昨日の午前中にローマに帰ってきました。ウガンダでは充実したワークショップをやることができてかなり満足です。遺伝子組み換え技術についてのワークショップだったのですが、ウガンダでは最近これを受け入れる体制が整って、なんと科学技術開発すら行うところなので、この世界ではわりと注目を集めているのです(ケニアも同じく)。最後の日には私のアメリカの恩師のVからメールがきて、偶然にもそのウガンダで遺伝子組み換え技術開発が行われるというニュースの記事を転送してくれていて「この記事を読みながら今頃あなたは何をしているかしらとJ(ご主人)と話したところよ」と書いてあったので、やっとインターネットがつながった空港から「なんと今私はそのウガンダのエンテベ空港にいます!どこからか私を見てたんですか!?」というメールの返信を書きました。
ウガンダでは首都のカンパラに最初の数日間は滞在し、その後Mbarara(バララ)というところに移動したのですが、その移動中にこの赤道ラインを通って嬉しかったのでドライバーさんにお願いして止まってもらって写真をとりました。このドライバーさんもとても素敵な人で、一緒に写真をとろうよ、と誘うと恥ずかしそうに一緒に微笑んで写ってくれました。ちなみにこの白いサークルの下に黒い線が書いてあるのが分かると思いますが、その手前側が北半球で、奥が南半球です。ドライバーさんと一緒の写真もFlickrに載せたので、友達家族登録している人はぜひ写真をクリックして見てみてくださいね。
でも赤道直下といってもそんな灼熱といった雰囲気ではありませんでしたよ。ウガンダはアフリカの中でも天候や地形に恵まれているところで、大きなビクトリア湖があるので雨も豊富に降るし、ベジテーションエリアも広大でバナナの木が木の森がそれこそ気が遠くなるほどたくさんあります。バナナだらけ。バナナ好きな私に取っては天国のようです。気候も年間を通してあまり変わることはないということで、日本の夏よりもちょっと涼しいくらいの毎日でした。雨が降るので一日に何度かはぐっと涼しくなるし、とても過ごしやすかったですよ。今まで行った東アフリカ(英語圏)の国の中では一番好きでした。