幸せ朝フォー。

Hanoiまた出張中です。今回はヴェトナムはハノイに来ています。土曜日の朝7時にリオからの便でローマのフィウミチーノ空港に到着したばかりというのに、翌朝の8時半にはまた同じ空港に。しかも、今回のターミナル1の混雑が半端ではありません。私はいつもできるならば家でオンラインチェックインをして行くのが普通なんですが、この日は何故か、ローマからパリまでの最初のチェックインはできるのに、パリからハノイのチェックインができなかったので並ぶ必要があったんですね。オンラインチェックインが出来なかった時点で、これはあやしいと思って、荷物を最小限にしてキャリーオンだけで出かけることにしたんですがそれが大正解。ローマでは全てのスカイチーム(アリタリア、KLM、エールフランスなど)が大渋滞を起こしていました。それでもなんとかゲート近くでやっと全ての搭乗券を手に入れて飛行機にのったものの、なかなか離陸しません。結果、パリに到着したのは私の次の便の搭乗時刻をすでに15分ほど過ぎていました。シャルルドゴール空港をご存知の方なら分かると思いますが、シェンゲン国から来てシェンゲン外の国に行く場合、まずターミナルを出る必要があります。そしてターミナル2Fから2Eまで走る走る、そしてパスポートコントロールと荷物検査を経てやっとゲートへ。肩で息をしながら全身汗をかきながらなんとか間に合って飛行機にのれました。良かった。
そしてハノイに到着したのが今日の朝の6時半。今日がいったい何月何日の何曜日なのか全く分かりません。あ、大げさに書きました。8月というのは分かっています。そして空港からタクシーにのってホテルに到着したら、運転手さんが「36万ドンです」といいます。36万(360,000)!とびっくりしてこれは普通なのかぼられているのかとぼんやりした頭で考えられなくなってしまい、思わずお迎えに出てくれたホテルのベルボーイくんに、「これってUSドルでいくら」と聞くと「17ドルくらいです」と教えてもらってのでほっとしました。どうやら普通のお値段だったようです。
それからチェックインして「とりあえずお腹すいているだろうから朝食はいかがですか」と案内されたすごくキレイなレストランへ。そしてとりあえず注文したのが写真のフォー。ベトナムに来たら毎朝、食べよう!と心に決めていたフォーです。朝フォー。魚醤もたっぷりいれて美味しい本場の朝フォーに疲れもすっかり飛んで、嬉しい気持ちになったので食べ物って不思議ですね。ベトナムはタイと違って唐辛子はあまり使わないこともあってフレッシュなハーブやライムの味がさわやかです。
さて今回の出張はいつもの会議参加などではないのでちょっとだけいつもよりタフになることが予想されます。病気や怪我にいつも以上に気をつけて頑張ってきます。

ベトナムに癒されました

いつもよりちょっと長かった出張も終わって無事にローマに昨日帰ってきました。今回はいろいろと順調で体調も万全だったこともあって仕事も思った以上にキチンと出来た気がして自己満足です。

部屋に帰って来てスーツケースの片付けもせずに、とりあえずシャワーをしたあと、ハノイで買ってきたジャスミンティーの500gパックを開けると、まぎれもないベトナムのなんともいえない街角の香りやさまざまなハーブが混じった香りがふわっとして、たった数日しかいなかったハノイがすごく懐かしくなりました。写真はハノイの中心地のちょっと奥に入ったところにあったカフェでとったもので、ここにしばらく座ってマンゴージュースを飲みながら街の様子や人々の様子を眺めました。写真でも分かるように町の中は混沌としていてまだ改善されるべき点もたくさんあり、国際的な援助も必要なベトナムですが人々の笑顔と前向きな姿勢と、そして美味しいベトナムのお料理があまりに衝撃的で忘れられません。このジャスミンティーも日本で50グラム600円で買うようなジャスミンティーとは、癒し度が全く違います。イタリアの硬いお水ですらまろやかに感じるほどです。

いつも出張で全く違う環境を転々とするのは慣れているはずなのに、そしてなにより、4カ国を訪れた今回の出張の中のたった数日の滞在で、しかも仕事ばっかりでベトナムの表面をちらっと見ただけにすぎないのに、今回はハノイを離れる時に後ろ髪をかなり引かれました。今日からまたいつものようにローマでお仕事というのがちょっと信じられないくらいです。今度はゆっくり訪れて、またあのジャスミンティーに癒されながら、深い部分までもっと知りたいと思わせられるベトナムでした。ホーチミンシティはまた違った雰囲気と魅力があるそうです。さらに興味深いベトナムです。

きゅうり畑

ワークショップ恒例のフィールドトリップに行ってきました。今日行ってきたのはハノイのある県のとなりの県にある30ヘクタールのきゅうり畑。写真の自転車にかかっている帽子をみなさんかぶってせっせと仕事してらっしゃいました。

いつも野菜果物の食品安全についての仕事をするときはかならずフィールドトリップで農家を訪れたりパッキングハウスを訪れたりするのですが、これが本当に実は勉強になるのでおもしろいのです。自分ではいろいろ知っているつもりでも、実際目でみて、人がやっているのを見ないとピンとこないことって多いんですよね。フィールドトリップから帰ってきてから疲れていたのですがVIP達が集まったのでこれからのプロジェクトについてミーティング。ベトナムで良いプロジェクトができればいいなといつも思っていたのでこうしてついにこの日が来て嬉しいです。そのあと、”Sen”(「蓮」の意味)という名前の巨大な素敵なレストランに連れていっていただき、夢のような夕食をいただきました。とても良かった。目の前でいろいろとつくってくれるバフェスタイル。デザートもなにもかも最高でした。

明日の日曜日はお休みの予定だったのですが、とても素晴らしいカウンターパートがシルク村に連れていってくれるというのでかなりわくわくしています。そして月曜日に最後の日の仕事を終えたらローマに飛びます。まだあと丸2日ありますがハノイを十分楽しんで帰りたいと思います。

ハノイに来ています

私の出張もだんだん終わりが見えてきてほっとしかけていますが、昨夜ヴェトナムはハノイに到着しました。ここでは食品安全に関するワークショップを行うのですが、実はワークショップは既に始まっており、今日は3日目。今日1時間、月曜日にもう1時間の講義をする予定で用意してきたのですが、今回一緒に仕事をする地域事務所の同僚が、「通訳は同時じゃないから倍時間がかかるよ」と教えてくれたので急遽短縮しようとしているところです。

写真は昨夜カウンターパートのディレクターに連れていっていただいた、ハノイの湖をキレイに見る事ができる美しいレストラン。伝統芸能もあっていて観光客もたくさんでしたがリッチそうな地元の人も結構いました。美味しかったし楽しかったです。仕事がんばりまーす。