最近はドゥバイよりも開発がさかんでリッチな雰囲気が漂うと言われているアブダビにやってきました。写真はホテルの部屋にあったウェルカムスナック。アラブの甘いお菓子が並んでいます。
ナイトフライトでローマからドゥバイに飛んで、そこから車でホテルまで来ました。1時間ちょっとでアブダビに着きます。到着は朝の8時ごろ。それからチェックインしてしばらく休んだあと、世界保健機関の同僚とミーティング。さらにアブダビの食品安全関係の政府の人々と打ち合わせをして、それからランチ。ホテルからつながっているアブダビモールで買い物をして、ネイルサロンでフレンチマニキュアをしてもらって、それから夕方の6時から夜の9時半までさらにミーティング。そして今ロビーでクラブサンドイッチとビールで乾杯して部屋に戻ってきました。
明日は関係者のミーティングが1日続いて、本格的な国際会議は火曜日からです。日曜からせっせと働いてる!と自分で勝手に感動していたけれど、イスラムの世界では週末は木曜日と金曜日。日曜日は普通の平日なのです。そう、それと、今回ホテルの部屋の窓からの写真も撮りました。8階でいまいち景色が良いとまではいきませんが、開発がぐんぐん始まっているのが分かるかなと思います。ホテルはBeach Rotanaです。明日も頑張ります。
旧東ドイツの信号機・ペルガモン博物館
ベルリンの市内には旧東ドイツのデザインの歩行者信号がちょこちょこあって、そのカワイさに釘付けになります。青信号の方もかわいいんですが、私はこの赤信号が好きです。手前が旧東ドイツのもの、奥のが西ドイツ時代から使われていて統合されたもの。近年になって旧東ドイツのデザインが見直されてベルリン市内では手前のものが多くなってきているとか。
デザインそのものもかわいいといえばかわいいのですが、私が興味を持ったのはこの描かれた人自体が歩行者なのかどうなのかという点。元の体制時代を考えるともしかしてこれって交通警察官のような人が笛をピピーっと吹きながら歩行者を止めているイメージなのかしら?と思うんですよね。青の方はサクサク歩いている感じなので歩行者のような気もするんですけど。でももしこの赤信号の人が歩行者だとしたら、状況としては、うっかり青だと思って進もうとして、おっと!止まらなきゃ!と自分の勢いを手を広げて道の端でおっとっとと止めている感じなのかもしれないといろいろと想像したら楽しくなりました。
でもまぁ、交通警察でしょうね。かぶっている帽子がそんな感じです。青信号の歩いている方の帽子はジェントルマン風のものですけど、これは頭頂部が丸い感じ。
さて昨日は、ずっと行きたかったペルガモン博物館に行ってきました。英語のファビュラス(イタリア語だとファビュローソ)という言葉はこのためにあるんじゃないかと思うほど大袈裟に素晴らしかったです。見所は私としては大きくわけて3つ。ペルガモン(ゼウス)の大祭壇(紀元前2世紀)、ミレトゥスの市場門(紀元前2世紀)、そしてなんとすばらしいイシュタール門+行列通り(紀元前6世紀)。別に特に遺跡などに興味がない人でも、ベルリンに来たらこの博物館は訪れておいたほうがよさそうですね。とにかくとてつもなく古いのに、大きくて威圧感があり、それなのに細部の芸術も素晴らしくて感動します。イシュタール門の色彩、当時からものすごく斬新だったことでしょう。日本が縄文から弥生だった時にこんなものが、と思うだけで鳥肌がたちます。
夕方はこれまた行きたかった、ウィーン風のコーヒーハウスのチェーンである、カフェアインシュタインに行ってきました。イタリアなコーヒーとはまたちがうドイツ語圏のコーヒーは、私が思うに日本人の好みに近いと思います。イタリアのはかなりラテンで濃くて強い感じですよね。それもまたいいんですけどね。カフェアインシュタインはケーキも有名らしく、おいしいチーズケーキ(スフレタイプ)をいただいて感激しました。シンプルな焼き菓子の美味しさとチーズの美味しさが合わさったようなとても家庭的な味。ドイツはそういえばパンも独特で美味しいし、食文化は決して悪くないものがありますよね。あと数日ベルリン楽しみます。
ベルリン:ホテルの窓から
オランダからは水曜日の夜に帰り、ローマで数日過ごしたあと、土曜日の今日ドイツはベルリンまで飛んできました。今回は出張ではなく、休暇です。というのも、主人のAさんが日本からの出張でベルリンへ行くというので、同じヨーロッパに来るし私も慌ててフライトを予約してやってきたというわけです。
Aさんは成田からミュンヘン経由で長旅ですが、私はローマからの直行便でひとっとび。先にホテルにチェックインして今、Aさんの到着をわくわくしながら待っているところなのです。というわけで、明るいうちにホテルの窓の外をのぞいてみたら、突然目の前にこんな教会があったのでパチリととってみました。
出張だと到着してすぐ会議関係の人々と会ったり食事したりミーティングしたりプレゼンの最終調整をしたりいろいろと忙しくて部屋でゆったりする暇はないのですが、今回はこういうのはAさんの方なので私はのんびりした気分です。明日はバビロンな美術館に行けたらいいな、なんてお気楽なこと考えてます。
オランダから
すごくつまんない写真ですみません。ホテルの外が真っ暗なので今回は窓からではなくて窓を写してみました。出張でオランダに来てます。Noordwijkerhoutという発音できない街にいます。アムステルダムから車で30分程度のところ。近くにはチューリップ畑が広がっていてのどかなところです。春には観光客もたくさん来るらしいですよ。
仕事はマイコトキシンというカビ毒に関する国際会議。今回ひとつ特別セッションをやることにしたので気合いが入っています。私の個人的な感想ですが、私はこのカビ毒問題、特にとうもろこしのカビ毒問題は数ある食品安全の問題の中でも国際的には非常に重要度が高いと思っているんです。というのも、食糧供給が危うくなってきている昨今、カビ毒で失われているとうもろこし、ものすごく多いはずなんですが、もっとスキャンダラスなホットトピックの陰に隠れてしまっていまいちスポットライトが当たらない。しかもほとんどの先進国にとってとうもろこしは動物のエサである場合や、副食である場合が多いので、アフリカのたくさんの国ように主食として大量に食べている場合の影響を考える時にピンとこない。マイコトキシンのカビって、カビっぽくみえるところを取り除くと食べれそうに見えてしまうし、味もそこまで変わらないのでうっかり貧困国ではみなさん食べてしまうんですが(他に食べ物が無い場合なら特に)かなり高温度で長時間熱処理しないと毒はなくならないし、しかも恐ろしい事にこれって積もり積もってしまうと発がん性があるタイプの毒もあるんですよね(アフラトキシンなど)。じわじわと殺されてしまう。プラス、万一、超高濃度に入っていたりすると突然死したりもするのでさらに怖い。(注釈:これはすべてのカビのことではなくて、マイコトキシンと呼ばれるカビから発生するカビ毒の話ですので、カビが全部怖いわけではありません。確かにカビが生えたものは食べないほうがいいですけどね。)
というわけで、私は個人としてはこの問題は国際社会で十分に検討して優先度をあげてもらうべきだと思っています。もちろんBSEだとかO157だとかノロウィルスだとかサルモネラだとかコレラだとか、いろいろ食品安全の問題はたくさんありますが、カビ毒は影響を受ける人、死ぬ人のスケールが違う。しかも食糧供給に直接影響がある。しかも気候変動で地球の湿度が上がって温度も上がってしまうと、カビですからさすがに増えます。だから今後もっともっと重要になると思うんです。と、つい熱くなってしまいましたが明日からの会議頑張ってきます。
ヴィンテージクリスタルと美肌温泉
日本に一時帰国中です。週末に主人のAさんと那須に行ってきました。那須のご用邸の近くのおそばやさんでおいしい山菜(きのこ)の御膳+2色おそばをいただいたり、紅葉しかかった自然の中を散歩したり、温泉に入ったり。その温泉が、何が入っているのか知りませんが、1日中お肌つるつるになるような美肌温泉でかなり驚きです。行ったのは那須の大丸温泉旅館。かなり標高の高いところにある温泉で、川に沿って温泉が出ています。混浴でもバスタオル付きで入っていいので女性もグリーンのバスタオルを借りてどんどん露天に出て行きます。が、私は最上流にある女性だけの露天で楽しみました。私が入ったときは何故か誰も入っておらず、ひとりじめで超満喫できました。
ところで那須はやっぱりバブルの時の脱サラビジネスのようなイメージのお店がたくさんあって軽井沢や日光のような雰囲気になっていますが、唯一気に入ったのはエミールガレ美術館。ヨーロッパによくあるような、ちょっとした教会や修道院を改築したような作りになっていて、個人所有のコレクションが並べてあります。もともとガラス芸術は大好きなので、ちょっと高めの入館料も払って入ったのですが想像以上に良かったです。「もの言う花瓶」で有名な詩入りのさまざまなガレの花器ですが、今のフランスになかなかないようなアールヌーヴォーな文字で書かれていて素敵。パリのメトロの入り口のMetroの文字っぽいと言えば分かっていただける方もいるのではないかしら。
ところでそこのショップでひとめ惚れしたのが、ヴィンテージスワロフスキー。実はイタリアでは密かにブームで、いろいろなクリスタル屋さんにちょこちょこあって見たりしていたんですが、だいたい2センチくらいのひとつぶが300ユーロから500ユーロ程度。でも日本では安いんですねぇ。需要がないのでしょうか。裏側にミラーマスクがしてある状態の不規則なカットの約100年前のダニエル・スワロフスキーがいくつかころころと転がっていました。このころの大量生産のスワロフスキーは価値がピンキリでひとつぶ100円くらいからあるんですが、私が探し出したものはイタリアでは確実に500ユーロはするもの。それに小さなリングを施してもらってペンダントヘッドにして2つぶ買いました。古いものなので傷もあるんですが、それもまた良しということで、普段使いのアクセサリーにしようと思います。どちらも2センチ程度の大粒です。他にもネックレスなどありましたが、本当に価値はバラバラで、アンティーク物というものは、「掘り出して」いく努力と、「ひとめ惚れ」の力が必要だと思います。自分がハっとしたものはそれ自身に絶対的あるいは相対的な価値があってもなくても、結局自分にとって大事なものになるに違いないのです。
帰りには那須のお土産ナンバー1で天皇陛下の那須御用邸用命という、扇屋さんの「御用饅頭」と「みそきん」という味噌入りきんつばを買ってかえりました。楽しい那須旅行でした。週末だったので高速1000円だったしね!
