ラム肉のグリルとナッツケーキ

lambクリスマスですが、先日シアトルの伯父と伯母にいただいた、ラム肉の塊があったので(伯父と伯母ははオーガニックデリバリーの会社をしているので、遊びに行く度にたんまりとオーガニックの野菜やお肉などを中心に食品をくださるのです。とても嬉しいです)、クリスマスだしということで焼いてみました。作り方としては:

  1. ラムは叩いてフォークなどで穴を開けておく。
  2. マリネ液(オレンジジュース、お醤油、はちみつをそれぞれ大さじ1、ディジョンマスタード大さじ1/2、ガーリック1-2片をつぶしたもの)を作ってそれにラムを漬けておく(2時間から1日、冷蔵庫で)。時々混ぜる。
  3. フライパンにオリーブオイルを熱してガーリックを炒め、香りがついたらラム肉をしっかり色がつくまで焼く。
  4. 200度前後のオーブンで3を焼く(焼き加減は好みで、私はミディアムレア)。

といったところでしょうか。これは何もラムじゃなくてもいろんな塊肉が手に入ったときに応用できる簡単レシピです。長くマリネすればするほど味もしっかりつくんじゃないでしょうか。ラム肉の独特の香りが得意じゃない人は(そんな人はラムのグリルなんか食べないかもしれませんが)、ハーブを使うと臭みが消えます。

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久しぶりのパスタとブルーエレファントのコーヒーカップ

foodついにプルマンに帰ってきました。シアトルからの帰り道、Aさんの運転でのんびり帰ってきたんですが、道中はAさんが水(雨水?)のサンプルを採るために4、5カ所にとまりながらのプルマン行きということになりました。が、私はひたすら眠っていました。ふと目覚めると、途中のセイフウェイでAさんが買ってきたバナナナッツマフィンがいい香りを車中にふりまいていたので、それでランチにしてまた睡眠。アメリカに帰ってきてから、「時差ボケ」という言い訳を最大活用して眠りまくりです。人生の中でもこんなに眠ったことはないというくらい連日深い熟睡。もしかしたらタイでずっと緊張して過ごしていて、急に知っている場所に帰ってきてほっとしたというのがあるのかもしれません。自分がそんな繊細だとは思いませんけれどね。一応。写真はプルマンに帰ってきてから私が荷物の整理をしている間にAさんが作ってくれた、彼の定番料理のミートソース。彼は私がタイに行ってからこれをよくまとめて作って夕食にしたり、ホットサンドにしてランチにしたり、と活用したそうです。いつも思うんですが自分で作らないアツアツの料理は本当においしいですよね。

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自作グリーンカレーとカイジャオ(再び)

Green Curry Dinner最近お食事の写真を載せていなかったので久しぶりに写真とりました。ご飯は当然タイのお米で、よく友達に「タイ米どう?」って聞かれたりするんですが、普通においしいです。もちろん日本のお米をイメージして食べるとそのギャップに苦しむかもしれませんが、要は元々違うものですからね、こういうご飯、と思うとかなり美味しく感じられてきます。私はできあがりの瞬間よりしばらく蒸して落ち着いたときのタイ米はすごく甘くておいしいなぁと思ってしまいます。日本のお米は、ちょっと炊飯器の中に入れておくと、私はあまり好きじゃない色+味+匂いになるので、タイ米のほうが私には向いているかも。
そしてご飯の奥にあるのは、ガイ・チョーッと呼ばれるもので、近くの屋台で買ってきました。鶏肉のミンチに野菜が混ぜてあってそれに湯葉が巻いてあり、絞って照り焼きのようにしたもので、激ウマです。メインはゲーンキャオワン。いわゆるグリーンカレーです。豚肉(ムー)入り。ゲーンキャオワンを作る時は、タイのナスが必須なのですが、最初買いに行くとき非常に困りました。だってどれがナスだか分からない。

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タイといえば

さて、昨日のお料理ですが、この材料を使ってあるものを作りました。ミニクイズみたいですが、何だと思いますか?まな板の上に載っているのは一口大のチキンですね。上のお皿に並べてあるのは(あ、並べ方的にはGirl with a Pearl Earringを意識してみました。リンクは映画の感想ページなので、映画だけを見た人は「「?」という感じかもしれないですけれど、原作の冒頭ではこの、野菜の並べ方についてかなり詳しい描写があります。映画でもイントロのところでスカーレットさんがせっせと野菜を並べているシーンだけは無言だったけれどあったような気がする)、時計回りにトマト、ホンデーンと呼ばれるワケギ(みょうが?)の一種を細く刻んだもの、バイマクルッと呼ばれるライムの固い葉っぱ、マッシュルーム(しいたけマッシュルームって書いて売ってあったけどどう見てもしいたけには見えない)、レモングラス(タイ語ではタックライと呼ばれます)です。さあ何でしょう。「タイといえば」というタイならではのものです。世界3大スープのひとつとも言われます。

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ガイパッバイグラプラオとカイジャオを自分で作ってみる

いつだったか友達と一緒にいったタイの家庭料理屋さんで食べた鶏肉とバジルの炒め物がすっごくおいしかったので、感動したんですが、そのときはちょっと唐辛子(タイチリ)が多すぎて辛かったのと、私があまり好まないベイビーコーンが入っていたのとで、ちょっぴり不満だったので味を頑張って覚えて(多分)、キッチン付きのところに引っ越したら絶対作るんだと鼻息も荒く決意していたんですが、ついに作りました。これねーー、私、自分で作っておいて「すんごくおいしかった」と語ったりすると、まるで誰かさんみたいで(私の友人なら分かるはず)ちょっとイヤなんですけど、一口食べて美味しくて真面目に声が「おおう」と出ました。ひとりでバカみたい。でも、これって多分私の料理の腕とかの問題ではなくて、単純に材料の組み合わせが抜群なんだと思います。大したことしてないしね。レシピは下の方に詳しく書いておきますので、タイ料理が好きな方は是非是非作ってみてください。簡単すぎて笑えます。そして、右奥はご存知カイジャオ。タイで辛くない食べ物ナンバーワンです。って単なる卵焼きですけどね。本当はふんわり丸く作るんですが、私はひっくり返すのに成功したものの、お皿に移す時に思いっきり破いちゃいました。でも完璧な丸だろうが破けていようが、味はカイジャオなのです。そうそう、この食器、真新しいのが分かると思うんですが、別に買ったわけではありません。クリックして大きくしてみると、目のいい人には食器に何故か、”TOSHIBA”の文字が見えることでしょう。

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