、昨日の土曜日は新しく友達になったルクセンブルグ人のCからお呼ばれされていたのでお食事に行ってきました。最初は彼女の家で、ということだったんですが、お友達がフィンランドとルクセンブルグから来ていて、観光に連れて行ったりしなきゃいけないので準備ができないということで急遽、トラステヴェレにあるお寿司屋さんに行くことになったということでした。そしてCと旦那さんのGが予約したお店が私が、お寿司といえばよく行く(近いし美味しいし、雰囲気も良くてローマのお寿司屋さんにしては安いと思うので)竹寿司さん。大将は長崎出身の方なので私にとっては懐かしいイントネーションなので、お話させていただくだけでほっこりします。メニューにないお料理を教えてもらったりできるのも日本人の特権です。お寿司一般が美味しいんですが、あじフライや手羽餃子などもあります。美味しいです。Cと、旦那様のGと、Cの高校生の時からの親友というAとその旦那さんか彼氏さんのI(フィンランド人)と5人で笑いっぱなしの楽しいディナーでした。
さてのんびりするはずの今日ですが、土曜日のブランチを予定が伸びて、ここにも何度も登場するリトアニア人の友達のDとのブランチを今日することになったので出かけてきます。今日はローマは快晴です。まだちょっと肌寒いですがミモザの花が満開で春の香りがします。
立体ミッフィーチョコ
さてもうすぐバレンタインデーですが、単身赴任の私は日頃の感謝を夫に伝えることもままならぬということで、国際便でチョコを送りました。去年は高級ショコラティエのソルベを送ったんですが、震災の混乱でホワイトデーがうやむやになってしまったのを逆恨みして、今年はちょっと値段を下げてやろうと思い、しかも自分の好きなチョコにして私も日本に帰った時に食べてやろうと思いつき、イギリスのミッフィーショップで写真のこの立体チョコを見つけて送りました。国際普通郵便で送ったので送料は300円程度だったのにちゃんとバレンタインデーの前に到着して良かった。1週間くらいで着きました。
これ大きさは13センチくらいあるんです。ミッフィーちゃんとメラニーちゃん。いい年したおっさんである夫(失礼)が喜ぶとはとても思えないチョコなので、実はiPhone 4sに繋いで使う、iWOW 3Dというイコライザー付きのサウンドアダプターをセットで送りました。インスタントな商品にしてはなかなか音響がいいらしいので私も買おうかなと思ったり。こちらはしっかり喜んでいただけたようです。
で、到着したらAさんがすぐにこうして写真を撮って送ってくれたので、良かった。あとで検索したら日本でも売っているみたいですね。ちょっと割高ですがきっと並行輸入品なのでしょう。日本のサイトではミッフィーちゃんが本を持っているポーズのチョコがいっぱいでてきました。それもかわいいかも。というわけでもうすぐ日本にちょっとだけ帰ろうと企んでいる私は、夫にもそれを待ってもらってからいただこうと思います。食べるのもったいないですけどね。