ちょっと時間が前後しますが、ロンドン最後の夜に、あのミュージカル、”Wicked“を観てきました!実は朝から活動的に動きすぎて、ショッピングもしすぎて(実はこれがメインの理由)、とりあえず荷物を置きにホテルの部屋に帰ろう、という気持ちになって地下鉄で一旦帰ってきたんですね。そして午後は、是非行きたいと思っていたClaridgeのReading Room(アフタヌーンティー)が週末は予約でいっぱいだと電話で聞かされて、別の場所でのアフタヌーンティーには興味がなかったので、さてどうしようかなと地下鉄の駅の壁に貼ってあったこのミュージカルのポスターを見て、ホテルのコンシェルジュさんにお願いしてその日の夜のチケットを聞いてもらったら、なんと半額の当日券で前から2列めのど真ん中の席がとれたのでした。「ちょっと見上げないといけないかも」と言われたけれど、いざ行ってみると役者さんたちの汗や髪の毛の一本まで見える近さで本当に感激しました。ひとりでミュージカルなんて、と思ったけれど、ストールズでは一人で何度も見に来ているというコアなファンも結構いて、しかもたまたま隣に座っていた人なんてキャスティングディレクターをしている人で、こと細かにどんな理由でキャストを選んだかを教えてもらったりしてすごく楽しかったです。
お話の内容も、原作を読んだことがあるので内容はすでに分かっていても、それでもすごく楽しめました。このお話の、私の個人的なキーワードは「ディメンションズ&パーセプション」で、日本語に訳しちゃうと「次元&認識」になっちゃってなんのこっちゃという感じですが、私なりの和訳だと「多面(性)&受け取り方・見方(による違い)」といったところでしょうか。第1幕と2幕の間のインターバルでアイスクリーム屋さんが出てくるのもなんだか楽しかった。終わってからもスキップしたくなるような(カミングアウトしちゃうと私、スキップできないんですけど)嬉しい気持ちで帰りました。夜11時近かったんですが、ロンドンは地下鉄も街もクリーンで安全で嬉しいですね。
Takeawayの贅沢: Ottolenghi
ローマに住んでいると、レストランに入るには一人じゃちょっと、という気分になるし、お持ち帰りのできるデリなんてかなり限られているし、お料理や食材が豊かだと、そういった意味での便利さは発達しなかったんだなと思えるのですが、お食事には評判があまり良くないロンドンには無限の数のデリがあってお持ち帰りの品々に長時間迷ってしまうほどです。
Notting HillのLedbury RdのAnya Hindmarchに行ってバッグを購入したのは昨日書きましたが、そのすぐ右隣にあるOttolenghiというカフェ・デリは最高でした。写真がお持ち帰りしたサラダ&フォッカッチャです。食べながら読んで後で知ったのですが、私の愛するAngelika Taschenの”London: Hotels & More”(写真左上の大きな本)によると、”Is it a cafe or a deli? Who cares as long as it’s this yummy. Ottolenghi is like a boudoir of delicious, hand-crafted food. From pastries displayed like jewels to the delicious, fresh salads overflowing in huge white bowls, it’s difficult to know where to start. Or finish. Get a selection of salads and quiche as a takeaway or jostle with the Notting Hill yummy mummies for a seat in the cafe section.”ということです。
しかも先日買ったばかりのLUXE city guidesのLondon版(写真上部中央の黒い表紙のジャバラになった小さなガイド)にもちゃんと一行載っていて”Ottolenghi: Swish delis where the salads and cakes are art.”ということでした。いいなと思うお店や場所はいつも必ずガイドブックに載っているのでこういうのを編集する人たちはやっぱりエラいなぁと思いますね。
帰ってきてホテルの人も快く食器&カトラリーを持ってきてくれたのでこうして部屋の窓際で自己満足気味に美味しくいただきました。サラダにイチジクが入っているのが本当に嬉しい驚きで美味しかった。クスクスもあったし、フェタなども入っているので多分全体的にレバノン風です。イギリスは移民文化でこういう楽しみがあっていいですね。
Anya HindmarchのArt Logo Tote
金曜日はほぼ半日ショッピングばかりしました。Notting Hillでお買い物するならLedbury Roadだよと友達に勧められていたので、チェックインしたあとすぐに徒歩で向かったのですが歩くこと20分程度で閑静なリッチ住宅地の中に突然現れた素敵なショッピングストリートにおもわず大喜びしちゃいました。そのわりには普通にAnya Hindmarchに入って行く一般日本人旅行客な私(ってこんなことかかなくても私は普通に立派に一般日本人旅行客なんですけどね)ですが、だって、ここのショップ、別にフラッグシップというわけではないんですが看板があり得ないほどかわいかったんですよ。言い訳するなとおこられそうですが、ちょっとここをクリックしてみてください。ハンドバッグな看板、黒尽くめの外観、と思わず入りたくなるでしょう?と無理矢理同意を求めても仕方がないですが、しかも入ったらほぼ全商品が半額以下のセール中、しかも夕方の5時には棚卸しをしてセールが終了になる、ということを知らされたら財布のヒモも緩むというもので、思わず購入してしまいました。写真は黒ですが実際に買ったのはタンというかベージュというか。下の写真です。
これはクローズアップショットですが、こういう色です、と説明をしたかったわけではなく、このキルトパターンを見せたかったんです。シェイプ物が大好きな私としてはこのロゴキルトを無視できず、しかも「こんな重いもの毎日持って歩いてるの!」と驚かれることの多い荷物持ちの私にとっては、このサイズのバッグは重宝するということは本能で分かっているので思わずご購入でした。しかも涙が出るほどの割引でした。ありがとうロンドン。この時期にロンドンに来て本当に良かった!しかも、もうひとつのガマグチ型の大きなバッグと悩んだ時に、ショップのお姉さん(とかいって私より明かに10歳以上年下ですけど)が、「絶対トートがいいわよ、あのリース(ウェザースプーン)もここで黒を買っていったわよ」と本当だかウソだか分からない情報を教えてくれたのでそれも背中を押してくれました。って、私ってなんだか本当にくだらないことをせっせと書いてるなぁとだんだん真剣に恥ずかしくなってきたのでおしまい。
プライベートガーデンのあるホテル
お天気の話は御法度だというロンドンで連日好天に恵まれていてとても嬉しい週末ですが、今朝は待ちきれなくて6時に目が覚めてしまい(ローマでは7時だからか)、乗り継ぎだったフランクフルト空港で買った本(”The Witch of Portobello”というブラジル人作家の本)を持ってホテル目の前のプライベートガーデンまで出て行きました。するとすぐに「何か飲み物は?」と聞きにきてくれる気が利きすぎているホテルスタッフ。それで「ホワイトコーヒー(ミルク入りという意味)を」と頼むとこうしてきちんとガーデンまで持ってきてくれました。そして8時過ぎまでのんびり読書。全く誰も来ないし、「サウンドオブサイレンス」とはこのことかと納得するような木の葉の音なんかが聞こえたりして最高の朝でした。ホテルはパディントン駅とノッティングヒルの間にあるHempelというホテルで、こちらの写真のガーデンの向こう側の白い建物です。写真のちょうど中央あたりがホテルの入り口。お部屋はちょっとコンテンポラリーすぎてバスルームのドアが10分ほどどこにあるのか分からなかったというハプニングもありましたが白と茶色のミニマリズムなお部屋で素敵です。このあたりでのんびりする滞在には最適ですが、駅まで10分ほど歩くのでショッピングを中心にしたい場合は別のホテルが良いかもしれませんね。でもこうして朝の時間をのんびりすごすには最高でした。そしてコーヒーも美味しかったしね。なぜイングリッシュブレックファーストの紅茶にしなかったかというのには訳があるのです(のちにつづく)。
ロンドンの休日:The chicest fish & chips ever.
突然思い立ってロンドンに遊びにきちゃいました。完全なる一人旅。ロンドンに行きたい!という気持ちが数週間前から高まり、今や全然使っていないAir Canada(アメリカに住んでいた時に良く利用していた)のマイレージが結構たまっていたので、思い立ったが吉日と、電話してみたらルフトハンザのフランクフルト経由の便がとれたのでそれにて。今日到着したばかりなのに一人でかなりの充実の半日をすごしたのでこれからエントリーを分けてかきますが、まずはこの写真、つまりいわゆるフィッシュ&チップスなわけですが、でも本場のロンドンのフィッシュ&チップスはこんなにコジャレていません。新聞紙に包まれていて油にまみれたものが本物。でも今回は、本物じゃなくても、それでもなんとなくこういう感じのフィッシュ&チップスを食べたかったのです。
しかも場所も場所で、Notting Hillです。地下鉄のNotting Hill Gate駅から徒歩すぐで、Gealesというお店。こちらをクリックするとお店の雰囲気が分かると思いますが、とても素敵な小さなお店。「フィッシュ&チップスごときにこんなに出せないよ!」と思う人も多いだろうなと思える価格設定ですが、それでも私はこの一人でNotting Hillでおハイソなマダム達に混ざって、しかもイギリスのフィッシュ&チップスを食べている!というくだらない満足感で、非常に嬉しかったのです。そしてなにより、実際にこのフィッシュ&チップス、一般のものよりあっさりした食感でディルがたくさん入ったタルタルソースも絶品だし、人生の中で食べたフィッシュ&チップスの中で一番美味しかった、と断言できる味でした。


