日本に滞在中に家族で椿山荘に行く機会があったのですが、コロナ禍でのホテルの企業努力なのか、有名な日本庭園に、細かいミストを出す技術によって人口雲海を作ることができるイベントをやっていて、写真のような幻想的な景色が広がっていました。和のテイストに高層ビル群、テクノロジー生まれの雲海、という、あまりの折衷な雰囲気に、私の気持ちは微妙になりましたが、これはこれで美しいので純粋に楽しみました。
Continue reading “椿山荘の思い出”世界遺産なモデナと美味しい北イタリア料理
バンコクでも一緒に数年仕事をして、今もリモートで一緒に仕事をしているイタリア人のIがモデナに住んでいるので、9月にパルマに行った帰りに、近いのでモデナに寄ってIと一緒にランチをしたのがすごく楽しかったので書き留めておこうと思います。ちなみに「モデナ」はイタリア語にしては珍しく第一母音である「モ」の部分にアクセントがあります。分かりやすくカタカナで書くと「モーデナ」となります。上の写真は世界遺産であるグランデ広場。左側が大聖堂の側面で、塔が見えていますがそれも世界遺産のギルランディーナ。
Continue reading “世界遺産なモデナと美味しい北イタリア料理”イタリアでもラグビーに熱中
私のラグビー好きは今に始まった事ではなく(ここでもここでも明らか)、いつも良いプレイを探してオンライン上の動画で楽しんでいます。イタリアでもラグビーは少なくとも野球やバスケットボールよりはずっと盛んなのでテレビでもやることが多く、本当に嬉しいです。そして9月の末にラグビーの人気がローマよりもずっとあるイタリア北部のパルマに行った時に、同じくラグビーの好きなアルゼンチン人の友人と一緒にローカルのパルマのチームと南アフリカのチームの試合があったので観戦に行ってきました。
Continue reading “イタリアでもラグビーに熱中”フライトレーダーと嬉しかったこと
上の写真は先日ルクセンブルクに行った帰りにローマのフィウミチーノ空港に着陸してから撮影したものですが、ルクセンブルクに到着の日は、フライトの到着時刻が夜の10:30ごろの予定だったので、タクシーで親友のCの家まで行く予定にしてたんですね。ですがCが「そんなわけにはいかないよ!」と主張し、Cか旦那様のGのいずれかが車で迎えに来る、ということになっていました。ですから到着したらすぐに携帯をオンにして連絡を取れるようにしなきゃ、と思ってたんですね。ですから機体がタッチダウンした後に携帯を使って良いというアナウンスが流れてすぐ電波を受信しようとしたら、連続してこんな写真とテキストメッセージがGから来ていました。
Continue reading “フライトレーダーと嬉しかったこと”ルクセンブルク、フラワーギャングと犬のポピー
9月の半ばごろに、休暇で前回ローマに遊びにきてくれた親友のCとその家族が住んでいるルクセンブルクを訪れました。今ルクセンブル「ク」と書きましたが、私の姉も指摘してくれたんですが、どう考えてもルクセンブル「グ」ですよね。でも日本語だと正式に「ク」らしいです。なんだかモヤモヤしますが、私が思うに日本語は子音で終わる言葉が少ないこともあって、gなどで終わる単語に関してはどうしても母音に力が入ってしまいますよね。ですから日本語のカタカナ表記で「グ」にしてしまうと、普通の日本語的発音だとgooというような音になってしまい、英語だと「ルゥクセンブゥルゥグゥ」と聞こえてしまい、通じない可能性が出てしまいますよね。でもkに関しては、わざわざ「ク」をkooという風に発音するのに普段以上の力が必要になるので、割と力が抜け気味になって、音が小さく聞こえて英語風に言うと「ルクセンブォー(ク)」となって実際のLuxembourgの発音に近くなるのでは、という考察をしてみました。関係あるかないかわかりませんが、私は10代の頃から単語の真ん中に「ク」という言葉がある外来語(カタカナ)を発音するのがすごく苦手で「ネクタイ」とか「タクシー」とかは鬼門です。わざわざクを強調して「ネクゥタイ」「タクゥシー」のようにしないと発音できないので、友達からよく「言えないの?」と心配されていました。英語圏で暮らすとそれがいらないので個人的にすごく楽です。「ネッタイ」「タァッシー」で普通に通じます。なんだかものすごく脱線してしまいましたけど、ルクセンブルクは写真のように、お城(要塞)のある旧市街(ユネスコの世界遺産)が新市街から見ると谷のようになった低い位置にあります。
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